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焦ると呪われる

焦らない人はいないと思う。
慌てない人もいないと思う。

おれもしょっちゅう焦ってるし、
しょっちゅう慌ててる。

焦りとは自己否定だ。

現状の自分にOKを出せない。
「あなたはそのままでいいんだよ」と言えない。

「もっともっとがんばれ」
「おまえは頑張ってやっと一人前だ」
「このままではおまえはダメになる」

焦るということはそんな言葉を、
常に自分に投げかけているようなものだ。

この3つの言葉は、おれの両親がずっとおれにかけ続けてきた言葉だ。
ボケた父親はもうそんなことを言わなくなったが、
母親のほうはおれが50歳になったいまも、まだそんなことを言ってきやがる。

ありのままの自分を否定される。
ありのままの自分を認めてもらえないし、信用してもらえない。

そのことでおれはいっぱい傷ついたし、
いまだってそんなことをされたら傷つく。

でも今はもうおれは無力な子供じゃないから、
母親がそんなことを言ってきたら

😡「やめろ💢」


って言える。

自分が自分のことを信用できない。
自分が自分のことを認められない。

だから他人の言葉に動揺してしまう。
他人の言動に左右されてしまう。

焦ってしまう。
慌ててしまう。

それは呪いと言っていい。
おれは母親に呪われた。

誰かを否定すること。
誰かに否定されること。

それは呪いだ。

誰かに「おまえはダメだ」と言われてしまったら、人は呪われる。
誰かに「おまえはダメだ」と言ってしまったら、それは自分がその誰かを呪ってしまったということだ。

呪いってなんかおっかねえよな😨

ダメな人なんていないのに、ダメにしちゃうんだから。

洗脳しちゃうんだから。

愛を、真実を、ねじまげちゃうんだから。


だからこそ、おれは名指しで誰かのことを悪く言わないように気をつけている。誰かのことを完全否定しないように気をつけている。
どんな悪者であっても、どこかいいところがないか探すし、それを見つけたら口に出すようにしている。

こんな悠々自適な余生のような人生を送っているおれでも、
たまに焦ってしまうことがある。

おれはこの呪いを解きたい。
もっともっと自分を信じたい。
もっともっと世界を信じたい。
もっともっと運命を信じたい。

誰かに呪われたとしても、
自分で自分を信じることができれば呪いは解ける。

焦ってしまったとしても、
「おまえはだいじょうぶだよ」
と自分に声をかければ、呪いは解除される。

おれは自分の呪いを解きたい。
そして誰かにかけられた呪いも、解いていきたい。

呪いをていねいに、ていねいに、
ときには雑に、解除していきたい。
勢いで、ぶっ壊していきたい。

そんなことを、ここでたくさん書いていきたい。


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