妖怪バイデン、怪獣トランプを罠に嵌めるの巻

皆さんも多くの方が気になっているであろう2020年アメリカ大統領選挙の目玉行事である公開討論会、これが様々な場所で話題を集めている。

個人的な見解をいうと、トランプはハメられてしまったな…という感想しか抱かない。

確かにバイデンは質問に明確に答えず、議論では終始トランプが優勢だったようにみえる。

しかし、バイデンの戦い方は非常に巧みである。


まず相手の話を聞かない、顔をみない。

これはつまり、相手にしていないのだ。

トランプもこれに気づき、顔を赤くして怒り狂っている。

2016年のヒラリーの時にあった余裕やジョークをいうユーモアなどは消えており、終始怒り相手の話を聞かず怒りをぶつけているだけだ。

これをみて視聴者はどう感じるだろう。

バイデンはトランプを小僧扱いして相手にしていない…。

こういう風にみえてしまう。

逆にトランプはいつもの冷静で傲慢なオラオラ的オーラがなくなり獣のように喚き散らしているだけである。

いつもなら習近平をビビらせ、金正恩すらも手玉にとる彼がまるで子供扱いである。

おまけに司会者までほとんどバイデンの味方をして、トランプばかりを注意している始末である。

この司会者はなんとトランプ御用達メディアのFOXなのにこの始末だ。


バイデンの張り巡らされた罠は非常に用意周到で、なおかつ相手のホームグラウンドで相手を子ども扱いし恥をかかせるというかなり高度な心理戦をあえてトランプにしかけているのだ。

さらに脱税の疑惑がかかっているトランプに対して、バイデンはわざわざ自分が税を納めたという記録を持ち出して優位に立っていることをアピールしている、アピールの能力もうまくみせている。

流石長年ワシントンにいた妖怪ぬらりひょんは格が違う。

トランプの炎の攻撃をまるで川の流れのように受け流し、司会者にトランプの邪魔をさせることで混乱状態に追い込む…バイデンは中々とんでもない策士のようである。

恐らくこれがもしも、ヒラリーならこうはいかなかっただろう。

というか、思い返せば2016年の公開討論会でヒラリーはトランプにあしらわれ恥をさらけだしてしまっていた。

民主党のワンダーウーマン、女傑であったヒラリーはプライドが高く好戦的である、その好戦的な姿勢のままトランプに逆に食われてしまうという醜態を全国にみせた。

憎悪と怒りの炎を吐きながら暴れ狂う恐竜怪獣トランプ相手にヒラリーは正論という剣を武器に、リベラルという鎧をまとって戦いを挑んだが逆にメール問題や様々な問題を突き付けられ、顔を青くして恥をかいてしまうという事態にみまわれていた。

ヒラリーとバイデンでは器が違う。

トランプのような怪獣タイプにはパワーではなくテクニックでハメ込む…バイデンのやり方のほうが実はかなり有利なのではないかとすら思ってしまう。

無論、バイデンにもダメな部分はあった。

まず、明らかにカンペを読んでいる。

ということは最初からどういう風に話が展開するかわかっていたのだろう。

次に、司会者の応援攻撃がなければトランプの炎に呑まれていただろう。

おまけに映像でみたらよくわかるが、かなり弱弱しい。

トランプが元気いっぱい常にフルスロットルなのと大違いだ。

さらに息子のことを言われたときに明らかに焦っていた。

噂で言われる息子のハンターが中国と裏で手を組んでいるというのはマジだったのだろう。

しかし、だが今回…この討論会だけをみれば妖怪バイデンはうまくトランプをやりすごした、それどころか鼻をくじき恥をかかせることまでやってのけた。

これは事実である。

事前ではバイデンがボケているのではないかという懸念もあり、多くの人がトランプ優勢とみていた。

しかし、相手は長年ワシントンで活躍してきた政治屋の妖怪ジジイである。

結果的には万全の策を打ってトランプに逆に恥をかかせることに成功した。


では、どっちがアメリカや日本のためになるかというと…

やっぱりトランプのが日本にとってはいいだろう。


というのも、今回の討論会でバイデン優勢で嫌気がさしたNYダウが下がっているのに、香港ハンセン指数や上海総合指数は高値を記録していた。

画像1

無題


ただの都市伝説ではなくバイデンは中国と手を組んでいるのだろう。

議会が反中、超党派が反中、というが恐らくバイデンの鶴の一声があびればいっせいに反中姿勢を民主党関係者は棚上げにする気が満々だ。

ハリウッド関係者がバイデンを支持するのはこのためだ。

そりゃ中国と仲がいい方が映画は売れるもんね。


そうなると香港・ウイグル・台湾の問題はフェードアウトしていく可能性が高い、この数日前にアゼルバイジャンとアルメニアがもめ始めていたのも何かの伏線だろう。

ここでプーチンやエルドアンが何かアクションをすれば、バイデンが大統領になったときにそこを中国より問題視する可能性が高いのではないだろうか。

いずれにせよ、トランプはやられてしまった。

もう勝つ可能性は残念ながら低い。

皆さん覚悟してください、オバマ時代の悪夢が再来しますよ。

米中蜜月で米中で太平洋分割、始まっちゃうんじゃないでしょうか。

そして、始まる俗にいう新世界秩序…現実になっちゃうんじゃないかなぁ…。


討論会は以下のリンクから観れるのでよろしくお願いします。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?