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戦争の反対語は?

G7が広島で実施されたことで 改めて「戦争」を考える機会ができました。

私自身も昨年 30年以上ぶりに広島平和祈念資料館や原爆ドームなどを見学してきて、今のウクライナの悲惨な状況にも思いをはせながら 辛い事実を目に焼き付けてきましたから、今回主要国のリーダーが広島を訪れることで 「戦争」について 改めてどれだけの被害になるのか、考え直してほしい、と思うところです。

ところで「戦争」の反対語って何だろう、と思い、調べてみました。
一般的に考えると

「戦争」 ⇔ 「平和」  と思うところですが、他にもこれだけ出てきました。

「戦争」 ⇔ 「対話」
「戦争」 ⇔ 「和睦」
「戦争」 ⇔ 「妥協」

「戦争」⇔「平和」と子供の頃から なんとなく思い込んでいたけれど、よく考えると 反対語とするのは ちょっと違うと感じるのです。
それは、「戦争」というのは <手段>、「平和」というのは <状況> ですね。
だから対比すること自体が そぐわないから、なのかな、と。

そうなると「戦争」という行為に対しての反対語は 「対話」という行動 「和睦」という争いを辞めて仲直りする行動、「妥協」という双方が譲り合い、ひとつにまとめる、ということ。
こちらのほうが 対比としては 納得感があると思うのです。

いずれの場合も 武器をもって攻撃する、ということは言っていません。
共通するのは その部分。

#仲直りすることを目的として  お互いの思いを話し合うこと

これを実現させるためには どうしたらいいのだろう。。
実際に目の前で 家が壊されて、家族が殺されている人達に「話し合って・・」というのはあまりに現実離れしていることは言わずもがなです。

G7は核兵器廃絶を合意しているけれど、 その「核兵器廃絶」の接頭語には
<私の国以外はね> という言葉がつくのでしょうか。

そうしないと 自国を守れない、国民の命を守れないから・・・
その気持ちもわかります。

銃規制と同じですね。 

やはり武器という殺傷能力のあるものは 「自衛」にもなりうるけれど やはり「人を殺す道具」であることに違いはない。

全員一緒に「いっせーのせ!」で 本当の平和な状態を作ることはできないのだろうか。。。
答えはないけれど、考え続けていかないといけないことです。



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