見出し画像

【社会人1年目の皆様へ】私が1年目でやっておいてよかったと思う3つの事

2017年に1社目となる大手の総合電機メーカーに就職したわけなのですが、その1年目を振り返った時に色々あったな、と思う今日この頃です。

そんなところで、今回はあの時は意識していなかったけど、結果としてやっててよかったと思う事「転職サイトに登録する」「会議資料を読み込む」「掃除をする」を紹介したいと思います。

転職サイトに登録する

就職していきなり転職サイト?と突っ込まれそうですが、私は大まじめに転職サイトに登録していました。決して職場が合わないという事ではなく、自分の感覚が今の会社に染まっていないか、特に自分の市場価値をに確認したいと思って登録しました。

大真面目に1年目の夏ごろに登録したわけですが、当然職務経歴には書ける事が全くありません。それでも「転職検討中」とすると月に何件かはエージェントさんからお話をいただけるわけですが、どれも今の条件よりも低いです。そこで私は客観的に見てまだ給与に見合ったレベルでないことがわかります。

これが確認できていると仕事中「なんでこんなことしないといけないのか」と思うことがなくなります。何故なら自分には実力がないのだから当然だと思うわけです。こんな感じで雑用でも何でもやります、こんなお給料をくれてありがとうございます、となりました。これで乗り越えられた部分は多いです。

その後5年目に転職する事になるのですが、必ず新年度に入ったらサイトの職務経歴書は更新し、来るオファーの内容を定点観測しました。実際に3年目の後半からは現状よりも高い給与やチームリーダー職のオファーがもらえるようになったので、上司に対して自信を持って「昇格試験を受けさせてほしい」とお願いに行くことが出来ました。

入社した会社の感覚だけにならず、自分の能力や経験を客観的に見る指標を持てた事ですごく良かったと思います。

ちなみに登録した会社はこちらです。現在ある求人に対して、エージェントさんが合格率を3段階で判定してくれるところが非常に使いやすかったです。

会議資料を読み込む

入社して最初に困るのが会議です。はじめは社内用語などもあり、何の話をしているか全くわかりません。私は朝5時半おきで1時間半かけて出社していたので正直めちゃ眠かったです。

そこで大体の会議で提出される事前資料や会議後の議事録をまずは隅から隅まで読み、分からないところは先輩に聞くようにしました。

徐々に慣れてきたら、ある会議で決定したことが次どこで使われるのかを調べて、その会議の資料を送ってもらえないかお願いしました。(内容によってはダメと言われる場合もありました。)

この方法を取ると、ある会議で最も重要な決定事項が何かわかります。加えて、その決定事項をどういったロジックで報告しているのかを読み解くこともできます。

私は営業だったので、まず営業内での報告会議があり、それを工場側の生産とすり合わせる会議をして、最終的に経営層へ報告する経営会議という流れになりました。

時には会議で報告したり、資料作成をしたりしましたので、その際には特に自分の報告や資料のうち、どこが議事に残り、また次の会議で上長がどこを使って報告しているのかを確認し、次回以降はなるべくそれに沿う形するように修正していきます。

よくお笑い芸人さんが自身の出たテレビ番組の放送を確認し、自分の発言のどこがオンエアされているか研究するという話を聞いたことがありますが、まさにその要領です。

この組織が一体何を重視して意思決定をしているのか、それが分かれば自分の報告内容が論点を外さなくなりますので、会議で炎上する事がなくなります。

また、この点を抑えていれば、ある会議で議論が脱線しているのか否か、場合によっては会議や資料自体が不要であるかまで検討することもできます

私は3年目の後半に営業部内の業務改善のプロジェクトにアサインされましたが、その際にもこの感覚があったので改善提案がしやすく、また周りを説得する事にもつながったと思います。

自分の仕事がどう経営に関わっていくかを抑えるためには会議資料を読み込むことが大切だと思います。

掃除をする

私が配属初日に指導員の先輩から「毎朝何時に来れる?」と確認され、始業前と答えると翌日に雑巾とクリーナーを渡され、「もしよければ部門の机を始業前に全員分ふいてくれるか」とお願いされました。

これが入社最初の仕事になったわけですが、私は特にいやと思わず1年目の1年間、これを続けました。続けられた理由は上記「転職サイトに登録する」でも書いているメンタルだったからです。

同世代の皆様するとありえないお願いだと思います。実際同期にこの話をすると、そんなことをしているのは私だけで全員に引かれたのを覚えています。

しかし結果として、掃除を毎朝していることでフロアに100人ぐらいいる皆さんに配属1ヶ月で名前を覚えてもらえ、廊下などで声をかけてもらえるようになりました。特に私は営業で社内の各部門にお願い事をしないといけない立場だったので、顔を覚えてもらうことは何より重要でした。

掃除をすることを怒る人はまずいないと思いますので、職場内での人間関係を円滑にするためにこういった古い方法もアリだなと学びました。現在はコロナでテレワークも増えているので難しいかと思いますが、出社した折には5分だけでも実施してみるといいかもしれないです。

最後に

いかがでしたでしょうか。社会人1年目は正直やることがないか、死ぬほど忙しいかのどちらかかと思いますが、色々な事にアンテナを張ってこの時期を過ごすことで2年目以降に繋がると思います。

参考になればうれしく思います。

----------------------------------------------------------------------

この記事を書いています私はこんな人です

「キャリア」×「自由でいい」をテーマに面白いゆとり世代を発信するラジオやっています

-------------------------------------------------------------------------------------

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?