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フォードとテイラーから生み出されるのは、‟過去の遺物”の経営理論か??

おはようございます!

新しい習慣を体に入れるためには、現在のAuto化した活動に対して、1日20回以上のツッコミと修正を2週間続けると良いということを読み、壮大さを感じる今日この頃です。

#習慣力


さて、今日も読書メモの回です。

「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」


前回は、チーミングにおけるリーダーの姿勢の重要性を確認しました。それが組織学習の原動力となるためでもあります。

ですが、実効性がとても難しくなっているのは、組織における専門分野が多様化していることに依存しているとも。


今回からは、まず、その組織について深めて観ていきましょう。



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「実行をするための組織作り」とは?

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産業革命以降、社会秩序やそれまでの社会システムは崩壊を迎えたとされています。それを再定義したのが、‟ヘンリー・フォード”に代表される「組み立てライン」です。

従業員の業務に対する高いレベルでの管理的統制を掛けることにより、Top Downのマネジメントが行き届くようになったのです。


そこに、手を加えたのが、‟テイラー”です。

「科学的管理法」を見出し、細かい反復作業への分割を行い、マネジメントがさらに管理しやすくしたのです。

そのため、企業実績とは、適切に計画された実行プログラム(個人の仕事)の累積的な結果であると捉えられています。



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フォード×テイラーの経営理論

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効率性と生産性への過度な集中は、2つのことを生み出しました。

① 専門的な経営者の需要

② 労働者の管理/評価システムの浸透


この際、労働者の不安(物質的恩恵を受けられなくなる)は度外視され、構築されています。

労働環境(物理的/精神的)が劣悪であっても、個人の価値は企業への貢献度によって測られるため、改善は上記の生み出した2つを改めることによってのみ行われています。

ですが、このシステムが富を生み出したのも事実ではあります。



これらは、過去の遺物であったのでしょうか。

どちらも、工場における管理システムであると捉えると、僕たちの所属する組織には遠く感じるかもしれません。

しかし、本質的な管理方法や理論を考えると、現在あるあらゆる企業文化にも通じるものがあるのではないでしょうか。


「不安」を孕んだ経営理論上に、同様に成立をしているからこそ、不安を基にした疾患や自殺などは絶えることはないと著者は指摘をしてます。



明日は、ここからさらに、もう一つの実例「GM社」を基に、組織を深めて観ていきたいと思います。


僕たちが目指すべき21世紀以降の組織はどのような形であるべきなのか?

それは、チーム力を向上させるだけではなく、それ以上の効果を生み出すものであるのか?


疑問は尽きませんが、とても面白い切り口です。



今日も学んだー!!

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム

講内 源太


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