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#5 あなたは「ブラック校則」をご存知ですか?

今回は少しセンシティブで取り扱いづらいと思ったテーマです。
あなたは「ブラック校則」というワードを聞いたことがあるでしょうか?
ブラック校則とは、一般社会から見れば明らかにおかしい校則の事を指すようです。
最近、 #ツーブロック禁止 がTwitterのトレンドになっていました。
発端は東京都予算特別委員会での一幕でした。
ある都議会議員が「なぜツーブロックはダメなのか」と尋ねると、都教育長は「その理由といたしましては、外見等が原因で事件や事故に遭うケースなどがございますため、生徒を守る趣旨から定めているものでございます」と回答している。
あまりに合理性に欠ける回答であったため、炎上しました。

あなたもこの校則は何のため?と思ったこと、先生に"校則だから"と理由も不十分なままに注意された経験があるのではないでしょうか?
ここからは実例を交えて解説していきます。

//ほんとにあったブラック校則

ツーブロック禁止のほかにもこんな校則があるようです。
・男子生徒を挑発するのでポニーテールは禁止
・天然パーマはそれを証明できる写真を届ける
・地毛証明書の発行が義務づけられる
・男子を刺激しないように、セーラー服の下に体操着を着用すること
・男女の会話を禁止する
・規定の制服以外の着用を認めない(女生徒がズボンを希望したが着用を否認)
などなど大変多かったので一部抜粋します。
私が行っていた公立高校では、地毛証明書なるものがありました。
先生から見て髪色が明るい生徒が招集され、地毛証明書に親の同意のサインをもらって提出するという校則がありました。
私は呼ばれたことはありませんでしたが、どう見ても黒髪の友人が呼び出され地毛証明書の提出を求められていた時には呆れて物も言えなかったことを覚えています。
また、友人が行っていた私立高校では男女の会話が禁止となっており、女子に筆箱を隠されたりするなど、嫌がらせを受けていた友人が反抗すると女子と接触したとして停学処分を受けた話を聞いたこともあります。

//Z世代的見解

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Z世代的見解を述べていきます。

校則も時代に合わせて見直す必要がある
古いからダメというつもりもありませんが、基本的に学校創立時に制定された校則がベースとなっている為、現在において正当かを学校側で協議する必要があると思います。
また、この校則おかしいと思ったら学生から生徒会などを通じて学校に改善を求められるようなシステムになっているかも大変重要だと思います。

その校則は教育的意味をもつか
校則とすることで教育に良い影響となるかがポイントになると思います。
ただ、校則に載っているからというのでは、生徒は納得できません。
見直していく一つの基準に出来ると思います。

//個性を伸ばせる世の中へ

昨今は、個性・マイノリティの尊重・ダイバーシティなど個人を認めるべきだという風潮になってきています。
学生それぞれが桜梅桃李の自分らしい生き方を追求できるように、その下支えをできる大人でありたいと思います。
私は個性を主張したいタイプではありませんでしたが、個性が認められず否定されてしまうのは息苦しいと思った経験があります。

例えば美術の評価基準に疑問がありました。
私は小学生の時、大規模な絵画展で受賞し、全国紙に掲載されるなど、少し絵に自信がありましたが、中学校に上がってからは美術の授業はずっと5段階中2の評価でした。(1は授業にさえ出ていれば取ることがないので、実質最低評価です。)
先生に理由を尋ねると、基本的な美術の表現・描き方が出来ていないから評価できないと説明されました。
確かに、美術の基本の用法などは大事だと思いますが、そこだけを評価基準としてしまうとマニュアル通りにきれいに書くことが正解となり、大事な個性が尊重されなくなります。
それ以来、美術の授業を選択することはなくなりました。
同じように諦めてしまう子供が一人でもいたとすれば、機会の損失になりかねない状況だと考えます。

学生時代の大人の一言でその子の人生が左右されてしまうような由々しき事態が起こらないように個性を承認し、良い方向に導いてあげられる人にZ世代はなれると思います。

長くなりましたが、これで締めたいと思います。
かなり表現の難しいジャンルでした。文章にするのにかなり苦労しました。まだまだだなと痛感します。

//最後までご覧いただきありがとうございます。

#all-意見募集中

様々な世代の意見をお聞きしてZ世代の目線で、深堀りしていきたいと思っています。「最近の若者はなんで~なのか?」
「私の世代はこう思っているけど、Z世代はどう思う?」
などなど活動の励みになりますので、ご意見お願いします!
それではこの辺で終わりたいと思います。
次回もよろしくお願いします!




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