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LGBTQ+(セクシュアル・マイノリティ)の基礎知識②~セクシュアリティの要素とグラデーションでの理解~

ご覧いただきありがとうございます。
前回の記事では、『LGBTQ+って何?』『セクシュアル・マイノリティってどんな人のこと?』といった疑問に、カテゴリーでの理解の方法をお伝えしました。

カテゴリーがあることでセクシュアリティの理解がしやすくなりますし、安心する当事者の方もいます。しかし、多様なセクシュアリティを理解するためにはグラデーションでの理解も必要となります。

今回の記事では、同様の疑問に対し、グラデーションでの理解ができるよう、セクシュアリティの要素についてお話をしていきます。

セクシュアリティの要素

セクシュアリティを構成する要素として、身体的性別(からだの性)、性自認(こころの性)、性的指向(好きになる性)、性表現(表現する性)の4つの指標があります。

身体的性別(からだの性)は、外性器や内性器、染色体などを指します。

性自認(こころの性)は、自身の性別をどう認識しているかという心理的性別のことを指します。

性的指向(好きになる性)は、恋愛対象や性的対象となる性のことを指します。

性表現(表現する性)は、服装や仕草などです。

セクシュアリティはグラデーション


これらの要素は「男か、女か」といった2択ではなく、それぞれのグラデーションの中のどこかに位置します。

ゲイの人であれば、からだの性とこころの性が男性(寄り)で、好きになる性も男性(寄り)であることが多いですが、人によってその位置は異なります。
同じ男性(寄り)でも、「心は漢そのもの!」という人もいれば、「少し中性的だけど男性だと認識しているし困りもない」という人もいると思います。

性的多数派の人でも、全員が同じセクシュアリティではないことは、セクシュアリティをグラデーションで考えると分かることでしょう。

「男らしい筋肉マッチョが好き」「優しい人が好き」「化粧男子と付き合いたい」「性自認は女性で男性が好きだけど、自分もカッコいい服装をしたい」など、セクシャリティは人それぞれ違うものです。

今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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