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クラウドファンディング活動報告"New Year Donation"

明けましておめでとうございます。
昨年5月より実施していましたクラウドファンディングに伴う活動の報告です。

元来コロナによるロックダウン以後、政府からの食料支援も届かず、食も失い、絶望と餓死に直面する状況を改善するために食料支援を主に実施していました。

その後徐々にロックダウンが解除され、また政府の支援も広まってきており、不必要な人は支援を届けることを避けつつ、現地の人と話ながら何を支援として届けるべきかを決め、実行してきたのでご報告です。

支援先はブッダガヤ近郊のハティアール、ドゥムリ、ニマーヒという3つの村になります。
不可触民とされる方が多く済む比較的貧しい(貧しい中でも貧しい)村です。

寄付の内容としてはブランケットを250世帯に届けています。
1枚500〜750円ぐらいのブランケットを購入し、届けています。

このタイミングで実施したのはコロナ如何とは関係なく、純粋に寒くなるからという理由です。
5人家族の家にブランケットが1枚という状況の家、無い家もあり、厳しい冬の寒さを乗り越えつつ機会に応じて仕事や勉強に励む体力を維持してもらうため、寄付を決めました。

現地の教育者3名と共に実施してきました。
この3名の方から寄付いただいた皆様にも御礼を伝えて欲しいと預かっておりますので、私の日本語訳ですが、記載します。

「本当にありがとうございます。新しい年を迎えたばかりのこのタイミングで必要なものを必要な人に届けられることに感謝します。支援先の貧困に苦しむ人たちも新しい年を少しでも希望を持って迎えることができると思います。ありがとうございます。」

言葉としては短いですが、何度も私に直接伝えてくださり、また深く頭を下げてくださりました。

私からは、下記のようにお伝えさせていただきました。

「私からも感謝させていただきます。私たちは日本人として産まれて多少お金を持っていますが、誰かのために何かをしたいと思ってもなかなか現場に届けることができません。中には私服を肥やすだけで支援が届かないという例も多く耳にします。その中で皆さんと出会え、新年から一緒に活動できることに感謝します。貴方達がいなければ支援を必要な人に届けることはできません。お礼を言うのはこちらもです。ありがとうございます。」

あくまで私の考えで恐縮ですが、お伝えさせていただきました。

以下簡単なスケジュール感をご報告します。


12/20ぐらいに現地の信頼できる教育者の方々へ連絡を取り、企画を開始。
メッセンジャーでグループを作成。


12/30にブランケットをGayaにて購入


12/31に私もスジャータ村へ移動、配布当日の動きの確認のための会議


1/1に各家を事前に周り、必要かどうかを確認し、必要な人のリストを作成


1/2に配布を実施

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この活動を通してこの教育者3名の方が属する同一のグループを作ったことにも感謝いただきました。
今まで個々に活動していることが多かったみたいですが、近しい目的を持ち、地域や子供の未来のために努力する者同士、より目的に近づきやすくするため、少しでも情報をシェアしていけることに喜んでくれました。

活動中、私は想いを伝え、企画をすることしかできず、実際に現地の言葉を駆使して地域に信頼されている教育者として活動に協力してくださった方、寄付を託してくださった方、情報をくださった皆様、一緒に企画し、活動してくださっている水流さんには本当に感謝しています。


これからも外部環境のせいで機会が無い人のために機会を与えられるよう動いていきます。

いくつか写真です。

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