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「なんで今って精神障害ですらファッションみたいな風潮なんだろう」


ってなどこかの誰かのツイートに100件を超えるいいねがついていたのが目に入り

私も以前は、ファッションとまでは言わないけれど、たとえばマッチングアプリの男性のプロフィール文に「精神障害●級」「うつ病」など書かれていると

きっと世間的にはそれをマイナスにとらえる人が多いんだから、別に書かなければいいのに🤔
書かなくても許されることじゃないか?

と、かつてうつ病を患うまでは、思っていたときがあった。

うつ病を患ってからは、SNSにバンバン「うつ日記」などといって書き込んだり、会おうって言われた友達にも積極的にいまうつ病でさーと言うようになった。

なんでなん?
ってところを、私が当時感じていた視点を書き起こしてみようと思う。
センシティブな話題だし、嫌な気持ちになりそうな人は読まないでもろて🙌

1.千と千尋のハクの名前がナントカ川だとわかったかんじ

「千と千尋の神隠し」でハクが忘れていた自分の名前を思い出して「ナントカだ、、僕はナントカ川だ!!!」と叫ぶシーンあるじゃん

日々の体調不良とかメンタルの異常なブレ方とか、マジなんで? なんで同じ生活送ってるほかの同僚はそんなことないのに、自分だけこんなに弱い? メンタル豆腐すぎ? やっぱ気持ちの問題? 深く考えすぎ? そっか、私がへなちょこだからだめなんだ

と思っていた当時、「うつ病です」と外部から名前を与えられることで、「アーっ!!! これが、この状態が、うつ病というのか!
千尋、よく聞け、わたしの症状はうつ病だ!!!」
と一種スッキリした気持ちになった。

そうすると、日常生活のあんな変なこともこんな変なことも調べてみるとうつ病のあるある症状で、「あなた、うつ病っていうのね!」って気持ちになった。

何度も何度も「自分はooで…」と言っている人は、自分の名前がわかった直後のハクなんだなと思ってほしい。

2.言っとかないととんでもないことになる

いつどこでどんな症状が起きるかわからない
先手を打って伝えておかないと、相手に迷惑かけるかもしれんし、変なムーブをしちゃって「なんだアイツ意味がわからない」ってなる

人は、わからないものに恐れを抱き、嫌悪感を抱くものらしい
なるべく、相手のわからないゾーンを減らしておきたい

3.同じ悩みを持ってる人とつながりたい

公表しておけば、同じ悩みを持った人とつながれる。

別に、同じ悩みの人とつながらなくても! 相乗効果でより悪化するのでは?
と思う人がいるかもしれんけど、
やっぱ「共感」「あるあるネタ」が話せるつながりってとても貴重なもの。
Twitterでもお笑いネタでも、「あるあるネタ」が軽率にバズってるじゃん。
人はやっぱ、"共感"で癒されることがある。


知らんけど。



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