たかさわ

高澤俊一がウォーゲームについてnoteします

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高澤俊一がウォーゲームについてnoteします

記事一覧

重要なことをプレイの例だけに

『Desert Victory』のキャンペーンシナリオ。最初のイタリア軍の攻撃はダイスが6で、イギリス軍の第7機甲師団に損害を与えて後退させることに成功した。 イタリア軍は手元…

たかさわ
12日前
7

熱いナイフでバターを切る

ウォーゲームを遊びたい、と思っても、大概はルールを読んだり、コマを切ったり、セットアップをしたりと事前の準備が要る。 電子機器で遊ぶようになって、コマ切りやセッ…

たかさわ
2週間前
7

興味のある出版元を目視で

WargameVaultのサマーセールが今日まで。買うものはない。ないけれど、安くなっている製品をつらつらと眺めよう。そう思って軽く眺めたらなんと全部で14,251アイテムあるそ…

たかさわ
2週間前
2

結局タブレットに戻る

iPadの第10世代を入手。 13インチのiPad Airとどちらにするか、かなり迷った。10インチのiPadを2枚買ってもお釣りがくるお値段は自分には高価すぎるので、引き続き10イン…

たかさわ
2週間前
17

うんともすんとも

iPadがうんともすんとも言わなくなった。 1時間ぐらい前にこのiPadで、『ロンメルがゴーグルを拾うとき』のイギリス軍の第1ターンの移動をあれこれ考えたばかりだと言うの…

たかさわ
3週間前
1

さっさと進めたいなら雑に

ウォーゲームのルールがなかなか頭に入っていかない。ウォーゲームに限らず、新しいものを受け入れる能力の衰えを全方位的に感じる。加齢からくるものなのだろう。そういう…

たかさわ
4週間前
8

最終ラップに追い抜けばよし

『Win or Go Home!』をNPDなしで、人類だけでプレイしている想定のソロプレイ。いろいろ考えるのは大変そうなので2台だけで。ドライビング・スキルは両方とも3(緑の丸)、…

たかさわ
1か月前
2

レース全体をそこそこの時間で

WargameVaultで『Win or Go Home!』の紹介文を読んで、「おお、こういうのを遊んでみたかったのだよ」と思って購入を決めた。PnPは即納だし、スキャンも収納も不要だし、円…

たかさわ
1か月前
1

ChatGPTとNotebookLMの対話

NotebookLMが「ソースに記載がありません」というような返答をしてくるのは、便利かつ誠実な態度だとは思う。けれど、そこで話を膨らませてくれたらなぁ、と感じることもあ…

たかさわ
1か月前
4

サブセクターの呼び名を決めたい

『Traveller』のサブセクターを作る。 d6≧4の判定だと星系が多くなりすぎるので、DM-1のd6≧5で。スターポート、基地、ガスジャイアントも決める。星系名はChatGPTに発注…

たかさわ
1か月前
6

石壁と呼ばれるためのお膳立て

『Across Five Aprils』の『Bull Run』をソロプレイ。 最初の攻撃でストーン・ブリッジを渡った北軍に対して、南軍はさらなる損失をおそれて消極的にふるまってしまった。…

たかさわ
2か月前
3

ダウンロードできなかったため見つかりません

大きな画像をNumbersにアップロードすると、Webブラウザで表示したときにボヤケてしまう問題。画像を分割するとボヤケなくなるものの、いくつかの画像が表示されないことが…

たかさわ
2か月前
1

史実では北軍の反撃

『Lee's Last Offensive』の1ターンシナリオ『No Earthly Excuse』。 1回目のイニシアティブはダイスをふらず、北軍が自動的に取る。こういうシナリオは「最初にイニシア…

たかさわ
2か月前
5

シリーズなウォーゲームの面白さ

『The Skirmisher』の第4号に掲載されたシナリオ『Battle for the Gaps』。 南軍がブルラン山脈を越えてマナッサスに向かう場面は、『Stonewall Jackson's Way』で何度と…

たかさわ
2か月前
5

これまでの軍マーカーと色が違う

『関ヶ原』は軍マーカーを部将名表示にしてプレイしている。もともとの「一軍」「二軍」というマーカーを使うと「小早川秀秋は何軍だったっけ」みたいなことになってしまい…

たかさわ
3か月前
3

レックのゲームなんだから

久しぶりに『関ヶ原』。おそらく四半世紀以上ぶり。今世紀初。 『決戦』シナリオを何度かソロプレイ。四半世紀以上前までは『関ヶ原戦役』シナリオばかりプレイしていた。…

