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ChatGPTとNotebookLMの対話

NotebookLMが「ソースに記載がありません」というような返答をしてくるのは、便利かつ誠実な態度だとは思う。けれど、そこで話を膨らませてくれたらなぁ、と感じることもある。

ChatGPTはそういうとき、いい感じに話をあわせて膨らませてくれる。ならば、ChatGPTとNotebookLMの対話を実現させれば、両者をいいとこどりして楽しめるかもしれない。

ちょうどダニガンのウォーゲーム・ハンドブックをNotebookLMに読んでもらったところだったので、この本について語り合ってもらう。NotebookLMは何も言わなくても複数のレジュメを作ってくれる。なんとすばらしい。そのうちのひとつ「学習ガイド」を見る。

最初のクイズをコピーして、ChatGPTに尋ねてみる。

NotebookLMはクイズにそれぞれ解答も用意してくれているので、こちらも読む。ChatGPTの回答が出るまで、NotebookLMの解答は読まずに取っておく方が楽しい。

第二問もChatGPTに答えてもらう。

返答の前半。ちょっと長いくて箇条書きな返答が何ともChatGPTさんっぽい。自分もそういう発言をしてそうな気がする。楽しければいいんだよ。

ChatGPTさんの返答の後半。想定してなかった話題に拡散しているところは、おしゃべりとしては有益だと思う。対して、NotebookLMさんが事前に用意していた解答はとてもシンプル。話者の個性が発言の内容にもボリュームにも顕著に出ている感じで、これはこれで楽しい対談。

AIがウォーゲームのおしゃべりをしてくれる、という話を9年前に書いていたのを思い出した。

今回、人類はNotebookLMさんとChatGPTさんを取り持つメッセンジャー、または単なる通信手段に過ぎない存在になった。もしかして自分はシンギュラリティを見ていたりするのかも。

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