ジムトレは認知行動療法でもあった

今日劇的に気付いたので紹介します。


僕はよく整体に行くのですが、そこの新しいトレーナーさんとの会話。

ぼく「僕もう7年ジム通ってて……もともと運動嫌いなんですけどね、てか今も。笑」
トレ「えw それ運動嫌いの人のムーブじゃないですよw」
僕「や嫌いですねw いっつも、やれやれって思いながら通ってますw」

やれやれと思いつつ、最近ではジムの頻度を上げ、先週も今週も週5でジムに通っている(というか先週は週6)。
この行動だけ見ると、確かにめちゃくちゃ運動大好き人間じゃないとしない行動だ。内心は別として。


そう、認知行動療法の本質は実はここにあるのだ。
認知と行動は、密接に関わっていて、しかも相互に影響を及ぼし合っている(より厳密には、身体と感情とを合わせた4要素が関わり合っている)。
認知行動療法の一環として、行動にアプローチして間接的に認知に働きかけようという手法がある。
凝り固まってしまった認知を変えることは難しいが、行動を変えることはそれと比べると容易なので、そっちから着手しようというものだ。

この観点でいくと、
「僕は運動嫌いだ」「運動は必要悪。やらなくていいなら極力やりたくない」
という揺るぎない強い認知に対して、
"週5でジムに通う"
という矛盾するかのような行動を取っているという事実があり、これは行動変容に該当する。

このままいくと、
「あれ……オレってもしかしてこれ……スキ??」
という、恋愛漫画みたいな展開が来るかもしれない。笑

本音を言うと、運動はイヤだけども、それ以上にお腹が出たりだらしない体型になることの方がイヤなので、天秤方式で通っているのだが、
自分でも知らなかった自分の側面を知ることが最近けっこうあるのも実感しているので、全然あり得なくはないと思っている。

マァ、運動好きでも嫌いでも、どっちでも誰にも迷惑かけないし自分のストレスでもないが、認知行動療法としての成功体験の小さな積み重ねが出来るのであれば思ってもないボーナスだ。

いい気付きをありがとう、トレーナーさん、そして認知行動療法の先生とメンバー。


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