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思考の抽出と感情のワーク

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手を動かしながら考えるだけ考え抜く、そんな日常です。
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#lGBTQ

多様性をラベリングしてラベルの理解に努めるのではなく、唯々その人と向き合うこと。

多様性をラベリングしてラベルの理解に努めるのではなく、唯々その人と向き合うこと。

 改めて障害や多様性という言葉について考える時に大事にしている思考と、ここ数年社会で氾濫してしまっている「多様性」という言葉について、自分なりに少しでも再定義していく機会を作っているので今日はその記録を。言葉の定義は分断や誤解を生みやすいからこそ「今」の自分の考えを「書き言葉(エクリチュール)」として残しておきます。(明日には変わるかもしれないし、常に固執せず変革していきながら、いずれ未熟な自分を

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個性的である事を個人が許容できる境界線はルールで決まるのか、脳が決めるのか。

個性的である事を個人が許容できる境界線はルールで決まるのか、脳が決めるのか。

  先日も朝井リョウさんの著書「正欲」について書いたnoteの中で触れましたが、最近は多様性として認めて貰える個性の「境界線」について考え続けています。

 私が使う「多様性」の言葉の中でイメージしている個々人の「個性」には犯罪者や異常性癖者も含んでいて、私にとって有害なものも含まれています。唯、そうした「個性」を許容したり受容するにはどうしたら良いのか、この文脈でいう「個性的な人」はそもそも自分

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作品の良さを言語化しきれない時、相手の話を上手く引き出せなかった時以上に悔しい話。

作品の良さを言語化しきれない時、相手の話を上手く引き出せなかった時以上に悔しい話。

 大分前になるけれど、「ムーンライト」という映画を観ました。

 世間がLGBTQを理解しようとする流れから話題になったのか、その映像の美しさや愛情の描き方の秀逸さから話題になったのかは覚えていないけれど、兎に角好きな部類の作品だった事は確かに記憶しています。

 唯、恐らく作品を観た時に心に刻まれるような体験となるには、自分にとって「未知のもの」である事が必要なんだなと感じた事も確か。知らない世

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セクシャリティは個性ではない

セクシャリティは個性ではない

TOKYO RAINBOW PRIDE 2019 参加報告!
セクシャルマイノリティやLGBTQという言葉の不必要性を考えます。

2日間の代々木公園でのパレード、イベントが終了しました!PRIDE WEEKはGW中、様々なイベントや講演などで続きます。

かなり有名になってきたLGBTQのイベント。2年前は10万人、昨年は15万人、と参加者がどんどん増えています。今年は20万人いくかな?
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