風俗探偵 千寿 理(せんじゅ おさむ):第15話「オニ退治… 天下無双! 炸裂する白虎拳!」
「きゃああーっ!」
川田明日香が目の前の光景に悲鳴を上げた。
廊下を2匹のオニが走って来やがったせいだ。
赤オニと青オニ…もう変身してやがる。俺は握っていた川田 明日香の手を離して彼女に言った。
「ここでじっとしてるんだ、残酷な場面がイヤなら目をつぶってろ!」
俺は突進してくる二匹のオニに向かい、明日香を背にして廊下の真ん中に立ちふさがった。
「来いっ、オニども!」
そこからの俺の動きは、たとえ目を開けていても普通の人間には見切れなかったろう。
まず一匹目… 俺は赤オニの突進を衝突の寸前にサイドステップで軽くかわすと同時に、目にも止まらぬ右膝蹴りをヤツの腹に叩き込んだ。
俺の強靭な右膝のカウンター攻撃をまともに喰らった赤オニは、後ろを走って来た青オニに向かって吹っ飛んでいく。
ぶつかったオニは二匹とも身体を絡ませながら廊下に転がった。
しかし、相手はオニだ。その程度の衝撃で戦闘不能に陥るほど柔では無かった。まず、ぶつかって転がっただけの青オニが先に立ち上がる。
「遅い…」
俺は青鬼が立ち上がるよりも前に、ヤツのすぐ目の前に立っていたのだ。
驚愕と恐怖の表情を同時に浮かべた青オニの額に、鉄製のドアをもぶち抜く俺の拳がめり込んだ。俺は容赦なく青オニの頭蓋と脳を粉砕した。
その光景を見ていた赤オニは腹を押さえて立ち上がるや否や、くるっと向きを変え逃げようとして走り出した。
しかし、俺は既に赤オニの進行方向でにやにやと笑いながら立っていたのだ。
「逃がすかよ…」
俺は驚いて立ち止まった赤オニの頭部に向けて、必殺の旋風脚をお見舞いした。
一瞬後には赤オニには首から上が無くなっていた。ヤツの頭部は廊下の壁にぐちゃぐちゃになってへばりついていた。
「後、三匹…」
俺は、廊下の角の向こうから聞こえて来た足音に対して身構えた。
だが…相手がオニとはいっても、明日香にこれ以上の凄惨な殺戮場面を見せるのに忍びないと思った俺は、オニ退治をしに自分から角を曲がった。
「明日香っ! 少しだけ、そこでじっとしてろ! すぐ終わる!」
約束通りに俺は、数分とかからずに三匹のオニを倒して明日香の元へ戻った。俺の服が少しオニどもの血で汚れてしまったのには、目をつぶってもらうしかない。
「待たせたな、さあ行くぞ。しっかり俺について来るんだ。」
そう言った俺は、明日香と一緒に階段に向かった。
『所長… 千寿所長… その娘なんですけど…』
ちょうど階段の手前まで来た所で、聖子の俺に話しかける声がヘッドセットから聞こえてきた。
「分かってるよ、聖子君… この川田 明日香が偽物だってことは。」
俺は隣を歩いている明日香にわざと聞こえるように言った。俺の横で明日香が足を止めた。
「ふふふ… お前は誰だ?」
俺は明日香の方に向かって、そいつの顔を見ながら問いかけた。
「なぜ分かった…? 俺の変身は完璧なはずだ。」
そいつが若い娘の声で言った。俺は川田明日香に写真でしかお目にかかった事は無かったが、どこからどう見てもそいつが見た目も声も綺麗な若い娘であるのは間違いない。
だが、そいつの落ち着いた声は、さっきまで俺の凄惨な殺戮場面を見て怯えて震えていた女の声では無かった。
「まず、お前の匂いだ。
俺の鼻は犬の嗅覚よりもよく利くんでな。お前は女じゃない。しかも…人間も捨ててるだろう、違うか?」
俺はニヤニヤ笑いを浮かべながらそいつに聞いた。
だが、そいつは黙ったままで答えない。
「じゃあ、こっちから言ってやろうか? お前はさっきのオニ達と同じで『strongest』をやったんだな? どうだ、図星か?」
この俺の問いかけに、そいつはやっとしゃべる気になった様だった。
「お前のおしゃべりは気に入らんが、いい線いっているのは確かだ。
まず…俺はお前の言った通り男だ。男女の区別無く、どんな姿にも変身できる能力を持っている。
次にお前の言った『strongest』か? それはお前達の呼び名だろう、俺達の国では『强』と言う。
さっきの、お前が倒した怪物どもは確かに『强』を注射してああなったんだ。
俺様をあんな中途半端な怪物と一緒にするんじゃない。俺は元々は中国人民解放軍の兵士だったが、自分から軍に志願して超エリート兵士である『生物強化改造士兵』になったんだ。