たかさわ
3か月前
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重要なことをプレイの例だけに

『Desert Victory』のキャンペーンシナリオ。最初のイタリア軍の攻撃はダイスが6で、イギリス軍の第7機甲師団に損害を与えて後退させることに成功した。 イタリア軍は手元に補給が1ポイントあるので、これでボックス/地雷原を設置してコンパス作戦に対抗したい。海岸道路沿いとその1ヘクス南とに戦闘後前進して、2ヘクス幅の陣地を構築できるのか。 ルールの「ADVANCE」の部分にはそれらしい記述はない。グロッサリーにはそもそも「Adavnce」という項目がない。ルール全体を

熱いナイフでバターを切る

ウォーゲームを遊びたい、と思っても、大概はルールを読んだり、コマを切ったり、セットアップをしたりと事前の準備が要る。 電子機器で遊ぶようになって、コマ切りやセットアップは事前に済ませて保存できるようになった。けれど、ルールを保存しておく脳みその容量不足と揮発性はいかんともしがたく、ルールはごく少数の例外を除いてその都度インストールする必要がある。 iPad不在中はウォーゲームを遊ぶことにも、ルールを読むことにも不自由した。iPadを再び使えるようになって、ルール読みよりは

興味のある出版元を目視で

WargameVaultのサマーセールが今日まで。買うものはない。ないけれど、安くなっている製品をつらつらと眺めよう。そう思って軽く眺めたらなんと全部で14,251アイテムあるそうだ。出版元で絞り込もうとしても、これまた大変な数がズラリと並んでいて途方に暮れる。 自分の興味のある出版元を目視で拾って抜き出す。次回のセールとかで役に立つかもしれない。出版元もプロダクトも多すぎ、と言ってしまうと悪いことみたいだけど、とにかく探すのが大変。 今回お安くなっている製品があるところ

結局タブレットに戻る

iPadの第10世代を入手。 13インチのiPad Airとどちらにするか、かなり迷った。10インチのiPadを2枚買ってもお釣りがくるお値段は自分には高価すぎるので、引き続き10インチの世界で遊びましょう、という結論に着地。 着地まで3日と少しの間、iPadなしで過ごしてあれこれ考えた。ウォーゲームを遊ばないのはタブレットがないからか、もしかしてそれほどウォーゲームを遊びたいわけじゃないのかも。そんな余計なことまで考えたのは、きっと暑さのせい。ほんと暑い。 Numbe

うんともすんとも

iPadがうんともすんとも言わなくなった。 1時間ぐらい前にこのiPadで、『ロンメルがゴーグルを拾うとき』のイギリス軍の第1ターンの移動をあれこれ考えたばかりだと言うのに。ホームボタンを押しても反応しない。ホームボタンとトップボタンの長押しもダメ。ケーブルで電源やパソコンとつないでも効果なし。 Appleのチャットボットにサポート依頼。ボタンの上にフィルムなどを貼られていないか、ボタンが汚れていないか、そうでないなら修理に出しましょう、との情報。翌日午前中に修理の予約。

さっさと進めたいなら雑に

ウォーゲームのルールがなかなか頭に入っていかない。ウォーゲームに限らず、新しいものを受け入れる能力の衰えを全方位的に感じる。加齢からくるものなのだろう。そういうものだ。 『ロンメルがゴーグルを拾うとき』も、ルールがなかなか頭の中に落ち着かなかった。プレイを始めてみるとシンプルかつ簡単なルールだし、プレイ時間もそれほどかからない。広くないマップと少ないコマ。戦略フェイズから撤収フェイズまでを6回繰り返すので、実質6ターンだと言えるのかも。 第1ターンのイギリス軍はできること

最終ラップに追い抜けばよし

『Win or Go Home!』をNPDなしで、人類だけでプレイしている想定のソロプレイ。いろいろ考えるのは大変そうなので2台だけで。ドライビング・スキルは両方とも3(緑の丸)、レースの長さは短めの150周。 先行車の選択肢はそのまま走るか、ピットインしてボーナスdr(赤い丸)を補充するかの二択。後続車の選択肢は追い抜きをかけるか、ドラフトしてボーナスdrを1個増やすか、ピットインするかの三択。 『Win or Go Home』はタイヤや燃料、車のコンディションといった

レース全体をそこそこの時間で

WargameVaultで『Win or Go Home!』の紹介文を読んで、「おお、こういうのを遊んでみたかったのだよ」と思って購入を決めた。PnPは即納だし、スキャンも収納も不要だし、円安の影響はあるけどそれほど高価じゃないので大変にありがたい。 『Speed Circuit』や『Thunder Alley』のように、サーキット全体を収めた盤面の上で、レースカーを表すコマをマス目に沿って動かしていくゲームは楽しいのだけれど、ある程度の周回数をプレイしようとすると時間がか

