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見直すべきは、‟努力の方向性”?! がむしゃらではなく、『原理原則』を。

おはようございます!
今週も半分を過ぎようとしているのに、何が終わって、何が残っているのかいまいち整理できていない今日この頃です。
#何をやる
#まったり時間
#とりあえずやろ

さて、今日も読書メモの回です。

「エフォートレス思考 ―努力を最小化して成果を最大化する― (著:グレッグ・マキューン/訳:高橋璃子)」

前回まで、エフォートレスな行動を取るために、必要な要素を学びました。
Define・Start・Simply・Progress・Paceでした。
今回はエフォートレスな行動をさらにワンランク上げる、仕組み化を学び、より日常生活へ取り込めるようにしましょう。

エフォートレスな仕組みとはどういったものなのか。

今、取り組んでいることは、一つの行動で一つの成果を得る直線的なものであるのか。それとも、利息を積み重ねるように成果が増える累積的なものなのか。
エフォートレスな仕組みとは後者を指します。てこの原理のように、小さな努力次第で、良くも悪くも大きな成果を得ることが出来るのです。

良い成果を得るために、そのポイントを学びましょう。本日はその前編です。


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〈Learn〉

忙しく加速する毎日において、頭を使うことを惜しみ、手軽な解決策を人間は求めます。それは、目の前への対処法であり、直線的な方法でもあります。

その中で、学ぶべきものとは何か。

普遍的、且つ、永続的なもの。つまり、『原理原則』を学ぶのです。これこそ、累積的な成果を生み出すのです。

‟原理を無視して、方法に飛びつく人は必ず困難に陥る(ハリントン・エマーソン:マネジメント理論第一人者)”

正しいことを一度だけ学ぶことに、事前に投資をすることにより、エフォートレス化をするのです。
例えば、科学雑誌「Discover」の巻末インタビュー(全144冊分)を分析すると、3つの項目に分けられます。無機物の宇宙、生物学、人類の歴史です。この3項目それぞれに、原理原則が存在をしているのです。

・無機物の宇宙:運動の第3の法則
・生物学:「猫のしっぽをつかむものは必ず引っかかれる」法則
・人類の歴史:「鏡像作用(人は自分が与えたものを得る)」法則

原理原則は知識の樹のようなもので、基礎となる幹や大きな枝を理解することで、枝葉をつなぎ留め、つなげ、成長をさせることが出来るのです。
それは、他の人から学ぶことから始まり、自分だけの知識を伸ばしていく順に成長へつながることを指します。

有用なものは自分の専門外から入ってきます。
例えば、読書はこの世で最もレバレッジが高い活動でもあります。
その効果を得るためには、以下の3点を意識しましょう。
① リンディ効果を利用:古典から優先的に読む
② 吸収するために読む:心から没頭をする
③ エッセンスを抜き出す:1冊の読書に対して、1ページ10分でまとめる

その上で、誰もやっていないことを極めるのです。
みんながやっていることをうまくよりも、やっていないことをそこそこの方が、価値は向上します。人もチャンスも集まってくるのです。
時間と努力を投資し、独自の知識を得ることが出来れば、一生にわたりチャンスを引き寄せることが出来るのです。


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〈Lift〉

一番シンプルに伝えることが、エフォートレス化をより強化していきます。
そのために、以下の3点を意識しましょう。

① ストーリーを語る
人の記憶に残り、良くできたものは何千年も生き続けられます。

② 人に教える
自分の言葉で説明をするために、根本的なロジックを意識しましょう。教えて初めて理解するのです。

③ セサミストリートの法則
全てを教えようとすると、何も教えられなくなります。
わかりやすいだけではなく、誤解されにくいものであることや、理解しやすく復唱しやすいストレートなメッセージを意識しましょう。


とりあえず頑張ろうとすると、努力の方向性が様々な方向に向き、優先順位などがあっても、見失いがちになります。
現在ある課題の分析を冷静に行い、共通項として生じていることは何か、それを解決する原理原則は何か。
その上で、それを実装するために、「伝え方」の技術を学ぶというのは、よりわかりやすいかもしれません。

読書は最良だと僕自身も感じています。
良いよね。

今日も学んだー!!
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム
講内 源太

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