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FC2ブログ、小説家になろう、ハーメルン等で活動中の無名アマチュア作家。 創作大賞に応…

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FC2ブログ、小説家になろう、ハーメルン等で活動中の無名アマチュア作家。 創作大賞に応募、小説の有料販売のためにnoteに登録。 主に執筆した小説を淡々と投稿。 よければいいね、評価、コメントなどしていただけると大きな励みになります。 画像は各種画像生成AIにて生成。

マガジン

  • 【無料】異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~

    マイナーな悪魔が多数登場する、異世界転移もののダークファンタジー。 主人公に都合のよいだけの世界ではないので、苦戦等が嫌な人はブラウザバック推奨。 執筆の気力がないので、不定期更新。

  • 【有料】ミスティック・ディテクティブ〜最知真理の事件簿〜

    現代が舞台の世界の不可思議な謎や都市伝説、オカルト等の要素を作中にふんだんに盛り込んだ短編ミステリーホラー集。 具体例を挙げると動画サイトで公開される不思議な暗号動画、米国のあるホテルの不気味な一室ROOM‐322、秘密結社Cicada 3301の執筆したLiber Primusと奇書ヴォイニッチ手稿などを元を下敷きに、作中では様々な謎や暗号が登場します。 オカルト好きな方に向けた小説となります。

  • 【有料】ヴォートゥミラ大陸異聞録

    「異世界のジョン・ドウ 〜オールド・ハリー卿にかけて〜」の舞台であるヴォートゥミラ大陸の世界観を深掘りする、1話完結の短編ファンタジー小説集の有料版。 1話100円での販売でマガジンでまとめて購入すると、よりお求めやすい価格で作品をお楽しみいただけます。

  • 【有料】異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~

    マイナーな悪魔が多数登場する、異世界転移もののダークファンタジー。 悪魔の支配するヴォートゥミラ大陸が舞台で、それに翻弄される人々の物語が繰り広げられます。 主人公に都合のよいだけの世界ではないので、苦戦等が嫌な人はブラウザバック推奨。 FC2ブログと各種小説投稿サイト等で無料公開された33話以降の話となります。 web小説媒体の性質上、返金は不可。 なので公開された小説を熟読した上で、金銭を払ってよいかのご判断を。 約1万5000文字を100円にて販売。 マガジン購入の方には、より安価で提供予定。 値段設定は記事や文字数の増加に伴い、都度変更しますのでご容赦を。 1話が完成次第noteに投稿し、約1万5000文字程度まで続きの話を随時更新します。 現在短編小説を鋭意執筆中、かつ遅筆で執筆意欲に乏しく不定期更新。

  • 【無料】ヴォートゥミラ大陸異聞録

    「異世界のジョン・ドウ 〜オールド・ハリー卿にかけて〜」の舞台であるヴォートゥミラ大陸の世界観を深掘りする、1話完結の短編ファンタジー小説集。

最近の記事

  • 固定された記事

【有料】異世界のジョン・ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第34話 イーサンとソフィの過去その2 第35話 イーサンとソフィの過去その3 第36話 悪魔マイナデス 第37話 殺戮の預言 第38話 嘲弄の弓矢 その他キャラクター説明など

第34話 イーサンとソフィの過去その2 数年前 魔毒竜殲滅戦にて 「ラッキーナンバーは18! イーサン、ソフィ、ちゃんと意識しておけよ〜。後で後悔しても遅いからな〜」 茶髪に碧眼の男性が忠告する。 白のローブには数字の形をした装飾品をじゃらじゃら括りつけられ、歩く度に金属音が鳴った。 彼の名はノア・コールマン。 イーサンの親友であり、長年の付き合いの冒険者。 占星術、タロットの知識と実践を冒険者の戦闘に流用した私たちとは、出逢ってすぐ意気投合した。 彼が扱うのは数秘術で

¥100〜
    • 夏の給水

      #夏の1コマ #アゲハチョウ

      • 夏の日差しにやられた動物

        #夏の1コマ

        • 創作活動の未練と後悔

          評価もコメントもろくになく、有料化しても誰も購入せず、無駄に思えてから、10年以上続けた小説の執筆に取り組むのを辞めて早数日。 より評価=価値があるものを作ろうと、生み出しては思うような結果がでずに中途半端に切り捨ててを繰り返し、結局殆どの作品は完成せずに終わった。 それ自体は週刊誌の読者アンケート結果で下位の作品が打ち切りになるのと同じで、無駄なものに時間を費やさないための、作家側の努力なのだが。 話を戻すがつまるところ俺には余計なプライドがあったから、評価を得て成功、自信

        • 固定された記事

        【有料】異世界のジョン・ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第34話 イーサンとソフィの過去その2 第35話 イーサンとソフィの過去その3 第36話 悪魔マイナデス 第37話 殺戮の預言 第38話 嘲弄の弓矢 その他キャラクター説明など