お前達西側ではBERS(Bio-enhanced remodeled soldier)と言うんだったな…日本語では『生体強化型改造兵士』か…?」
そこまでしゃべった川田明日香の姿をした男は、いったん言葉を切って俺の反応を見て楽しんでいる風だった。
「BERS… 何だそりゃ?」
俺には初めて聞く言葉だった。
『所長… BERSは世界中の軍隊で極秘裏に開発され、すでに実戦配備されている「生体強化型改造兵士」の事です。
実戦において生身の兵士を使うよりも、掛かるコストを抑えることが出来ます。しかも、薬剤による禁忌ドーピングによって人間の能力を数倍から数十倍に高めているために、一般兵よりも遥かに優れた戦闘能力を期待出来る一種の強化人間の事です…』
風祭聖子からヘッドセットを通じた解説が俺の耳に届いた。
「ふうん… BERSねえ…」
俺は、人間がより強い兵士を作り出すために同種の人間に対して行うという禁忌の行為に身震いした。
人間にしか行うことの出来ない、自然の摂理に反する行為…これはまさしく神に対する挑戦と冒涜だと言えるだろう。
「どうした… ヘッドセットで誰かからの説明があったようだが、そいつを聞いてショックでも起こしちまったってのか?」
少しの間、黙り込んでいた俺に対してそいつが言った。俺はそれで現実の世界に戻る事が出来た。
「で、お前がその『BERS』だって言うんだな? そいつがお前達が新宿でばら撒いている『strongest』」と、どう違うって言うんだ?」
俺は、川田 明日香の姿をしたそいつに対して疑問を口にした。
「ふん、俺達『生物強化改造士兵』と『强』で生み出された『不尽如人(出来損ない)』と一緒にするな! 」
こいつ… 俺に一緒の扱いにされた事に、本気で頭に来てる様だな。
「俺達は名誉ある人民解放軍の兵士だ。軍で厳しい規律と訓練を叩き込まれている。その我々が変身した『生物強化改造士兵』で造られた部隊は文字通り世界最強の軍隊なのだ。
『强』は我々解放軍が使う『创新(革新)』の失敗作だ。あれこそ、粗悪品以外の何物でもない。」
俺はここまでこいつの話を聞いて来て、黙っていられなくなった。
「その辺でもういい… お前の自慢話を聞いていると反吐が出そうになって来た。
それじゃあ何か? お前達は、その『强』が粗悪な不良品のドラッグだと承知した上で、俺達の新宿で…カブキ町でばら撒いたって言うんだな…?
しかも薬剤の禁忌ドーピングで怪物化した自分達が、世界最強の部隊だと…? 笑わせるなよ… それじゃあ、お前の言う世界最強の部隊とやらを俺が一人で叩き潰してやる。」
俺は自分勝手な御託をほざく川田明日香の姿をした男を目の前にして、激しい怒りのために獣人化現象が起こりつつあった。
だが、今回の俺は我慢するつもりは全くない。
俺は満月でフル充電されているパワーを全開放した。一気に俺の姿は獣人白虎へと変身した。
「ひ、ひいっ! な、なんだっ、お前のその姿は…? とっ、虎人間だと…?
お、お前も『强』を打ったのか? 化け物め! お前はいったい…な、何者なんだ!」
そいつは獣人化した俺の姿を見て悲鳴を上げた。
「俺か…? 俺はな、仮面タイガー・ホワイトだあっ!」
俺は見かけが可憐な川田 明日香の姿をしたそいつを、問答無用の唐竹割りで頭の天辺から股間まで一気に右手刀で両断した。
文字通りに真っ二つになったそいつの死体が、川田明日香の華奢な姿から見苦しい中年男の姿へとゆっくりと変化していく。これがこいつの真の姿なのだろう。
「聖子君…」
俺は聖子に呼び掛けた。
『はい、所長… 聞こえています…』
即座に聖子からの返事が聞こえた。だが、彼女にはめずらしく気分の優れそうにない声だった。
無理もない…彼女には悪い事をした、ヘッドセットを通じて今の凄惨な場面を目にしてしまったのだろう。
だが、今はそんな事を言っている余裕は俺達には無かった。
「今のは聞こえていたな… 『生物強化改造士兵』と『BERS』の怪物どもについては、変身後も人間であると言えるのか?」
俺は聖子に最も気になっていた事を聞いてみた。この問いかけの返答次第で俺の行動が変わってしまうからだ。
『はい、すでにペンタゴンと中国人民解放軍のコンピューターに侵入してデータを入手してあります。
それによると、「生物強化改造士兵」と「BERS」の双方において一度調整を受けた人間は生殖機能を完全に失い、一代限りで子孫を残す事はあり得ません。
