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電話を使わない理由

電話でやり取りするのが苦手である。
新入社員にありがちな人見知りとか恥ずかしいとかそんなものではない。
嫌ってほど電話応対もやったし、特に電話するのも問題はない。
しかし、以下の理由で問い合わせ窓口が電話しかないとげんなりしてしまう。


1.お互いのタイミングが合わないと連絡できない

一番の理由はお互いのタイミングが合わないと連絡できないこと。
当たり前かもしれないが、受話器の向こうに人がいなければ繋がらないのだ。
片方が離席したり、他に対応していて混雑しているだけで繋がらない。
さてそれで何が起こるのか。

ちょうど手が離せない、離席している時に電話がかかってくる。
着信履歴があるので折り返す、相手も離席しているのか電話に出ない。
相手に着信履歴も残っているからかかってくるだろう。
しかし結局、その日はかかってこないという。

他には「後ほど掛け直します」と。
“後ほど”の電話が来るまでこちらはスタンバイしなければいけない。
しかし、“後ほど”になっても電話はかかってこない。
席を立たなければいけないタスクやお手洗いにも行きたくなるので、仕方なく合間を見て離席する。
そして戻ってくると着信履歴が……もう目も当てられない。

上記はきちんと時刻を伝えたり、留守番電話機能で解決できることではあるが、何故か留守番電話のメッセージが流れると切る人は多いし、伝えたい内容を全て言えるほどの録音時間もないことが多い。

これがメールならばどうか。
相手が離席してようがしてまいが、好きなタイミングで送れるし、相手が戻ってくれば必ず見ることができる。
『後ほどメールします』とあったとしても、こちらが離席してようが何してようがメールが届けば席に戻り次第確認できる。
電話のためにスタンバイする必要もないし、時間を有効に使えるのだ。


2.会話の履歴が残らない

電話は会話の履歴が残らない。
会話の内容をもう一度振り返りたいと思っても振り返る手段がないのだ。
確か○○○と言った……と思うとなってしまう、確実性はない。
スマホの容量が増えてきた昨今、かかってきた会話内容を常時録音していても良い気はするのだが、そういう機能が常備されていないってことは需要がないのだろうか。

上記もメモを取ればいいという話だが、結局は片方が勝手にメモを取っただけであり、言った言ってない論争になりかねない。
挙げ句に「書いたメモを共有するためにFAXしなさい」などと言われたら目も当てられない。
それなら最初からメールで良いではないかと。

これがメールならば履歴も確認することができるし、時間や会話内容の証明にもなる。
言った言わない論争にもならないし、FAXを送る必要もない。
「メールがきちんと相手に届いているか分からないからFAXも送れ」なんていう上司もいたけど、何故FAXだとメールよりも確実だと思うのだろうか……流石に何も言えなくなってしまった。


3.何を言っているか聞き取りづらい

これはもう個人の身体能力の話だが、電話や無線機などから聞こえてくる人の声が聞き取りづらいことが多い。
片耳を塞いで雑音をシャットアウトし、受話器を耳に押し付けないと本当に聞こえない。

雑踏での会話も実は苦手である、何度も聞き返すのは失礼だなと思って、井戸端会議は愛想笑いすることも多々。
全員が全員、同じように聞こえているとは限らないのだ。



結局、今回の愚痴に近い記事を書くきっかけとなったのは、以前記事化した『荷物が届かない』件で問い合わせた結果、なかなか連絡が繋がらないという……ただただフラストレーションが溜まる事態が起きたからだ。

メールで問い合わせを行ったのに電話で返答があり、お互いに電話に出れないタイミングが続き、きちんと会話できたのはメールで問い合わせをしてから3日後という……もはや笑うしかない。
急ぎではないので長い目では見ているが、果たしていつ解決するのだろうか。
今日はこの辺で。


ギアでした。゜ω゜)ノ

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