見出し画像

ベストセラーから読み解き米中の違い

皆さんこんにちは!私が本を読むのを好きで、本はその国の鏡みたいな存在で、ある程度国の特徴と現在状況を分かります。今回は、アメリカと中国のベストセラーランキングを通じて見える国の違いです。書籍のタイトルも一緒にチェックして、見ていきましょう!

まずはアメリカから。第1位は『I'm Glad My Mom Died』!え、これってマジでしょうか?タイトルだけ見ると、ちょっと重い感じがしますが、中身は『サム&キャット』のスター、ジェネット・マッカーディが、摂食障害、依存症、母親との複雑な関係など、元子役時代の苦悩と人生を取り戻した方法についてまとめた回想録。そして第2位は『Atomic Habits』。原子を扱うのかと思ったら、自己啓発書でした。アメリカ人はやっぱり成長志向なのかしらん。これが日本も翻訳されており、本屋を寄るときに手に取ってみたらいかがでしょうか。

第3位は『Get It Together』。NYタイムズのベストセラー作家、FOXニュースのゴールデンタイムの司会者でもあるジェシー・ワッターズが数十人の過激な活動家にインタビューして発見した2つの真実。

第4位が『The Small and the Mighty』。最も優れたアメリカ人は教科書に載っていない普通の人々である。建国から公民権運動まで、歴史の流れを変えた知られざる普通のアメリカ人12人の感動的なポートレート。

第5位の『The Psychology of Money』は、お金に関する心理学を探求する本です。私も何回も読みました、お金ってやっぱり複雑ですよね。心理学の観点から見ると、ますます興味深くなります。この本、なんと、50週連続ランクイン

そして第6位の『Don't Believe Everything You Think』。自分の考えを疑え、ということなのかしら?確かに、常に客観的に考えることは大切ですね。人生におけるすべての疑問に対する答えを見つけるために……。ジョセフ・グエンが教える、あなたの思考が苦しみの始まりと終わりである理由と、心の自由を獲得する方法。

さて、次は中国のベストセラーランキングを見てみましょう。1位に輝くのは『三体』!あれ、2015年、第73回ヒューゴー賞の長編小説部門を受賞。アジア人作家の作品では初めての受賞となったでも、夢を追いかける中国の人々にぴったりな本なのかもしれませんね。

第2位は『女性の視点で書かれた「如雪如山(雪の如く山の如く)」が中国文学(小説部門)で第1位』。タイトルが長いですね!女性の視点からの物語、素敵で、この本まで積読状態で、読み終わったらまた感想を書くと思います。。

第3位の『始于極限』は日本からの文化交流本のようです。日中友好がうかがえますね。同書は日本で出版された社会学者の上野千鶴子さんと作家の鈴木涼美 さんによる「往復書簡 限界から始まる」の中国語訳本だ。中国では日本の書籍が盛んに翻訳出版されており、愛読者も多い。なんだって、隣の友達を忘れてはいけないよね。

第4位が『BLと中国 耽美をめぐる社会情勢と魅力』。BLって、ちょっと意外ですね。中国でも人気があるんですね。最近、日本でもだいぶ増えたなあと感じる人が多いではないか。

第5位の『中国語現代文学案内』。中国の現代文学を知るための入門書なんでしょうね。渋いだろうなあ。私がこういうのを多分敬遠してしまう、ごめんなさい。

第6位の『中国現代小説の起点 清末民初小説研究』。歴史的な視点から中国の小説を見るのも面白そうですね。

さて、アメリカと中国のベストセラーランキングを比較してみると、両国の文化や社会に対する関心の違いが浮かび上がります。アメリカは成熟した社会であり、ビジネスや自己啓発に関する本が人気です。一方、中国は夢を追い求める若者が多く、ファンタジーやBL関連の本が人気を集めています。

書籍から見る両国の違いは、経済大国のアメリカは金融中心で、中国は明らかにSF中心に台頭しているではないかと考えられますね。ここまで、夢中させる小説家が誕生するのですから、裏で絶対中国宇宙開発も加速するだろうなああと予測できるでしょう。中国は沈んでいくと一方的なメディアに惑わされず、自分の頭で考えることが大切だということを、本から学ぶことができます。さて、あなたはどちらのランキングに共感しますか?ぜひ、皆様も、本からの洞察を教えてくださいね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?