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哀愁の秋、体と心の潤し方


♪♪ 京都大原三千院  恋に疲れた 女がひとり~ ♪♪
暑い夏が終わり、秋がやって来ました。

秋になるとなぜか旅に出たくなります。心の季節「寂(じゃく)」の季節、あるいは物思いにふける季節、あるいは悲しみの季節とも言います。一年で言えば秋ですが、一日で言えば「たそがれ(誰そ彼…)」誰だか見分けが着かなくなる時間です。不思議なことにこの時間になると、小さい子はお母さんから離れず、スカートを握りしめます。乳飲み子ならクシュンクシュンとわけもなく泣く時間です。だから「寂」であり、悲しみであるのです。

秋になると、心の静寂を求めて、1人旅をしたり、絵画展に行ったり、映画を見たりしたくなります。芸術の秋は心の季節でもあるわけですね。

山田洋次監督(92才)と吉永小百合(78才)の「こんにちは、母さん」の制作風景をNHKで見ました。山田洋次監督は私と同じ9月生まれです(なんかうれしい)。92才ですからさすがにお年を感じました…さびしいです。

吉永小百合さんは78才とは思えないほどの美しい肌、髪で本当に驚きました。食事はとても気をつけているそうですが、運動して身体の手入れもしっかりしているんですね。映画スタッフがとても80才に近いお婆ちゃんに見えない、体幹がしっかりしているからだね、と驚いていました。撮影の合間にスクワットしたりして体をほぐしていましたから。それなりの努力をしているんですね。あれを見て、私も体を動かし、ほぐすようにいろいろやり始めました。すぐ影響される慎一郎であります。「継続は力なり」。続けていきます!そして、ぜひ映画館で見たいと思っています。

家ではDVDで久しぶりに「カサブランカ」を見ました。何度見ても良い映画です。ハンフリー・ボガート、イングリット・バーグマンは本当に美い!。

ノーベル賞を受賞した江崎玲於奈氏もかなりのご高齢。なんと98才!
江崎氏は「僕は変な物は食べない。食はとても大事だ」と仰っていました。
食事の中身は野菜、海藻、魚介類といった純和風の食事で、奥様が作っておられるとのこと。奥様もご健在なんですね、きっと。

また、江崎氏はこう言っています。
「情報の大波の中で、自分にとって必要がないなものまでも抱え込んではいけない」「今までの行き掛かりに捕らわれてはいけない。 呪縛やしがらみに捕らわれると洞察力は鈍り、創造力は発揮できない」と。

さて、秋になってアウトドア派は紅葉狩り、山登りのシーズンです。私の住む那須塩原は紅葉と清流がとても美しいです。ちょっと足を伸ばすと日光があり、ここの紅葉もとても綺麗。那須も日光も周りは温泉が沢山あって日光だけあってケッコウなところですなぁ(^0^)。
夏の発散の季節と全く違いますね。

そして秋と言えばお月見。9月末は十五夜で中秋の名月。この月を愛でる風習は中国から伝来したものです。日本古来の風習は少し変わっていて、月が少しだけ欠けた「十三夜」を愛でます。完全にまん丸でないところがいかにも日本的です。栗名月、あるいは豆名月とも言われています。今年の十三夜は10月27日です。

こうして心はしっとりと潤うのですが、秋冬は乾燥の時期ですから、お肌はカサカサになりやすい。

北風吹き抜く寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる~♫
吉永小百合さんの歌です。…若い方は知らないだろうなぁ。
これならどうかな?
北風小僧の寒太郎 今年も町までやってきた ヒューン ヒューン 
ヒュルルンルンルンルン 冬でござんす ヒュルルルルルルン。

♪雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ
(北原白秋 ペチカ)
おまけにもう一つ
雪の白樺並木 夕日が映える 走れトロイカ朗らかに♬
雪が積もる寒い夕暮れ時、この歌をよく歌っていました。本当は凄く寒いはずなんですけれども、この歌を歌うとなにか楽しくなってしまう、と言う不思議な歌でした。リンゴのような赤いほっぺは寒さでカサカサでした。

話が横道にそれました。
はてさて、このように秋冬は乾燥の時期。
どうやって肌を乾燥から守って潤わせましょうか?

◆皮膚の乾燥
血液が不足すると抜け毛

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