        ¥100〜

        マガジン

        • 【無料】異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~
          28本
        • 【有料】ミスティック・ディテクティブ〜最知真理の事件簿〜
          1本
          ¥100
        • 【有料】ヴォートゥミラ大陸異聞録
          1本
          ¥100
        • 【有料】異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~
          3本
          ¥250
        • 【無料】ヴォートゥミラ大陸異聞録
          6本
        • 短編恋愛小説集「嘘の告白」
          22本

        記事

          アマチュア作家の創作活動の終焉

          急に小説の無期限休止を選択しましたが、理由は至って単純で何の利益にならない上に、『ワナビ』、『小説家志望』と周囲に小馬鹿にされた気分で、延々と執筆作業を続けるのが苦痛になったからです。 金も資本も勝者総取り。 負け犬には評価やコメントのおこぼれもないので、馬鹿らしい競争からは降りる方が合理的。 長年の不満と鬱憤が原因で辞めた以上は、それを終わらせたい気持ちも、いつか読まれるという希望も打ち砕かれて跡形もないものの、根気があれば幾つかの作品は結末を迎えていたでしょう。 読まれな

          アマチュア作家の創作活動の終焉

          小説執筆、投稿の無期限休止

          創作の世界では評価も、コメントも、レビューも、アクセスも、何も得られなければ、完全に時間の無駄。 前書きで評価や感想を呼びかけても無反応。 いつまでも無駄な事に時間を割きたくない。 趣味だが逆にストレスが溜まる一方で、対価もなく執筆したくないので有料にしたが誰にも購入されず、ふと虚しくなり辞めようかと思い立ったので、以後執筆作業は無期限休止にします。 ご購読ありがとうございました、さようなら。

          小説執筆、投稿の無期限休止

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第27話 占星勇士(アストロ・ブレイバー)と占札勇士(アルカナ・ブレイバー)

          王国に以前現れたという魔毒竜が、卵を産み落としていたとの噂が流れた。 民に深い爪痕を残した怪物の復活を危惧し、自発的に揃った冒険者らは、まるで一つの生き物であるかのように、王国近くの草原へと集結する。 今の光景を上空から眺めたら、鰯の群れのように映るだろう。 無論卵の話は悪魔を討伐するという、本来の目的を隠す為に流布してもらった嘘だ。 これだけの冒険者がいれば、迂闊には手が出せまい。 しかし悪魔がいるならば、ここが極上の餌場であるのも事実。 誘き寄せる条件は整った。 (……

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第27話 占星勇士(アストロ・ブレイバー)と占札勇士(アルカナ・ブレイバー)

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第26話 出逢いと別れ

          夜にて 日が落ちると静寂と闇の世界が訪れた。 客引きの声も疎らになり、都会の喧騒から離れ、読書や瞳を閉じて音楽に聞き入るetc。 多種多様な自分だけの時間を満喫できる夜は、心休まる一時。 雲がなければ、満天の夜空を見上げるのも一興だろう。 日中の白と水色のコントラストは壁紙を貼ったかの如く、一面が黒に塗り潰されていた。 太陽と月は毎日欠かさず模様替えをする、超一流のクロス職人だ。 だが例外もあり、酒場は昼間と変わらず、陰気な雰囲気を破るように騒がしい。 人が多くて苦手だが、

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第26話 出逢いと別れ

          【有料】ミステリーホラー短編集「ミスティック・ディテクティブ〜最知真理の事件簿~」 序章「ある動画サイトの奇妙な暗号動画」

          世に溢れた謎を解き明かす探偵、通称『ミスティック・ディテクティブ』の最知真理(さいち・まこと)の元には日々様々な依頼が舞い込む。 とある動画サイトにアップロードされた、乱数放送を思わせる奇妙な暗号動画。 歓楽街の寂れたホテルに実在するという、監獄を彷彿とさせる一室『ROOM‐324』。 秘密組織がネットの電子書籍として販売する、彼の有名なヴォイニッチ手稿にも似た奇書。 最知の体験した事件簿を、嘘八百と一蹴するのは容易い。 だがしかし世界を見渡せば類似した不可思議な恐怖は、現実

          ¥0〜
          割引あり

          【有料】ミステリーホラー短編集「ミスティック・ディテクティブ〜最知真理の事件簿~」 序章「ある動画サイトの奇妙な暗号動画」

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第25話 悪魔掃討作戦

          あれから数日後、王からの遣いと名乗る男性が現れた。 彼からの情報をまとめると、人が突如として悪魔の姿へと変異する、狂気に陥った冒険者らが殺し合う、冒険者らが不可解な壊疽傷を起こすなどの被害が報告されているようだ。 不可解な事件を全て悪魔の仕業と断定するのは、どうかと思う。 だがしかし怯える人々の不安を解消するには、悪者が必要なのだろう。 現代社会で無職や障害者が、社会を破滅に導く存在として扱われるようなもの。  数年前に精神疾患を患う男が幼稚な大量殺人を起こしたのが記憶に新し