ChatGPTとNotebookLMの対話

NotebookLMが「ソースに記載がありません」というような返答をしてくるのは、便利かつ誠実な態度だとは思う。けれど、そこで話を膨らませてくれたらなぁ、と感じることもある。 ChatGPTはそういうとき、いい感じに話をあわせて膨らませてくれる。ならば、ChatGPTとNotebookLMの対話を実現させれば、両者をいいとこどりして楽しめるかもしれない。 ちょうどダニガンのウォーゲーム・ハンドブックをNotebookLMに読んでもらったところだったので、この本について語り

サブセクターの呼び名を決めたい

『Traveller』のサブセクターを作る。 d6≧4の判定だと星系が多くなりすぎるので、DM-1のd6≧5で。スターポート、基地、ガスジャイアントも決める。星系名はChatGPTに発注。 実在の星系名ばかりが納品されたので、架空の名前を再発注。トラベラー宇宙にはデネブのように実在の星系名も使われているけれど、今回のサブセクターはそうじゃない名前だけで。 架空の星系名のリストが即納。アルファベット順のようなのでランダムに並べ直してもらう。毎度のことながらChatGPTの

石壁と呼ばれるためのお膳立て

『Across Five Aprils』の『Bull Run』をソロプレイ。 最初の攻撃でストーン・ブリッジを渡った北軍に対して、南軍はさらなる損失をおそれて消極的にふるまってしまった。終盤に南軍がストーン・ブリッジ奪回を目指したものの、あと1ターンあれば何とかなったかも、という状況で日没終了。北軍の最低限の勝利。 サドリー・フォードから南下した北軍の2個師団は、マナッサス・ジャンクションから北上した南軍のシェナンドー軍を押し切れず、ヘンリー・ハウス・ヒルとヘンリー・ハウ

ダウンロードできなかったため見つかりません

大きな画像をNumbersにアップロードすると、Webブラウザで表示したときにボヤケてしまう問題。画像を分割するとボヤケなくなるものの、いくつかの画像が表示されないことがある。 iPadには「ダウンロードできなかったため見つかりません」というメッセージが出る。 Webブラウザだとアップロードしたときには表示に問題はない。Numbersを一度閉じた後で再び開くと問題の画像が表示されず、マップの一部が欠落した状態になったりする。 表示されていない画像をもう一度アップロードす

史実では北軍の反撃

『Lee's Last Offensive』の1ターンシナリオ『No Earthly Excuse』。 1回目のイニシアティブはダイスをふらず、北軍が自動的に取る。こういうシナリオは「最初にイニシアティブを取る側は当然これをやるでしょ」ということがありそうで、自分がそれに気づけていないのではとハラハラする。 ウォーレンをこの位置に残したまま南軍がイニシアティブを取ると危ない。スチュアートは戦闘力が低いので側面をふさいでくる心配はないものの、南軍が歩兵だけでウォーレンを圧倒

シリーズなウォーゲームの面白さ

『The Skirmisher』の第4号に掲載されたシナリオ『Battle for the Gaps』。 南軍がブルラン山脈を越えてマナッサスに向かう場面は、『Stonewall Jackson's Way』で何度となく見てきた。今回は同じ地域で、マナッサスから西側を偵察しようとする北軍の騎兵を南軍が妨害する。 見慣れたマップで見慣れた名前のユニットたちが、全然違う動きをするのを見ると、こういうところがシリーズなウォーゲームの面白さだなと思う。 マップにVPを書き込み。

これまでの軍マーカーと色が違う

『関ヶ原』は軍マーカーを部将名表示にしてプレイしている。もともとの「一軍」「二軍」というマーカーを使うと「小早川秀秋は何軍だったっけ」みたいなことになってしまいがち(個人の感想)。 この軍マーカーを使い始めて間もなく、「宇喜田秀家」という表示を見つけて早速訂正した。それからしばらく経って、今度は「本田忠勝」を発見。あまり軍を指揮させることのない部将には、まだまだ誤りが潜んでいそう。 このマーカーはKeynoteで作った。その部将名を訂正して、画像を書き出して、必要な部分だ

レックのゲームなんだから

久しぶりに『関ヶ原』。おそらく四半世紀以上ぶり。今世紀初。 『決戦』シナリオを何度かソロプレイ。四半世紀以上前までは『関ヶ原戦役』シナリオばかりプレイしていた。『決戦』はセットアップまでで、実際に動かしたことはなかったような気がする。 はじめのうちは西軍が勝てないのではと心配になった。レックのゲームなんだから、そんな一方的な設定にはなってないだろうという信頼はあるものの、野戦をすれば東軍が圧勝だし、岐阜城奪回にトライしてもゲームが短すぎて時間が足りないし。 西軍のイージ