Gao Liu|ナラティブ・エディター

「残された時間は限られている」と早期リタイアを計画中。ギター/中国語/自転車/小型二輪…

Gao Liu|ナラティブ・エディター

「残された時間は限られている」と早期リタイアを計画中。ギター/中国語/自転車/小型二輪などにのめり込む一方、日常の些細な出来事に感動して発信する、感受性の高いおぢをめざし、自分の理想とする終焉の地を探しながら、今日も旅を棲家とするライフスタイルをめざして活動中。

最近の記事

おしゃべり

#あの頃のジブン |13 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/05/24Fri 言葉を口から発する行為をしゃべるという。 自分の意志を伝えたいときなどに多用される 傾向にある。その使い方は千差万別で、 あらゆる種類の言葉を並べながら、 意味不明な状況になってしまう人や、 数種類の言葉しかもっていないかのように 説明できない人、よく舌足らずで申し訳ない、 というタイプの人がいたりする。 私

    • お金💰💴

      #あの頃のジブン |12 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/05/23Thu 是が非でもしなければいけない話なのに、 どうしても真正面から話ができないのが お金の交渉だ。 自分の仕事のスキルをどのくらいの価値に 見てくれるか、という建前とともに、 相手の懐具合を予測しながら、 見積りを立てる。 あまり余分に言い過ぎても欲張りのように 見えるし、かといって少なすぎれば生活が できなくなる。

      • 大人気ない

        #あの頃のジブン |11 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/05/22Wed どっちもどっち。 だからあとはメンツの問題である・・・ 。 まるで外交問題の新聞見出しのような言葉が、 日常にあふれている人間同士のやりとりを 揶揄している。 第三者から見れば、 なんともたわいのない意地の張り合いが あって、それを双方がわかっていながら 譲れなくなってしまった状況を多く見かける。 当事者に聞

        • #あの頃のジブン |10 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 02/05/30Thu 涙もろい人はいい人か。 なんとも不可解な命題からはじめよう。 私は涙腺がゆるいほうだと思う。 毎週、大河ドラマを観ながら 涙を流しているような気がする。 人間の情に訴えるものは、 例え作り話だとわかっていても、 どうしても感情を抑えることはできない。 私の個人事業の屋号にもなっている ジョン・キンセラ原作「シュ

          いいこと

          #あの頃のジブン |09 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/01/16Fri 昨夜、久しぶりに夢を見た。 はっきりとは覚えていないが、 何かひどく興奮していた感覚だけが 体に残っていて、 目覚めた時には脱力感を 感じずにはいられなかった。 とにかく、こうだ。 たぶん離婚した夫婦の設定で、 私が元妻の家に遊びにいく。 子どもがいたが、 たぶん自分の子どもではないだろう。 あまり印象に残っていな

          飾らない笑顔になるために

          #あの頃のジブン |08 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/05/20Tue 今日も書き続けた。 ◯◯◯社のパンフレット原稿を、 これでもかと書き続けた。 余分な概念などそこには必要なく、 いかにクライアントや店舗の方にわかる ように書けるか。 「簡単にね」という依頼が多いのも事実。 わからない人たち、読まない人たちに、 何とか読んでもらうための方法が必要だ。 日本語が読めない人たちに、 ど

          飾らない笑顔になるために

          文句

          #あの頃のジブン |07 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/05/21Tue どうしても譲れないことがある。 自分なりのスタイルがあって、 どんなに身近な人間であったとしても 許すことのできないことがある。 いや、逆に身近な存在だからこそ わかっているはずだ、と 怒りが強くなることすらある。 例えばデパート巡りだ。 とにかく私は人混みが嫌いで、 人混みだけで気分が悪くなる。 そのうえ人形

          少しずつ

          #あの頃のジブン |06 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/03/16 Sa 広く、楽しく、美しく。 新型軽自動車のCM のキャッチコピーは、 少々大げさながら、 なんとなく現代人の本心をくすぐって いる気がする。 すべてを満たさなければならない、 しかも今すぐにだ。 NHKのプロジェクトXも視聴率が高い。 高度経済成長期にばりばりと働いていた 親父の世代だけではなく、 その申し子たちも

          あきらめ

          #あの頃のジブン |05 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/06/03Mon いきなりマイナーな言葉。 確かにこの先行き不安では、 人の心も疑心暗鬼になりがちなのも わからなくはない。 自分はこれからどうなるのだろう。 中高年は自分の地位や名誉、 そして生活を失う恐怖を、 若年層は停滞している社会のしくみに 苛立ちを募らせている。 こういうことになることは、 かなり前からわかっていたはずだ。

          流れ

          #あの頃のジブン|04 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/05/31 Fri 流れを感じている。 自分でもはっきりと意識した流れが、 私の周りを流れている。 これは水の流れに似たものだ。 川などによどみがあって、 何かのはずみで石やごみなどが 動いたりすると、 競うように水が集まってきて、 新しい流れをつくり出す。 あえていうならば、そんな感じだろうか。 そんなに特別なことではないのだ

          変化とヘンカ

          #あの頃のジブン|03 50代後半の僕が 30代半ばの僕に 寄り添いながら その時の想いを 語るものがたり * * * 2002/03/20 Wed 近頃、周囲に変化が多い。 物理的な変化というよりは、 人の考え方やなどの精神的なものに、 そういうヘンカが見られる。 時は3月。 学校で言えば学年末、会社で言えば決算期。 そして4月からはじまる新たな生活に向けて、 期待と不安が入り混じる大切なときだ。 人は安定を求める生き物であり、 不安の中に身を置くことを心地

          エセふるさと

          #あの頃のジブン|02 20年程前 大切にしていた人を亡くし 熱中していた仕事を失くし それでも 未来はあると 信じていた頃の ジブンが書き連ねた 大切な想いのカケラを ご紹介します。 * * * 2002/03/18 Mon エセふるさと どこのご出身ですか、と 初対面の方によく聞かれる。 たいていは言葉に詰まってしまう。 私には自分がどこで生まれ出たか正確な 記憶がないからだ。 高度経済成長期の日本において、 田舎の次男坊と三女が行き着いた 東京という場所

          人間の意識

          #あの頃のジブン|01 20年程前 大切にしていた人を亡くし 熱中していた仕事を失くし それでも 未来はあると 信じていた頃の ジブンが書き連ねた 大切な想いのカケラを ご紹介します。 * * * 2002/03/15 Fri 人間の意識について 誰もが同じ価値観ではなく、 自分ではちょっとなあ、 と思うようなことでも、 平然と言ってのける人もいる。 “平然”というのは私の価値観であって、 その人にとってみれば"当たり前"の ことなのだ。 このように、 他人と

          #あの頃のジブン

          30代半ば、 夢を抱いて参画した ネットベンチャー企業が崩壊。 自分の知識や経験のなさからくる挫折感を、 これでもか、というくらい味わっていた。 その中で、唯一と言ってもいい“慰め”は、 思ったまま、感じたままに、 日々の出来事を書き連ねることだった。 誰が読む訳でも、 誰から批評される訳でもなく、 ただ、ただ、 無心にキーボードを叩き続ける毎日。 あんなに絶望的な毎日だったのに、 20年も経ってしまえば、 思い出すのもやっと。 最近、Macのデータを整理していたら