そして、目的に応じた調整をする事により、個体別に様々な能力を付加する事が可能となります。
今、所長が葬った「生物強化改造士兵」に関して言えば擬態する能力に特化した調整を受けたのでしょう。性別や年齢を問わず、あらゆる人間に変身する事が可能だったと思われます。』
ここで、聖子が言葉を切った。
「なるほどな… 情報収集や戦闘面において軍が必要とする能力を兵士に付加するために、その兵士自身には人間を捨てさせるってわけか。そして、『生物強化改造士兵』どもは自分の自由意思で怪物化して能力を使える点で、『strongest』や『强』で人外のオニとなっちまった連中とは異なるって事か…
まあ、俺に言わせりゃ…どっちもどっちだがな。
とにかく、『创新』であろうがBERSであろうが俺から言わせりゃ、この街で蔓延る『strongest』と同じで退治するオニだって事に違いはない。」
俺は足元に転がっている『创新』によって『生物強化改造士兵』となり果てた男の、真っ二つになった死体を見下ろした。
「よし、聖子君。少し時間を食っちまったが、予定通りに地下の『strongest』の生成工場を叩く。これに変更はない。」
俺はヘッドセットを通じて聖子に告げた。
「行くぜ、聖子君…」
俺は聖子の指示を待つまでも無く階段に向かった。
『非常口』と書かれた階段口へと足を踏み入れる直前…
「ピピピピピピー!」
ヘッドセットの警告音を聴くまでも無い。俺の嗅覚と聴覚はすでに鬼の存在を感知していた。
階段で入り口の陰に隠れていたのだろう、オニがいきなり腕を俺に向かってぶん回して来た。
「ガイーンッ!」鉄の大型ハンマー並みの威力があったのだろう。俺に身を躱されたオニの大振りパンチは空を切って非常扉に当たり、スチール製の大扉をへこませた。
だが扉に当たった瞬間、そいつの腕は肘で切断された。俺が身を躱しながら手刀で叩き切ったのだ。
「グギャ…」
オニの絶叫は途中でかき消えた。俺は太極拳を応用した足の動きで円軌道を描いて非常口の扉をすり抜けると同時に、左肘打ちをオニの顔面に叩き込んだのだ。そいつは頭部を砕かれて即死した。
地下から駆け上って来た二匹のオニに向かって、俺は一気に空中に跳んだ。一人目のオニの頭部を右飛び膝蹴りで砕きながら、同時に繰り出した右貫き手で後ろにいたオニの額を貫いた。
一度の跳躍で二匹のオニを殺した俺は、続く三匹をまるで華麗な舞いを踊る様に両手両足を動かしながら、数秒かからずに葬り去った。
俺の使う体術は、全て中国拳法を取り入れて俺自身で編み出したものだった。俺は太極拳と同じ様に優雅に舞いながら、無駄のない動きで相手を倒していく。
こいつらは中国出身のマフィアなり人民解放軍の兵士で中国武術にも通じているのだろうが、しょせんは人間の用いる武術だ。獣人白虎と化した俺の体術の前では本家の中国武術も児戯に等しかった。
ここでは詳しくは述べないが、俺は少年時代に中国武術の達人である老人から直に武術の手ほどきを受けたのだ。
体術に関して天才的な素養を持った俺は、それらの中国武術を自分の中に取り入れて自己流の体術として完成させた。そうして俺は、独自に天下無敵の『白虎拳』を編み出したのだ。
俺の生まれながらの野生の虎の自然な動きを取り入れた『白虎拳』の前には、人類の作り出した武術など敵では無かった。
しかし、俺が倒していくこいつらオニも決して弱い訳では無かった。こいつらは一体で数十人の警官隊を皆殺しに出来るだろう。だが、相手が悪かった… 一騎当千の俺に敵うはずが無かったのだ。
俺は正真正銘の天然の獣人で、しかも満月の加護を受けた化け物だったのだから…
地下一階に到着したが、不思議な事に地下二階へと続く階段は無かった。
「聖子君、どうなってるんだ? 地下二階へと続く階段が無いぞ…?」
『所長…地下二階への階段はこのフロアーの反対側の端にあります。』
聖子からの通信が届く。
「なるほど… 一気には地下二階へと行かせてくれないってわけか…
しかも、豪華なお出迎えまで出て来やがったぜ。」
俺の前方から数匹のオニが来やがった…全部で六匹だな。
こいつらは今までのオニと違って身体は小柄だが、どいつも手に得物を持ってやがる…
三節棍にトンファー、サイに棒… 青龍刀を持ったオニまでいる。
もう一匹は素手の様だが落ち着いているのか、目を瞑って腕組みをしてやがる…どうやらこいつがこの中のリーダー格のようだな。一匹だけ素手とは、よほど腕に自信があるのか…?
