今回の事件で循環器看護師が考えること
とうとう身体を壊しまして
熱を出してしまいました
note毎日更新を頑張ってやってやるぜとかyoutube投稿始めてやるぜって意気込みましたが
早速熱を出して諦めました
そんな中、驚くニュースが
安倍元首相、、、
最近政治は過激だなーって思うことはありましたが
ケネディ元大統領のような暗殺事件が日本でも起きてしまうとは
奈良の病院での教授の会見を見て
治療などの話から少しだけわかる範囲で考察をしようと思います
聞いた限りの内容ですので、これから出る情報が正しいかと思います
この記事はあくまで元循環器看護師が聞いた内容でどのような状態なのかを想像しただけなので
不快に思われない程度に書いていきます
今回の事件での致命傷
今回の事件での致命傷は、ニュースにある通り銃撃による右頸部から心臓にかけての傷、そして心臓付近の大動脈を損傷したことによる大量出血による循環不全による死亡の可能性が高そうですね
人の身体の中心部は大事な臓器や血管がたくさんあります
その一つが大動脈と呼ばれる、人間の首都高速道路のようなとても大切な血管です
これはかなりの量の血液が流れているのでここの血管が出血してしまうと動脈ということもあり止めることがかなり大変です
なぜ大変なのか
血管には2種類あります
それはみなさんご存知ですか
動脈と静脈
簡単にいうと高速道路と下道みたいな感じです
動脈はとても勢いがいいので、血管が切れると噴水のように噴き出るように出血をします
静脈であれば、ゆっくりな流れなためじわじわと出血します
これだけで動脈が止まりにくいのはわかりますか
なので動脈が切れたり、破れたりすると止めることがかなり大変で、病院の中で起きれば間に合うかもしれませんが
屋外で起きたら病院に行くまでの搬送までの時間で生死が左右されるのは容易に想像ができますね
銃に撃たれなきゃいいのか?
安倍元首相は銃撃に遭ってしまいました
普通の人はそんな可能性はかなり低いかもしれません
でも同じように大動脈が破裂したり、破れたりすることがあります
それは大動脈解離や大動脈瘤などの病気です
動脈硬化でこの病気たちにはなりやすい可能性が高いのと、破裂しやすいリスクが高くなります
これは病院で見つかればいいですが、気づかずに家で破裂したりしてしまったら助かる可能性が低くなります
なので、今回の銃撃事件はもちろんとても怖い事件ですが、自分の身体でも起こる可能性があるので気をつけましょう
銃撃に遭うことはないと思いますけどね
今回の出血量
そんな大動脈が傷つき、大量出血だったそうです
どのくらいなのか記者が質問してました
医師「100単位以上です」
100単位以上の輸血をしたとのことでしたが、100単位というのは一般の人は知りませんよね
輸血というのはmlでの単位ではなく、単位という単位で扱います笑
輸血というのは様々な種類があるのですが、今回はおそらくRBCというもの
要するに赤血球かなと思います
赤血球の輸血の場合1単位というのは
およそ140mlです
なので100単位は14,000ml=14Lですね
人の身体の中の血液量は体重の約8%と言われています
なので50kgくらいの人であれば4Lくらいです
その20%が失われると出血性ショックと言われる致死量となります
ですが、輸血で14L輸血しているとのことなので
3周は血液が変わっていることになるので致死量は遥かに超えているということですね
これだけの量を輸血したにもかかわらず循環が再開しなかったとのことなので相当止血するのに難渋したんですね
銃創というのがどれだけ止血が大変なのかというのが僕もわからない範囲ではありますが、想像を絶するんだろうなって思います
対応した医師たちはすごいなって思いました
20人くらいの医師で対応したとのことなので本当にすごいんだなって
とても印象的な首相だった
もともとそんなに政治などは興味がなかったですが
学生の時など僕の年代の人は安倍元首相のことは結構馴染みがあると思います
体調不良で首相辞めれるんだ
とか思ったことがありましたし、でもいい人なんだろうなーって思うこともありました
このような形で亡くなってしまうのはとても悲しいですが、最近政治はとても過激な気もするので
自分も大人ですし色々気をつけなくてはいけないかなとも思いました
安倍晋三さん
ご冥福をお祈りいたします
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