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世界に、日本が魅せる‟ロケット(スーパーカブ)”のチカラ

おはようございます!

今週の雨はどうやら、梅雨の走りのようです。肌寒い日が続きますが、僕は衣替えをしまったので、長袖類がなく厳しい6月を迎えそうです。

半袖半ズボンという、小学生並みの元気いっぱいな姿で、今日も通勤含めて頑張っていこうと思います。


未来のロケットの意味はどこか?

『ゼロからはじめる力 ー空想を現実化する僕らの方法ー(著:堀江貴文)』

ロケットであるからには、宇宙に到達しなければなりません。では、どこからが宇宙なのでしょうか??

信じられないことに、気象学や航空学においても定義はされていないとのことです(一応、国際的に100㎞という共通認識)。この、100㎞を目指し、観測ロケットとしての勝負がこれから行える範囲となり、また地上に戻る弾道飛行用ロケットとなれば、衛星が可能になるというプロセスです。

ロケットの操作を含めて、‟MOMO”を含めて、1機1機実証を繰り返しながら、着実に、ノウハウが蓄積されているようです。ロケットは‟スーパーカブ”のような「運送業」とするためには、市場が大きくならなければなりません。

‟顧客が増える=おバカな利用法が増える”

ポイントとなるのは、2つを抑え、ライトユーザーを多く確保することです。

1.期日に確実に打ちあがって、成功をすること

2.打ち上げ回数が多くて、思い立ったらすぐに搭載できること

そのためには、4つの条件を満たすことが必要になります。

①ペイロードに優しい環境を提供

②安いこと

③頻繁に打ち上げができること

④絶対確実に打ちあがること

4つを満たす方法論の選択として、‟性能の低さ”があります。部品の調達から、自社工場での密な連携含めて、目的へ到達するための戦略ということですね。

現在進めている『ZERO』は、ロケットをインフラにすることを目的にしています。将来を考えると、ロケットをプリウスくらいの生産&販売にすることが、日本を救うことにつながると述べられています。


日本を救う??

『シン・二ホン』でも見たように、‟スケールゲーム”からのゲームチェンジに乗れず、負け続けた日本。堀江さんはどのような未来を描いているのでしょうか?

テスラが創立16年で、世界第2位の自動車メーカーになりました。電気自動車というのは、どれほどすごいものなのでしょうか?

実は、1830年代にすでに試作が始まっていました。ですが、中々日の目を観ることがなかったのには大きな欠点がありました。電池が大きく、エネルギーが生み出せないということです。

ですので、今日まで、内焼機関の研究を続け、今日の日本の自動車産業があります。2019年は、TOYOTAも歴代最高売り上げを達成するなど、実績も十分です。

少し異変を感じたのは、2020年、豊田社長の年始の挨拶でしょうか。堀江さんの本にも載っていますが、明らかに違和感を覚えたのを感じています。おそらく、自動車産業のゲームチェンジを真っ先に感じていたのでしょう。

何がそうさせたのか??

スマホやPCにも使われるようになった、‟リチウムイオン電池”です。これらで、電動モーターを回すと80-90%のエネルギー効率(内焼機関:40%程度)となります。

つまり、既存の技術開発で得てきたアドバンテージを失います。

また、電動モーターには、複雑かつ膨大なノウハウは必要なく、AI×データでこれからも進化し、制御もしやすくなるという……既存の大手メーカーのみならず、多くの部品を作られているメーカー含めて、大量の雇用の喪失につながると堀江さんは指摘しています。


ここまでみると、スケールゲームで負け、フェーズ2~3に移行できるか?という今の日本の姿を、大手企業からも読み取ることができます。TOYOTAは現在、静岡工場跡地でスマートモビリティの街づくりを始めるとのことです。

面白い事例ではあり、地方活性の一助になるといいとは思います……『風の谷』の構築する1つのアイディアになるといいですね。


明日で、これも読み終わってしまう……次は何を読もうか??


ではでは、今日もドキドキするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

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講内 源太


追伸

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