出生率が映さぬ少子化(2020年7月27日日経朝刊より)
ひとこと:統計のアヤを見つけるのは脳トレ
若い世代(子育て世代も含め)が上京してしまい、地方の少子化は加速しているということ。
そして、東京の子供は増加している。
今回、コロナ禍でテレワークが一定の広がりを見せたことで、能力のある女性が働きながら受入体制の整った地方で子育てをするという像も見えるようになったのではないでしょうか。
少子化やSDGs対策を、特に大企業から本気で取り組むべき転換点になったと思います。
その他の注目記事:
★医療用医薬品の市販薬転用 承認手続き一本化
ひとこと:医療費財源の抑制につながる
すべての承認プロセスが複雑な日本の体制がコロナ禍で浮き彫りになったところですが、まずは市販薬の分野で改革が起こりそう。
医療用医薬品から市販薬に転用されたものを「スイッチOTC医薬品」と呼ぶよう。
現行では開発前と開発後にそれぞれ別機関で承認が必要なのを一本化するとのこと。
このふたつ、当然ステップとしては必要ですが、評価する機関が異なることで難易度が一気に上がるという点が改善されれば、ハードルが下がりますね。
★ダイドー IoTで即補充
ひとこと:自販機補充やったことあります
その知見ものべますと、すでにカンで補充するのでなく(缶だけに)、自販機から在庫データを採り、それに基づいて補充するという時短機能はすでについています。
ただ、現場に行かなければ補充の要否がわからないので、日々のひとの流れに加えて、祭りやイベントなどに応じてルートを販売員が再構築するという、職人芸に近い芸当を日々こなしています。
まずはデータが遠隔で管理できるようになる、それだけでかなり負担は減ると思うんですけどね、IoTなんてたいそうなことを言わずとも。
★「謎の会社」で終われない プリファードCEO
ひとこと:研究から実用へ
日本最大級のユニコーン企業ともいわれるプリファード。
その高い技術力は世界でもトップレベルですが、実用化(収益化)に関しては模索状態。
ソニーのウォークマン以来、日本が世界を変えるイノベーションを起こしていないとも言いますのでここで奮起してほしいものです。
お休みの3日間、他愛もない記事にも関わらず見ていただき、さらにスキもいただけたのですが、新聞記事のほうも記事のチョイスや切り込む角度を磨いて愛されるようにしていきます。
(基本は、自分が日経読むための宿題なんですけどね)
本日も、お読みいただきありがとうございました!
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