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2022/11/10~採点結果来た!~

 朝起きたら9時だった。一限開始は9時で、家から学校まで1時間、授業時間は100分。
 工藤少年はいくつもの難事件を解決に導いたその明晰な頭脳をフル回転させた。そして、ある一つの結論に辿り着き、こう言った。「1限間に合わないわ。」と。

 普通に大寝坊かました。欠席した社会言語学の授業は一般教養でありながらも今まで欠席したことなかったし、とても面白い授業だったので非常に悔しい。悔しい~~~~!!!

 気持ちを切り替えて次の3限~5限に出席。
 もう一つのお気に入り授業、行政法特講では今回の発表者がレジュメに独説を沢山書いていた。学部生の間は優秀な学説を唱える必要は全くなくて(期待されてもいない)、基礎的な理解をしていれば十分なのだと思う。だとすれば、たとえ誤りを多く含んでいたとしても独説を唱えることは知識と「文献読み解き力」、そして打たれ強さを持っていることになるから、大変にリスペクトされるべきだと思う。
 ソシュールも少年時代に自信過剰な独説による論文を提出して打ちのめされたと言っているけれど、やはりその分野で大成するにはこのくらいの猪突猛進さが必要らしい。(ソシュールの本読み切れてない、読まなくちゃ、、、)

 この前受けた予備校の論文テストの採点結果を見た。可もなく不可もなく、みたいな結果だった(つまり客観的には不可ということである)。
 私の勉強に対する態度は呆れるほど舐め腐っているなと常々感じているが、やはりその態度に由来する詰めの甘さが多かった。そもそも基礎が抜けているところもあるし!どうなっているんだ!
 返却と同時に初めて優秀な人のリアルな答案を見た。とても上手だなと思うと同時に、全く非現実的な完成度でもないと感じた。変なプライドを持たずに謙虚に努力し続けることの大事さを再認識。

 隣で恐らく同学年の人が先輩にアドバイスもらいながらガクチカなるものを書いているっぽい。
 私には学生時代力を入れたと言えることや、第三者に「ほかの人に比べてアピールするに足りる」と評価されるものは何もないなと思っていた。しかし隣の様子だと、何に力を入れたか、どこがアピールポイントなのかは自己肯定感の問題に帰着するらしい。物は言いよう。
 ただし隣にいる人は少なくとも相談できる先輩がいる時点で私より優れているので、単純な自己肯定感の問題に帰着させるのは誤っているかもしれない。そうだとしたら私は野垂れ死にするしかない。


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