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人生失敗しないためにスティーブ・ジョブズの最期の言葉をインプットした方が良い件

アップル創業者であり、世界中に驚きや感動を与え続けたスティーブ・ジョブズ。

そんな彼の最期の言葉は成功の果てに掴んだ栄光を噛み締めるものではなかった。

筆者の記事ではないが、翻訳記事のリンクを用意した。

最も豊かな人生というものは卓抜した地位・名声・富を入手することにより得られるものではなく、日常の中で得た愛に満ちた思い出なのだ。


もちろん、日常を形成する根底に富があり、努力のモチベーションとして地位や名声があるので、それらが必要であったり、欲しくなったりすることは間違いない。


ところで、社会人になるとわかるが、富を得るハードルはとても高い。

新卒の給料は20万円前後で、それっぽっちでは生活するには全然足りない。

東京なら家賃で10万円、水道・光熱費と通信費で3万円、食費で6万円、交通費で1万円、交際費で3万円ってアレ、マイナスだぞ?

という感じだ。

学生の頃に学費や仕送りで親の支援を受けていた人は、学生時代にとんでもない使い込みをしていたことに気がつくだろう。

学費を払ってアルバイトをするというのは資金効率からするとマイナスでしかない(出会いや経験の場としての価値はある)。


例え高学歴であっても、大学は授業を受けて卒業するだけだと何もできるようにならないので、ほとんどの人は特別な能力がないまま社会人になる。

また、ほとんどの人は特別な能力がないため、就職しても「作業」をやらされるので、毎日の仕事は時間の切り売りになる。

そのため、中年になっても作業は得意だけど全体のマネジメントができなかったり、専門性がなくて単純なことしかできなかったりする。

そうなると人材としての市場価値が低いので、ずっと給与は低いままだ。

給与が低いとやる気も出ないし、長時間働かないと生活が回らない。長時間働いても足りない分は、諦めるしかない。アレも買えないし、コレも買えない。

きっとほとんどの人がハマってしまう、このルートにはまり込んでしまうと、頑張っても頑張っても報われないまま最期を迎える。

仕事をしまくってもカネが余るどころか足りないという、1番最悪なパターンだ。

アリとキリギリスという童話があるように、キリギリスは苦しい最期を迎えることとなる。

適当な学生生活を送った成れの果てはこういう結末だ。

筆者も新卒でそのルートにハマってしまったので、すぐに会社を辞めて勉強し直した。


貧乏な作業者にならないためにも、是非学生時代には十分な専門性を身につけるべきだ。

そして、余剰が出るレベルで稼ぐべきだ。

しかし、ジョブズの言う通り、必要を超えて得た富は「無駄」でしかない。

カネを死後に持ち込むことはできないので、結局余った分は自分の時間を無駄にしていただけだ。

自分がいつ死ぬかはわからないから、いくら用意したら良いかなんてわからない。

とは言え、例えば定時で帰って8時間労働で年収1,000万円くらいあるという状態であれば、自分の時間を得ながら、豪華ではないが普通以上の生活をして余剰が出るくらいの人生は送れる。

そんな条件あるわけないだろう!と思うかもしれないが、世の中にはそういう仕事はある。

もっと条件の良い仕事だって沢山ある。

ただ、そこに至る人は全体の1%もいないかもしれない。

年収1,000万円に達する人ですら3.6%しかいない。その中で激務ではない人なんて本当に一握りだ。

ちなみに前述の通り、年収1,000万円ぽっちじゃ豪華な暮らしはできない。


選ばれた人しかそうなることはできないけれど、高度な能力が必要にはなるが、その分時間効率よく働くことができる。

そこに辿り着くことができれば、自分の人生を楽しみながら生活するに十分なカネを得ることができるだろう。

こうなることがきっと一般人にとって目指すべき道なのではないかと思う。


何の勉強をしたら良いか分からない人は、今の偏差値がどうあれ、まずは東大を目指してみると良い。無理なら少しずつ目標を下げれば良い。

大学生であれば、専門領域をものすごく深掘りしてその道のトップを目指せば良い。

社会人は再起するのも難しいかもしれないが、修行として仕事に時間無制限で没頭してみたり、5年〜10年スパンで専門性を深めたりしてみたら良い。


ジョブズのように死に際に仕事まみれの思い出に後悔したくないものである。








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