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【働きがい動向最新データ付き】Great Place to Work2019授賞式で5年連続ベストカンパニーを受賞しました!

こんにちは!gC広報のしのぶんです。

今回は、2月27日にお台場のヒルトン東京ベイで行われた「働きがいのある会社ランキング2019」の授賞式に参加してきましたので、そのレポートをお届けします!

■「働きがいのある会社」ランキングとは?
ランキング参加企業のアンケート結果を点数化し、一定レベルを超えた会社を「働きがいのある会社」として発表しています。アンケートは従業員向けと企業向けの2種類で構成されており、GPTWジャパンと外部有識者からなる委員会が精読し点数をつけ、ランキングを決定しています。アンケート項目と評価基準はグローバル共通です。ランキングはエントリー方式で、従業員25名以上の法人が参加できます。(2019年は480社が参加)
※下記Great Place to Work® Institute Japan(GPTWジャパン)のwebサイトより抜粋

小規模部門5年連続ベストカンパニー受賞&GPTW受賞5社合同勉強会が授賞式で紹介されました!

授賞式には全国各地から約300名が参加し、ドレスコードは「サムシングレッド」。GPTWのコーポレートカラーである、赤いアイテムを身につけて参加しました。

gCは今年のランキングで6位を受賞したことで、5年連続ベストカンパニーも同時に受賞し、トロフィーを授与されました。

ランキング結果はこちらのページでご覧いただけます。

また、なんとこちらのnoteの投稿で取り組みを発見していただき、GPTWベストカンパニー5社合同勉強会についてご紹介いただきました!

今後の勉強会にGPTWスタッフの方が視察にいらっしゃることになり、活動の広がりが出てきました。今後の取り組みにぜひご期待ください!

10年連続ベストカンパニー2社より事例紹介!アメリカンエキスプレス様&Plan Do See様

最初に、アメリカン・エキスプレス・ジャパン株式会社の事例紹介。

「社員のエンゲージメントを高めるには、
・真のニーズを理解すること
・認め合う環境を整えること
・日々の仕事の中で実践すること

が大切とお話しされていました。

具体的な取り組みとして、

・常に変化する社員のニーズを知るため、社内独自のサーベイと、GPTWの外部サーベイ両軸で定点観測
・サーベイの結果を受けて、2018年はコラボレーション、キャリア開発、アジリティ(迅速さ)の3点にフォーカス
・コラボレーション:社内のギモンを質問できるプラットフォーム「知恵袋」を社内イントラにオープン
・キャリア開発:キャリアイベントの開催
・アジリティ:ミーティングガイドラインを決めてステッカーを配布、上司に相談するハードルを下げるエスカレーションキャンペーンの実施
・認め合う文化の醸成:誰もがタイムリーに感謝を伝えられる世界共通ツール「Reward Blue」

などを実践されているとのことでした。


次に、株式会社Plan・Do・Seeの事例紹介。

「働きがい向上のため」に何か特別なことをするなんてなんだか本末転倒

というメッセージを最初に発信し、その後「ライフワークバランス」という言葉を紐解きながら自社の取り組みを紹介されました。

・働きがいをもって働く人の集合体が、働きがいのある会社
・仕事と生活を分断せず、仕事が生活を侵食せず、仕事と生活をリンクさせる取り組み(ホスピタリティを体験するためのRUSH TO DINNER&RUSH TO STAY、結婚式ご祝儀補助制度)
・成長=立てた目標やり抜く力
・人生の各段階で選べる働き方を5つ用意

など、言葉の定義から考える視点に刺激を頂いた事例発表でした。

働きがい最新動向スペシャル対談!「働きやすさ」向上の一方で「働きがい」の地盤沈下

スペシャル対談として、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授・リクルートワークス研究所特任研究顧問の野田稔さんとGPTW代表の岡元利奈子さんが最新データを元に対談を行いました。

まずは昨年2018年板調査データと今年2019年板調査データを比較。小規模、中規模、大規模すべて「働きがい」は低下傾向にあることが分かりました。一方で「ずっと良いスコアを保ち続けることの難しさ」が指摘され、他の衰退企業に関する研究では、「企業は放っておくとどんどんスコアが悪くなる」という結果が出ており、良いスコアを保ち続けるにはエネルギーを割いて施策を打ち続けることが大切、とのことでした。

昨年より改善が見られた項目は、主に「働き方改革」で実施されているような「働きやすさ」に関するものが多いことが特徴として上げられました。

一方で昨年より低下が見られたのは、「誇りと信用」。これは、経営者の能力を疑う事件やニュースが多かった社会的要因も考えられるが、「昔のまま目の前のことをコツコツやっていて本当に良いのだろうか?何か新しいことを始めるべきでは?」という不安の現れとも分析されていました。

また、「働き方改革」で「楽をしている人がいる」という不満が一体感を低下させたのでは、という意見も。

会社に対する考え方の変化が複合的に含まれていることも指摘。例えば「長く働きたいと思う」という項目が低下したことも、キャリアアップしたいというポジティブな転職意思もあれば「会社にぶら下がっていたい」というネガティブな継続就業の意思もあり、もう少し詳細な分析が必要とのことでした。

次に、スコアが低い会社と高い会社との比較で、特に差異が大きかった項目を比較。大きな特徴は、「仕事に行くのが楽しい」という「やりがい」で、この好感情が「働きがい」につながっているとのことでした。

また、「いい会社」の条件として、「外に目が向けられること」が指摘されていました。スコア上位の会社ほど社会貢献を考えたコメントが多いという分析結果だったようです。

総じて、「働きやすさ」は働き方改革の成果である程度改善傾向があるので、今後日本企業は「働きがい」を高めていくことが課題であるとの印象を受けました。

まとめ

授賞式には、絶賛宮古島でのダブルワーク・2拠点生活実践中のgCエグゼクティブフェロー安部と参加してきました!(南国で日に焼けて、く、黒い。。)

「働きやすさ」と「働きがい」、この言葉は似ていつつも微妙に違い、その違いは思っている以上に大きいのでは、と感じました。「働く=苦役、辛いこと」という概念自体がひっくり返り、「働く=楽しい、やりがい」という考え方に転換されていくことで、日本の企業はまだまだ元気になれる!そう実感しました。

今後も、「従業員の幸せ」を大切に、gCらしい働き方を模索しつつ、社会に貢献できるよう常に考え続け行動していきます。

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