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単純過ぎる名前の由来

私の名前の由来。

少し珍しい名前なので、ここでは書きませんが、

親から由来を聞いて、少しがっかりしたのを思い出します。

いわゆる、パクリだったからです。

両親が若かった頃、二人でとある合唱団に所属していて、

そこでピアノ担当だった女性の名前。

それが私の名前になりました。

名前の読み方の響きが好きだったそうです。

読み方としては、よくある名前ですが、

この漢字に対してこの読み方は珍しい。

そんな名前です。

しかも、本人には知らせる事なく、勝手に拝借したと。


某芸能人の名前が好きだから、自分の子供に付けよう。

そんな感覚だったと思うので、許可を取る必要もなかったのかもしれません。


そんな名前を付けられた私。

その後、その名前で一苦労するとは誰も想像しなかったのだろうか…。

何が苦労したか?といえば、

小中高のクラス朝礼、習い事等、大勢の前で初めて名前を呼ばれる場面は結構多かったのですが、

そこで正しい読み方で呼ばれたことは、一度もありません。

なんで読み仮名ふってないのかな?と何度思ったことか。

全く違う読み方で呼ばれることも、多々ありました。

挙げ句の果てには、読めなくてそこで固まる先生までいました。

高校生くらいからは、間違って読まれても訂正することなく、そのままスルーするようになりました。

もう、めんどくさい、どうでもいいや。


現在はどうなってるのかわかりませんが、

名簿には必ず仮名を付けるのが必須だと、いつの日も思います。

今となっては、珍しくてよくある名前ではないので、結構好きになってきました。

昔は、自分の名前が嫌いでした。

年月が経つと、人間の考えって変わるもんだな…。

つくづく思います。


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