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同人誌を国立国会図書館に納本した話(窓口持ち込み編)

経緯

先日、お世話になっている「彩ふ読書会」で、創作小説や読書にまつわるコラムを集めた同人誌を作成しました。自分もコラムをひとつ寄稿させてもらい、完成した同人誌は文学フリマ東京にて頒布しています。

去年も同様に同人誌を作成しており、その時は郵送で納本を行いました。今回は国会図書館の近くに行く機会があったため、窓口で納本しました。その時の手順を、備忘として記事に残しておきます。

納本制度についてかんたんに説明すると、日本で作成された本は、文化の保存のため、基本的に国会図書館に納本する義務があります。同人誌も同様です。納本制度の趣旨や、前回に行った郵送での納本手順は以前に別記事にまとめているのでよければご覧ください。

持参or郵送を選ぶ

下記Q&Aの通り、納本は持参or郵送が基本になります。郵送は前回やったので、今回は持参です。

Q3:どのように納めればよいですか?
A3:当館までご持参またはご送付ください。
ご持参いただく場合は、東京本館西口から入り、西側1階の納本カウンターまでお越しください。(取扱時間:月~金 9時~17時45分 祝日・年末年始を除く。)
ご送付いただく場合は、郵送または宅配便等の方法によりお送りください。着払いではお受けしておりませんので、ご注意ください。
無償でご寄贈いただいた場合には、ご要望に応じ受領書を送付いたします。受領書を希望する旨と送付先を記入したメモを添えてください。

https://www.ndl.go.jp/jp/collect/deposit/qa05.html

アクセスはこちら。

余談ですが、自宅から国会図書館まで乗り換えなしで行けることに今回初めて気が付きました…。もっと利用しても良いのかも。

納本までの手順

今回は納本なので、通常の利用者入り口ではなく、通用口(西口)へ。

通用口に入ってすぐ受付をしました。氏名、来館目的(納本)、入館時刻などを記入すると、守衛さんに来館者用のピンバッジがもらえます。それを服に付けて奥へ。

国内資料課の「納本受付」と書いてある部屋に入ると、納本用の受付があり、そこで納本の手続きをしました。と言っても、日付、氏名、連絡先、納本する本のタイトル、冊数などかんたんな必要事項を記載するだけです。

受付の職員さんに、去年にも一度納本をさせてもらっている旨を伝えたところ、必要最小限の説明のみでスムーズに手続きが進みました。最後に複写式の受領書が貰えました。(字が汚く恐縮です…)

約1ヶ月後には、国会図書館のデータベースで検索が可能になるそうです。前回納本した同人誌はこんな感じで登録されていました。

今回の同人誌も、登録されたらその旨をこの記事に追記したいと思います。

(1/23追記)
国会図書館のデータベースに登録されていました。納本の一連の作業はこれで完了ですね。


まとめ

2度目の納本でした。前回の記事を参考にしたので、今回はほとんど調べる手間もなかった印象です。雑でも良いので記録を残しておくのは大事なことだなと。

参考にした記事

同人誌の納本について、以下のサイトを参考にさせてもらいました。先人たちに感謝です。


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