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オンラインだとコミュニケーション不足になる・・は本当か?

マスクの着用が任意となり、最近はマスクをしていない人が増えてきました。久しぶりに人の顔が見える世界になってきて 喜びもあるけれど・・
通勤電車の混雑ぶりは この3年以上の習慣で、簡単に気持ちがついていかない。

コロナパンデミックで 急に進行したリモートワークが、収束になるにつれ、元に戻ってきているようです。特に中小企業は、経営陣の鶴の一声で。

「やっぱり 膝付き合わせないとね」
「直接会わないとわからないよね」

こういう上司は リモートじゃなくても 元々コミュニケーションは取れてない。
飲みにケーションが仕事のコミュニケーションだと勘違いしてしまっている残念な人。

コロナパンデミックで 人々の生活が大きく変わりました。私たちは、人と触れあうことでウィルスが広がる危険性があることを知り、マスクをすることで多少なりとも防御できること、手洗いうがいの効果を知りました。

生活だけではありません。価値観も大きく変わりました。
長く職場にいることが人生のすべてじゃない。
仕事 = 我慢の人生 ではなく、仕事は 自分の人生の中の一遍。 リモート勤務ができる世の中になったことで、私生活をいきいき楽しむ、家族と楽しむ、自然の多い場所に住む、趣味を見つけて 人生を楽しむ、そんな生き方を選択することも可能になりました。

コロナが収束してきたから、、と元に戻って満員電車で社員を通わせる企業も増えてきました。
せっかく コロナでこれだけ世の中が変わったのに またもとに戻ろうとしている。。 

人は変化することが苦手です。 でも歴史は教えてくれています。
自然災害、世界中に猛威を振るう病気、人が起こす戦争、、地球ができてからずっと繰り返してきた事実。
そして その変化に対応できた人だけが 最後は残る。
変化を恐れず、経験した事実から学んで、最適な生き方を選択していく勇気は必要。

「オンラインじゃ コミュニケーションとれないよね!」

いやいや そしたら 宇宙ステーションは地球にいる人と交信しながら仕事している事実は どう説明しますか? 

地球の外にいても 同じ目的 一緒に頑張りたい気持ち それがあれば どんなに遠くにいても 大抵のコミュニケーションは可能です。

ようはやる気が あるか 無いか  それだけです。

対面じゃないとコミュニケーションできない、と言っている人は 対面でもコミュニケーションできていないのです。

宇宙にいる仲間が無事地球に帰還できるよう 本気で最善を尽くす、
そんな意識で臨めば、相手がどこにいようが コミュニケーションは可能です。

パンデミックになろうとも、自然災害で通勤できない事態になったとしても、後手後手の施策をとらなくても 対応できる組織は 生き残る能力が高い組織 だと言えます。

少子化による人材不足、AIの進化による既存の仕事がなくなる不安、様々な社会問題に対して、変化に対応する柔軟性が必要です。



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