【大日本帝國海軍の闇】
「大日本帝國海軍連合艦隊司令長官:山本五十六」は〈真珠湾攻撃〉を指揮した誉れ高き英雄として語られている。そして、戦後の歴史教育でそう聞かされた日本人は皆それを信じている。
片や、「大日本帝國陸軍大将:第40代内閣総理大臣」等を歴任した「東條英機」は、GHQの東京裁判に於いて〈A級戦犯〉の烙印を押されて絞首刑に処された極悪人という印象が一般的である。
ところが、リアルな歴史を探求する近年の歴史家の中には、そのような戦後の歴史に対して大いなる疑問を持っている者も、実は少なからず存在するのだ。
例えば、山本五十六のゴリ押し真珠湾攻撃と中途半端な撤退の謎・・・
昭和18年4月18日、ニューブリテン島のラバウル基地を飛び立った山本五十六連合艦隊司令長官は、日本軍の暗号がアメリカに筒抜けだったとも知らず、ソロモン諸島ブーゲンビル島の上空で搭乗機を米軍戦闘機に撃墜され、戦死した。
山本五十六は、周囲の反対意見に対して「真珠湾攻撃を決行しないのであれば、連合艦隊司令長官を辞する」とまで言って〈真珠湾攻撃〉を強行し、直接的に日米開戦の火蓋を切った張本人なのだが、アメリカのシナリオ通りの展開に、さぞやルーズベルトが喜んだことであろう。
山本五十六の生涯を見ていると、〈明治維新〉という名の、幕府と薩長の内戦を誘導し、そして暗殺された坂本龍馬の生涯と重なって見えるのは僕だけだろうか・・・
散々悪者に仕立て上げられた東條英機等が〈東京裁判〉で絞首刑を執行された中で、海軍関係者の絞首刑ゼロの謎・・
歴史は勝者が書くとは言うが、〈明治維新〉しかり、戦後GHQが改竄った日本の歴史は、山本五十六と東條英機の扱いだけを見ても、実は真逆の真実が隠されているのではなかろうかと、疑わざるを得ないのである。
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