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最終ラップに追い抜けばよし
『Win or Go Home!』をNPDなしで、人類だけでプレイしている想定のソロプレイ。いろいろ考えるのは大変そうなので2台だけで。ドライビング・スキルは両方とも3(緑の丸)、レースの長さは短めの150周。
先行車の選択肢はそのまま走るか、ピットインしてボーナスdr(赤い丸)を補充するかの二択。後続車の選択肢は追い抜きをかけるか、ドラフトしてボーナスdrを1個増やすか、ピットインするかの三択。
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『Win or Go Home』はタイヤや燃料、車のコンディションといったリソースを、ボーナスdrの数であらわす。ボーナスdrは追い抜きの判定と、車のコントロールを失うかどうかの判定の成功率が上がり、使った分だけ減る。
ボーナスdrはランダムイベントでも増減する。ランダムイベントといっても、各ターンに車ごとにダイスを1個ふって4か5なら1増えて、6なら1減るだけ。「デブリを踏んだ」とか「エンジン異常」といったナラティブがあってもいいと思うので、そのうちChatGPTに考えてもらおう。
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所有できるボーナスdrの数に上限は設定されていない。でも、それだと管理が大変だし、一度に大量のダイスをふるゲームは好きじゃないので、各車最大9個としてプレイしている。
レースの展開。先行する黒24と、それをずっとドラフトしてボーナスdrの数で優位に立とうとする青48。ところが、ランダムイベントが黒24に有利で、65周を終えたところで両者ともボーナスdrの数が上限の9に。どうする青48。
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青48がアウトからオーバーテイク。両者とも手持ちのボーナスdrの半分(端数切捨て)を使った。次のターンに弱くなるのを承知でボーナスdrをドカンと使うことも、自車はボーナスdrを使わず、相手にだけボーナスdrを使わせることを狙ったフェイントもありえた。
残りは60周。ゲームとしては最長6ターンで、最短だと2ターン。最後の最後に抜き返したい黒24としては、ボーナスdrをどう貯めるか。地道にドラフトするか、ピットインするか。
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ドラフトでボーナスdrを貯めることにした黒24が最終ラップの直線で青48に襲いかかる。両車がすべてのボーナスdrを投入したバトルは黒24が制してトップに返り咲き。レースはそのまま終了して、優勝は黒24。
青48は90周目にトップに立った後に違う選択をできたのか。黒24がドラフトでボーナスdrを貯める選択をした時点でピットインする手はあった。ピットインで順位は落ちるけれど、ドラフトより多くボーナスdrを増やせる。あとは最終ラップに追い抜けばよし、と。
青48がピットインするのを見て、黒24もピットインすることはできる。そうなったら、どちらが先にピットアウトするかの勝負があって、その上で最終ラップの攻防になる。これはこれでアツい展開。
『Win or Go Home!』は人類プレイヤーどうしでプレイすると、それっぽい駆け引きや決断のあるレースゲームになっていそうな予感。いいぞ。
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