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いいこと

#あの頃のジブン  |09

50代後半の僕が
30代半ばの僕に
寄り添いながら
その時の想いを
語るものがたり

* * *

2002/01/16Fri

 
昨夜、久しぶりに夢を見た。
はっきりとは覚えていないが、
何かひどく興奮していた感覚だけが
体に残っていて、
目覚めた時には脱力感を
感じずにはいられなかった。

とにかく、こうだ。
たぶん離婚した夫婦の設定で、
私が元妻の家に遊びにいく。
子どもがいたが、
たぶん自分の子どもではないだろう。
あまり印象に残っていないから。

どうして元夫が遊びにいけるのか
不思議だが、そんなことよりも、
その元妻がとても私に好意を持っていて、
“より”を戻したいと考えていることは
明らかだ。

その目がなぜかいま考えると、
女優の余貴美子さんに
似ていたような気がする。

そのときの心の動きや動揺、嫉妬心など
複雑に絡み合う心情は、
なんとなく懐かしさを感じてしまった。
あの夢は何を暗示していたのだろうか。

もうひとつは、
大きな体育館のような建物のなかに、
災害のときに人々が集まっているような
混沌とした状況になっていて、
そこに自分も住んで(?)いる。

そこで大学時代の友人や、
なぜかスマップ中居くんが出てくるなど、
キャストはにぎやかだ。

そこで繰り広げられる拷問のような
スポーツテスト、巨大な水鉄砲が
私たちを狙って水をかけ、
それを必死になって避ける私たち。

この夢の物語については、
急に先ほどの元妻のパターンに
飛んだりしたのだが、
そのあたりはよく覚えていない。

脱力感を感じながらも懐かしさとともに、
爽やかな気分だったことで、
多分よい夢だったのだろう。
これから先、
よいことが起きるような気がしてならない。

* * *

僕は、結構、夢を見る。
朝方の頃だと思うが、
話すのも躊躇われるような
センシティブな内容だ。

だけど、
それで気分が悪くなることはない。
そういう創造の世界にいることは
むしろ、
現実の世界の物足りなさを
反映していると言える。

その時のことは鮮明に覚えている。
なぜならその後、
大きなプロジェクトへの参加が決まったり、
企画が何本も通ったり、
今までになかったようなことが
続いたからだ。

予知夢かといえば
それなりの裏付けがあってもいいが、
その後、同じような夢は見たことがない。

そろそろ来てくれてもいいかな。
夢の続きを見てみたい。

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