日中作業を続けることはフルマラソンを走り続けることなんだなって。
現在、僕は自粛期間中だ。仕事柄オフィスに行かないとできない仕事ではあるものの、STAY HOMEが唱え続けられていることもあり、基本家にいることが多くなった。それはもう学生時代のころよりも。
これといったテレワークもないので、毎日が休日のように感じてくる。
ニートとはこんな感覚だったのかなと思わずにはいられない。
一見すると「うひょ~」と舞い上がるはずなのだが、僕の内面はいまいちな表情をあらわにしていた。何もない日はほんとうに何もしないまま、ただ時間が過ぎていく。自粛という行為は、心をいい方向にも、わるい方向にも動かさず、僕をじわじわとナマケモノに変貌させていった。
そんな中で一念奮起し、「何かしよう」と思った。しかし僕の体や心は「楽なもの」を大好物としており、結局、昼寝とYouTubeで1日が終わり、現状ががらりと変わることはなかった。
しかし、今日僕は10時ぐらいから、17時まで作業ができた。別に仕事をしていたわけではない。副業を始めたわけでもない。あえて言うなら作品作りだろうか。緊急ではないけれど、重要なこと。それを今日は一気に7時間もできた。(昼食時間を入れると実稼働は6時間ぐらい)
今日はたまたまコンディションが良く、モチベーションの波にも乗っていたのかもしてない。しかし、何となくではあるが、家という誘惑が多く制限がないこの環境下においても作業を長時間続けれる仕組みを発見できた気がする。
その方法がこれ。
このYouTuberの人は早稲田大学を首席で卒業しており(すごい)
この勉強法を使うことで、1日12時間も勉強していたらしい。(すごい)
このやり方は勉強以外にも、仕事や創作活動にも応用が利く。
作業の休憩時間をこまめに設定し、その時間を10分と決めるのだ。
20分作業をやったら10分休憩する。そしてまた20分やって10分休憩する。これを繰り返していくと、脳が作業をすることにだんだん慣れてくるので、20分が30分、40分と長くなっていく。それぞれ何分で終わらせるかは、その時の気分次第ではあるけれど、僕の場合、作業に集中していたことで気が付いたら30分経っていたということが結構あった。
ジャスト30分終わったら10分休憩するようにするのだが、この時作業のキリの良さは気にしなくていい。キリが良ければまた新しいところ休憩後に取り掛かればいいし、キリが悪ければキリの良いところで終わらせたくなるので、自然と10分後作業に取り掛かるようになる。
ルールとしては勉強時間は何分でもかまわないが、休憩時間は10分きっちりに設定すること。休憩時間があいまいだと気が付いたら30分、1時間休憩してしまっていて、作業に戻りにくくなったり、その日の作業はそこで終わってしまうこともあるからだ。だから10分という休憩時間は堅守したほうがいい。
振り返ってみれば、この方法論はフルマラソンに似ている。長期戦を考えるなら、ペース配分を設け、なるだけムラなく集中し続けたい。100メートル走のような短期決戦型のやり方は、そのままずっと集中し続けられればいいが、僕の場合はそこまでタフじゃない。100メートルを全力で走る走り方では、フルマラソンを完走することはできない。
10分休憩を定期的に設けるだけで、集中力と体力が枯渇することなく、コンスタントに回復させられ、結果長時間の作業を可能にし、家にいながらもそれなりのアウトプットをすることができるようになる。
さらに僕の場合は17時を回った時点で、もうその日の作業は一切再開しないようにした。日中はしっかり作業したので、その分夜は英気を養いたい。
このやり方を毎日続けられるかと言われれば、正直確証はないけれど、家にいながらも、どうやれば長時間作業できるのだろうという疑問には、1つの答えが出た気がしている。
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