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現状維持・改善が得意な人は、部下や組織を導けるのか??

おはようございます。

『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み(著:古野俊幸)』の読書メモです。

今回からは、先天的因子とも言われる「保全性」と「拡散性」に関して、どのようなリーダー像を描いていけばよいのかを観ていきましょう。


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夢は必ず叶うと想い、突き進んでいく「拡散性」。

夢は必ず叶うとも言えない「保全性」。


特に、「拡散性」と比較して、「保全性」の因子が自信を付けて、リーダーになるためにはどのように思考を働かせていけばよいのでしょうか。


「保全性」の自信のなさは、生まれ持った気質とも言えます。

観方を変えると、維持しながら積み上げる力なのです。今は自信がなくても、経験をしていくことで‟自信がある人”へと変貌をしていくことができるのです。


『宇宙兄弟』では、ムッタとヒビトの比較がとてもわかりやすいかもしれません。


‟ムッタの成長に欠かせなかったものは何でしょうか??”


「保全性」の自信のなさの裏にある感情は、‟できないと思われたくない”というものです。無能さという形で露呈するのを恐れているのです。この感情は拡散性にはありませんn。


「保全性」は一歩踏み出せませんが、一歩踏み出してからは‟できるようになる”までは努力を続けるのです。努力家とも称されるように、事前の準備から‟やり切った感”が大切で、それが自信となるのです。

出来たという成功体験が何よりも重要なのです。


それに対して、「拡散性」は努力という言葉がありません。

失敗をしても、自分の好きなもの、興味のあるもの対して、何度でも挑戦をし続けていきます。


では、「保全性」の努力の方向性はどういったものが良いのでしょうか??


何度も出てきているように、広く浅くではなく、専門領域において‟誰にも負けない”知識の体系化です。

体系化とは、言語×語源×周辺情報を多面的にインプットするように、物事を理解する段階から、使える知識へと昇華をしていく作業です。


この成功パターンから、勝ちパターンが生まれたときに自信が生まれます。勝ちパターンは、先が少し見返せるようになったときに、そう感じるのです。

「できること」が「好きなこと」になり、何度でも挑戦することができ、スキルアップしていくのです。

この勝ちパターンが一度でも見つかった人は、「今はできなくても頑張れば絶対に出来る」と信じることができるのです。


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保全性という現状維持、改善が一番得意とするものが、どのようにリーダーへと結びついていくのか、努力の方向性が観えてきました。

次回は、ムッタとヒビトのエピソードから振り返ってみたいと思います。

今日も学んだーーー!!!

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

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講内 源太

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