冒険気分で夏の渓谷を歩く〜7月の南川渓谷③(福島県郡山市)
7月2日の朝、晴れ渡る空を眺めて、「今日はカワセミに会えるかもしれない…」そんな予感を抱いて、五百淵公園と野鳥の森へ……の3回目です。
今回のシリーズは、写真を中心に南川渓谷の魅力をご紹介しています。緑と水と光が織りなす自然の神秘的な美しさ、市街地にあるとは思えない隠れ家的な雰囲気が伝われば幸いです。
↓「野鳥の森」&南川渓谷②はコチラ
↓南川渓谷について詳しくはコチラをどうぞ
南川渓谷は、中央よりに設置された駐車場の東側が五百淵や「野鳥の森」に隣接し、西側は住宅街の中を流れます。案内図をご参照ください。
駐車場より東側も西側も魅力的ですが、個人的には西側が好き。敷石があり、吊り橋があり、ちょっと冒険気分で散策を楽しめるから。何度も書いていますが、2、3メートル上から人の声がするのも、「異空間」っぽくて好きです。
耳に心地よい野鳥のさえずりを聴きながら、お気に入りの敷石の近くでお弁当を食べるぞ!と、緑陰と木漏れ日と水のコラボの中に繰り出しました。
渓谷の1、2メートル上の散策路を歩き、途中から石段を降りて、流れの近くを歩きます。
このへんで以前は、野鳥のさえずりを耳にマインドフルネス。今回もこのへんで……と思ったら、カラスたちがいっせいに鳴き始めました。どうやら、カラスの巣があるらしい。ヒナたちを守るべく、仲間たちに警告を発しているよう。
なにしろ、カラスはイヌワシをも追い出す「史上最強の鳥類」です。いつ頭上にくちばし攻撃が飛んでくるかとヒヤヒヤしつつ、根性で写真を撮る! マインドフルネスは別の場所でやるーー!
敷石がいい感じ。
美しい緑のリフレクション。
散策路のあちこちにベンチやテーブルがあり、お弁当を広げるのにぴったり。今回も日当たりのよい場所で(日焼けにもメゲズ)お弁当をいただきました♪
敷石の間を川が流れ、緑を揺らします。光もゆらゆらとゆらめきます。小鳥のさえずり……ダメだ、名前が出てこない。ヒヨドリさんかな?
今回はこのへんの敷石の上で、立ったまま瞑想。
川の流れる音と野鳥の声を聞き、風を感じ、光の熱ときらめきを感じながら数分……やっぱり、身近に水と緑と光を感じる場所があるのはうれしい。
だけど、今まではそれがすばらしいことだって、気づきませんでした。そして、そこには、わたしたち人間以外にも生き物たちがいて、命を育み、暮らしているってことにも、気づかなかった。ちょっと色々忙し過ぎたのかもしれません。
屋根付き階段を彩るピンクのアジサイ。南川渓谷にもたくさんのアジサイが咲いていました。次回はアジサイだけをピックアップしてご紹介♪ それで、今回の南川渓谷シリーズは終了です。
冒険気分を楽しめる吊り橋。南川は浅瀬なので、夏の水遊びにもぴったりだと思います(泳げないけど)。
夏は野鳥の声にまじり……というか、それをかき消す勢いでセミの大合唱が聞こえてきそう。
こちらも緑のゆらめき。美しくて、写真だけでなく、動画も撮りまくりました。noteは動画そのものはアップできないみたいなので、YouTubeにアップすればいいのかな? 編集も覚えなくては!
水辺のマインドフルネスに目覚めてから、やりたいことが、どんどん増えていくーーー。
川底にあるもう一つの世界のような…。
今回撮影した写真の中でもとりわけ好きな1枚↓
前述した通り、今回の南川渓谷シリーズは、次回のアジサイ編で終了です♪
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