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第25話 悪魔掃討作戦

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第24話 異なるが故の対立、武器に選ばれし者たち

          一行は宿をとると、一階の広間に集まっていた。 そしてテーブルを挟み向かい合うと、今後の方針について話し合うこととなる。 長椅子には三人しか座れず、アシェルは妖精を膝に乗せて傾聴する姿は実に愛らしい。 煉瓦の壁の四角形に空いた穴から、羊皮紙越しに日の光が差し込む。 ガラス窓は高価で手が届かない店や、王国から離れた農村ではこれが一般的らしい。 酒場なら内部が暗くとも陽気な雰囲気があるものの、宿屋は水を打ったように物静かだ。 場所が場所だけにこそこそと密談する、よからぬことを企む冒

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第24話 異なるが故の対立、武器に選ばれし者たち

          【有料】ヴォートゥミラ大陸異聞録 冒険者の教官エイダン・ウォードの熱情の物語

          フィリウス・ディネ王国の無償の冒険者育成施設、『巣立たぬ雛の鍛錬場』では、今日も明日の英雄を夢見る兵が鍛錬に勤しむ。 肩まで髪を伸ばす土色の衣を羽織る青年は、藁の人形に駆けられた的を射んと弓を構えた。 腰の矢筒から1本取り出すと、彼は片目を瞑り集中。 距離を測って放つも矢は的を大きく外れ、鍛錬場を囲う灰色のコンクリート壁へとぶつかっていく。 「……うっわ〜、全然当たらねぇ」 「動かねぇ的にも命中させられないんじゃ、魔物相手なんざ到底ムリムリ」 そして訓練に励む者たちのやり

          ¥100〜

          【有料】ヴォートゥミラ大陸異聞録 冒険者の教官エイダン・ウォードの熱情の物語

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          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第23話 道徳の指針、新たな仲間

          翌日 「今後の冒険資金として金貨をたんまり貰ったわ。これは武具の調達に充てましょう。王国から直々の依頼、絶対に成功させるわよ!」 「やっぱり直美さんに任せて正解だったね」 「やるなァ、嬢ちゃん。こっからオレサマの成り上がりの序章が始まるぜ!」 「おー、直美さん。すごいです~!」 「上手く王族に取り入ったな、悪魔じみた交渉術だ」 王国へと戻った一行は酒場に集い、酒を嗜み、注文した食べ物に舌鼓を打ちながら談笑する。 テーブルの中央のランタンの灯りに、青年は百物語を連想しながら

          異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第23話 道徳の指針、新たな仲間

          【有料】異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第43話 結ばれる信頼、絶望の中の勝機

          (こ、殺されたのかっ、ウィッカちゃん!?) 細長の炎が咀嚼するかの如く烈しくうねると、すぐさま彼女は吐き出された。 枯れた木の葉のようにゆっくり落下した妖精を受け止め、青年は変わり果てた姿に青ざめる。 シミひとつない白肌は火傷で醜く爛れ、皮膚は死人を想起させる緑へ変色している。 幸い小刻みに震えた仕草から息をし、まだ生きているようだが、瀕死の重傷なのは一目で明らかだ。 しかしおかしい、火傷跡でこうなるか? 「こ、これが火の魔法の影響の負傷か……!?」 「クククッ、気がつい

          ¥100〜

          【有料】異世界のジョン·ドウ ~オールド・ハリー卿にかけて~ 第43話 結ばれる信頼、絶望の中の勝機

          ¥100〜

          ヴォートゥミラ大陸異聞録 蒐集家の冒険者 サイモン・ベネットの絆の物語

          「我ながら壮観であるな」 自室の押入れを開くと、そこはまさに異国そのものだった。 異世界の調度品や貴重な書物を眺め、我はしみじみと呟いた。 それと同時に今まで費やした総額を、頭の片隅に追いやる。 見た目こそ此方(こちら)の人間と相違ないものの、独自の言語を話す、ヴォートゥミラ大陸への来訪者。 そして来訪者と共に招かれた、奇妙奇天烈な品々の数々。 これら数の限られた貴重品を手に入れるには、金に糸目をつけては駄目だ。 名匠の芸術品のように、いつか値打ちがつくだろう。 散財を正当

          ヴォートゥミラ大陸異聞録 蒐集家の冒険者 サイモン・ベネットの絆の物語

          ヴォートゥミラ大陸異聞録 愛深き妖精戦士 ケイレヴ・ハワードの奇跡の物語

          空を飛び交う竜、庶民と王族の婚姻、異世界からきた異邦人。 大人になるにつれ、いつからか信じなくなっていた、巷にありふれた与太話。 けれど見たことがなければ、実在を疑うのが普通だ。 我々妖精の存在を確認したことがなければ、僕らの暮らす妖精王国ファトゥム・アグナも、ただの伝説だと一笑に付すだろう。 だがしかし僕はそんな夢物語に、再び手を伸ばそうとしていた。 手にしていた書物をパラパラとめくると、とある記述が目を惹く―――ハエモニィ。 葉に棘が生えた、黄金の花弁を咲かせる、伝承上の

          ヴォートゥミラ大陸異聞録 愛深き妖精戦士 ケイレヴ・ハワードの奇跡の物語