激闘の旅路:カスタマーサクセスグループの進化と中華市場進出への道筋#夢中ing
「夢中になる」
その瞬間にはどんなエピソードやストーリーが詰まっているのでしょうか。
ゲームエイトスタッフの「夢中」な時間について迫る#夢中ing。第1弾は、セールス&カスタマーサクセス部部長の田中雄樹(たなかゆうき)さんが登場です。
あえて選んだベンチャーの環境。コーポレートと連携しスピード感の出る体制へ
-まずは、自己紹介をお願い致します。
マーケティングソリューション事業部セールス&カスタマーサクセス部部長の田中と申します。
新卒で不動産会社に入社し、注文住宅の営業として約2年半働いてから、メディア会社の営業に転職しました。そこで広告代理店部門の様々な商材の勉強をさせてもらい、ゲームエイトには2021年11月にセールスマネージャーとして入社し、2024年4月からセールス&カスタマーサクセス部の部長に着任しました。
-ゲームエイトに入社したきっかけを教えてください。
前の会社では営業成績はずっとトップの部類だったのですが、セールスのスペシャリストをしていても年収には限界があり、且つインセンティブもありませんでした。マネージャーになることも検討しましたが、会社的に、これ以上マネージャーが増えてもなあという状況ですし、前職には8年半ぐらいいたので多少飽きてきたこともあり、30歳になったのを期にちょっといろんな会社を見てみようかなと思い、転職活動を始めました。
自分の市場価値が知りたかったというのもありますね。その時に転職サイトに登録して、ゲームエイトから声がかかり、話を聞いてみて入社を決めました。そのとき同時に選考が進んでいた大手企業が2社あってかなり迷っていたのですが、現社長である沢村さん(当時COO)との面談で「今すぐ来てほしい」という熱い想いが伝わったのと、事業の話を聞いていて面白そうだなと思ったことが入社の決め手になりました。
入社前からこのメディアを使ってこんなことやあんなことができると自分の中でいくつか案があったので、それを形にできるかもと思ったのも大きいです。
-入社当時のセールスグループの印象はどうでしたか?
とにかくカオスでした(笑)。最初に私がした仕事は稟議や与信の部分ですね。当時は契約的な面で営業に初歩的な知識も無い状態で、勢いだけでなんとかしているような感じでした。そこに私が入ることによってスピード感が出てきたのではないかなと思っています。
最初は稟議が通らない、与信が通らない、で舘林さん(現管理本部長)ともバチバチすることが多かったです(笑)。この目標を達成するなら、この速度の承認じゃ無理ですよと。そこから段々信頼してもらえるようになり、さらに最近は防衛線であるはずの舘林さんがどんどん最前線に出て対応してくれていますね。サッカーでいうオーバーラップみたいな(笑)。事業理解をして、必要なリスクまで把握した上でスピード感を持って対応してくれるので非常に助かっています。私の周りではそういうコーポレートの人って今までいなかったのですが、めちゃくちゃやりやすいですね。売り上げを上げるためにものすごく協力してくれています。
「ダメ」を言わないマネジメントについてと今期の取り組み
-スタッフをマネジメントする上で意識していることはありますか?
基本的にダメとは言わず、とりあえず挑戦というスタンスで、メンバーにも日々伝えています。私もそうして育ててもらったので。
「こういうロジックがあるので、これが成功すると思います」とメンバーから提案があったら、私の決済で責任を取れる範囲なら基本的に何でもやらせます。それで仮に失敗しても、大きな経験になると思うので。
聞かれたときに答えを教えれば、その案件は受注できるかもしれない。でもそれだとメンバーが自走できるようにはならないんですよね。毎回毎回私に聞きにくることになる。その案件1つで一時的な売上になるかもしれないけれど、ロングタームで考えた場合、一度失敗してもらった方がいいんです。失敗することで、次回成功するにはどうすればいいのか考えられるので、そこからだんだん自走できるようになっていく。そうして自立してもらった方が会社としても利益になるんですよね。
僕が見てきた2年間の中では、みんな本当にスキルも考え方も成長したと感じます。実際に数字で見た時に、一人あたりの生産性が上がっていて。私が入った時よりもフィールドプレイヤーの数は減っているのですが、売り上げは上がっているんですよ。こうして数字として現れてきたことが嬉しいし、メンバーの頑張りを感じますね。
-ゲームエイトは2024年4月から新しい期を迎えました。今期から部長になられましたが、目標などはありますか?