まず棒術使いのオニが俺に挑んできた。一匹ずつやって来なくても、俺としてはまとめて退治する方が時間がかからなくていいんだがな…
棒使いのオニは赤色の身体をしていた。まずは腕前披露のつもりか、目にも止まらぬ速さで棒を自在に振り回して俺に見せつけてきた。
俺は面倒くさいヤツだと思ったが、相手に対し左手左足を前に出す「左半身」に構えた。
そして、俺は前にした左手の掌を上にして赤オニに向けた中指を「かかって来い」とばかりにチョイチョイと曲げ伸ばしして相手を挑発してやった。
案の定、怒り狂った赤オニは必殺の突きを俺の喉元目掛けて放ってきた。
一瞬後、俺の両手には赤オニの握っていた棒が握られたいた。俺は敵の突きを躱しもせずに左手の人差し指に中指と親指の三本の指だけで、赤オニの棒を奪い取ったのだ。
赤オニは茫然と立ちすくんでいた。ヤツは俺を一発で突き殺すつもりだったのだろう。だが、自分の棒は瞬時に俺の手に握られていたのだ。ヤツには何が起こったのかも分かってはいまい。
そして理解出来ないまま、次の瞬間には逆に俺の繰り出した棒の一突きで額に穴を開けられていた。
さすがにオニの使いこなす棒だ。木製では無いが非常に良くしなる特殊合金製らしく、普通の人間には使いこなせないほどズッシリとした重さだが俺には程よく軽く、手に馴染み非常に使いこなしやすそうだった。
よし、コイツを使わせてもらうか…
俺の動きと技を見た他のオニどもは考えを改めた様だった。一度に一匹ずつという考えは捨てたらしい。左右に分かれたサイ使いとトンファー使いのオニが、二匹同時に俺に戦いを挑んできた。
サイとは釵とも書き、形はギリシャ文字のΨの形状をした武器で二本を同時に使う。中国から琉球古武術へとも伝わった武器でもある。トンファーは拐とも呼ばれる、やはり中国古来からの武器であり二本同時に用いるのはサイと同じだ。
二匹とも人間だった頃は、かなりの中国武術の達人だったのだろう。両手の各々の武器を自由自在に振り回している。
二匹は同時に俺へ向けて襲いかかって来た。俺は棒を持ったまま空中へと飛び上がって身を躱した。ここは地下室だったが、天井は高く3mは優に超えていたので、天井近くで身体を半回転させコンクリート製の天井を強く蹴った。
文章に書くと長く感じるが、実際には一瞬の出来事だ。天井を蹴って加速した俺は手の持った棒を、サイを持つオニの脳天に真上から突き刺した。そして棒を軸として右足をトンファーのオニの顔面に蹴り込んで頭部を粉砕した。
全てが数秒とかからずに終わった。俺の足元に頭を潰された二匹のオニが転がっていた。
仲間が三人も数分とかからず倒されたのだ。残った武器を持つ二匹のオニどもは慎重に武器を構え直して身構えている。この様子から見てもstrongestを使った連中ではなく中国版のBERSである『创新』で調整されたという『生物強化改造士兵』に間違いなかった。
そして、あのリーダーらしきオニ… 俺はヤツだけが気になった。まだ目を瞑り腕組みをしたままだ。体格に関して言えば180cmの俺よりも一回りは小さい、165㎝あるかないかといったところか。
だが俺には分かる…ヤツがこいつらのボスだ。他の奴らとは格が違う…
残りの武器を持った二匹はザコだ、気にするほどの存在では無い。
青龍刀のオニが斬りかかって来た。空気を切り裂く波動が伝わって来たが、俺は皮一枚で躱して見せた。満月期の俺に体力の尽きる事などは無いが格の違いを見せつけるために、わざと余裕を持ってすれすれで躱してやったのだ。
こいつの斬撃がいくら強力であっても、当たらなければ何の問題も無い。
そう思って、次の攻撃も躱した時だった…
「ビシュッ!」
俺の左耳たぶを何かが凄まじい勢いでかすめて、僅かだが耳たぶの肉をえぐり取って飛び過ぎて行った。
「何だ、今のは…」
俺の左耳はえぐられた事による痛みでは無く、超音速で飛び過ぎたモノによる衝撃波で耳鳴りがひどかった。
俺の一瞬の油断を突いて、オニが青龍刀を横殴りに切り付けて来た。
「ガキィーンッ!」
俺は手に持った棒で、かろうじて青龍刀を受け止めた。
俺は目の前のオニが振り回す青龍刀よりも、左耳をかすめ過ぎた物体の方が気になって仕方が無かった。
「発射の際の音がしなかった、銃ではない… それに、この青龍刀のオニが放ったモノでは絶対に無い。」
しかし、あの衝撃波を生じさせるほどの物体が銃器によって発射されたモノでないとすれば、いったいあれは…?
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