久々に顔を出したインナーチャイルド ~⑧魂の声整理~

僕はAC(アダルトチルドレン)です。

ここ数年なりをひそめていたインナーチャイルドが、久々に顔を出しているので、結構な日数をかけて向き合っています。

まずは、顔を出したインナーチャイルドの声をひたすらうんうんと聞き、泥臭く雑多に書き出しました。

具体的には、僕が姉に対して言いたいけど抑圧していたことがボンボン出てきています。

今回は、自分の感情はこうなんだなというまとめです。



姉に対するこの感情、嫌いってやつだ。

何が嫌いなんだろうか?


結局は、親の独り占めが許せないんだろう。

いや、許せないというほどではない気もする。

独り占めそのものではなくて、「色々してもらって当然」みたいな態度が気に食わないのかもしれない。

もっと言うと、その態度をいつまでも変化させる気が一切ないところが嫌なんだろう。

つまり、特権をいつまでも手放す気がないのだ(そしておそらく特権と思ってすらいない)。



僕自身、この5年間で物事の考え方が劇的に変わって、心は圧倒的に軽くなった。

色んな執着を捨ててきた。

だからこそ、それを出来ない人、変化を思考停止で拒む人に嫌悪感があるのかもしれない。

仕事でも何でも、何かをやってみて上手くいかなければ、やり方が適切だったかどうかチェックし、必要があればやり方を変える"試行錯誤"が人生のあらゆる場面で必須だと僕は思う。


そう考えると、仕事のこととなると上手く試行錯誤が出来なくなる(その結果としてメンタルを病んで休職することになった)自分自身を、未だ受容できていないのかもしれない。


問題の根っこは共通しているものだなぁ。

しかし、同質の問題だとすれば、対策も参考にできるはず


仕事を効率よく進められないことを開き直るのは少々間違っている気がするので、別の例を考えてみる。

日頃からこの国の風潮に憂えていることがある。

とことん変化を嫌い、残業や満員電車などの変えるべき悪しき習慣を全力必死で守り、守るべき伝統や文化が失われる一方なのが、たまらなく情けなく、絶望している。

絶望はしているが、それをどうこうしようとはもう思っていない(つもり)。

いつでも海外に移住してもいいと思って暮らしている。

つまり断捨離する覚悟だ。


であるならば、姉のことも、僕がいかに心から"諦められるか"がポイントになってくるはずだ。

変化を望んでいない人に、無理やり変化をもたらそうとしても意味がない

人が他者に出来ることは、せいぜいきっかけを与えることぐらいだ。

「外から見ると、それは"変化すべき状況"にあると思いますよ」と言っても変化しない決心をし続ける、あるいは気付けない、気付いてしまうことすら拒絶する人を相手に、他者が出来ることは"諦める"ことだけだ。


あとは、どう諦めるかだけの問題だ。

頂いたサポートは、僕のプロテイン代となり、文字通り血となり肉となります。 そうやってエネルギーを充足させられれば、きっとよりよい連載が続けられる気がします。