セールス部門だけでなく、クライアントのニーズに合わせたクリエイティブを制作するライター中心の部隊が、カスタマーサクセスグループとして私の管轄に入ることになりました。
今までライター・ディレクターのマネジメントをしたことがなかったので、まずここの解像度を上げるのが今期1つ私の課題となっています。そのためには直接話すのが一番いいと思っていて、時間の許す限りスタッフたちと会話する機会を増やしていきたいと思っています。
ライター側には、これからカスタマーサクセスの役割を担ってもらうにあたって、求められるスキルがかなり変わってくるので、そこを理解していってもらう必要がありますね。今もそれに近いことはやっていますが。
今まではその場その場で対応するような形でやってきました。そういう動き方だけだと、今以上の売り上げは出せないんですよね。なので、今期は売るものを増やさないといけないし、クライアントからゲームエイトに求められるニーズが徐々に変わりつつあるので、そこに対して的確にミートして、ソリューションを作って提案して実行して納品する、ということをしていかなくてはならない。そのための体制作りは徐々にもう始まっていますが、今後どんどん進めていく必要がありますね。
セールスに関しては、今は中華圏への進出を積極的に行っています。国内だけでは起こらなかった問題も増えていますが、大変な分中華圏への売り上げが増えているということなので、新たな市場に踏み込んだ実感がありますね。今後もチャイナジョイ(中国最大のゲームショー)という、中華圏のクライアントを増やす大きなチャンスがあるので、引き続き力を入れていこうと思っています。
今中国って、ゲームに関する規制がどんどん厳しくなっていて。彼らも自国でサービスを展開することがちょっと難しいってなった時に、ジャパンマーケットを取りにくることが多いんですよね。それで向こうからきてくれることも増えているので、ゲームエイト的にはタイミングもよく。そちらにも網を張っていかなければというところですね。
新しいことを始めるときに夢中になる
-それでは、今回の本題です。田中さんがゲームエイトで夢中になるのはどのような時ですか?
新しいことを始めるときですね。内容とかやり方とか、こういうこともできるんじゃないかなとか、いろいろ考えることに夢中になります。とりあえず風呂敷を広げるのが好きなので。畳むのはあんまり好きじゃないんですけど(笑)。
もともと新卒の時から営業とかマネタイズとか、PLに直結するようなことしかやってこなかったので、自分が考えた策とか戦術のところで利益が生まれるのがすごく新鮮で好きなんですよね。
部内にアイデアを形にするのが得意な人もいて、連携できると楽しいです。私が「辛い肉料理が食べたい(アイディア出し)」とだけ言えば、「今ある食材(うちで使える商材)」で「新しい料理(ソリューション)」を作ってくれるので、非常にありがたいです。
-これから入社される方とどのように夢中になりたいですか?
走りながら考える、考えながら走れる方に入社いただけると嬉しいです。
最初に考えてから動くタイプでも、最初に動いて後から考えるタイプでもいいんですけど、大事なのはちゃんと走り出せることだと思っていて。何も考えずに走るのはリスクが大きすぎるのでやめた方がいいと思うんですけど、考えすぎて走り出すのが遅いとか、結局走り出せない方が日本には比較的多いと思うので、一定スピード感を持って動き始められる方だとありがたいです。どの部署に行っても仕事を振ってもらいやすくなるんじゃないかな。
あとは考えるにしても、できないことを考えるのではなく、できるようにするためにはどうすればいいかを考えられる方がいいですね。
そんな方と、一緒に夢中になってゲームエイトを盛り上げていきたいです。
田中雄樹からみたゲームエイト
-では最後に、ゲームエイトを一言で表すと?
デパートです。
もともと専門店だったと思うんですけど、今はあらゆる専門店が中に入っているデパートになっているんじゃないかなと思います。
昔は攻略サイトという、野菜だけを売る八百屋さんだったのが、今は攻略サイトはもちろん、SNS、動画、人材、新規事業、いろいろな専門分野が中に入ったなと。
しかも、隣に工場が併設されているデパートです。自分でブランドを作って、自分の手で製造、販売までする。
そんなデパートのようなゲームエイトで、各部門の専門性を高めつつ相互作用して、新たな専門店も取り入れながら、今後より大きくゲーム業界に貢献していきたいですね。
-素敵なお話しありがとうございました。
ゲームエイトでは、様々な経歴を持つ多様なチームが、日々新たな挑戦に立ち向かっています。私たちのミッションや理念に共感し、一緒に成長し、アイデアを実現したい方を歓迎しています。新しい仲間と共に、業界の先頭に立ち、世界中のゲームプレイヤーにワクワクを提供する体験を生み出し、共に夢中になりましょう!
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