ミモザのある暮らし
ぽかぽか暖かな春のこの頃
いかがお過ごしですか？
はじめましての方も
いつもありがとうの方も
こんにちは
心のときめき、楽しい！を
絵や本にしてお届けしている
まつしたゆうり です
今月から始まる 連載コラム
「季節を描く、季節と暮らす」
第一回目は
みんな大好き！ 黄色い丸いお花の
ミモザさんが ある暮らし
お庭に植えてからそろそろ７年
一緒に暮らすなかで気付いたこと
楽しみ方などなど シェアしていきます＊
早春のアイコン的存在にもなりつつあるミモザ
色の少ない 寒い季節の終わりに咲く
黄色いたくさんの丸い花は
暖かなお日様の光を集めて
束にしてくれたよう！
毎年 春を先取りして届けてくれます
早ければ
２月半ばには開花して
寒い最後の時期を
頼もしく応援してくれます
毎年 花が開くたび
枝をお家に飾ったり リースを作ったり
ご近所さんや お友達にお裾分けしたりと
ミモザ祭（？！）な数週間を過ごしています
そんな私も
この家に引っ越すまでは
他の家の庭でミモザが たわわに咲く姿を見ては
「いいなあ」「うらやましいなあ」
と 眺めている側の一人でした
（きっと同じような方も おられるかと…！）
でで
このお家に引っ越した時
小さいですが お庭があるので
思い切ってお迎えしよう！と 決意して
初めてお迎えした時は
自分の背丈を 少し超えるくらいの
ヒョロヒョロな子で
もちろん 一年目は花を付けなくて
「これ、大きくなるんだろうか…」
「いつになったら 咲くのかしら…」
と ヤキモキしたのも柄の間
地植えしたおかげか
ニ年目にはすくすく育ち 花も付けてくれて！
とてもとても嬉しくって
枝を切ったりできずに
ただただ眺めておりました…
（きっと皆も そうしちゃうはず！！）
そうしたら…
なんと！！！
ですよ 事件は起こるのです（笑）
花が黄褐色に萎れだした
とある春雨の日
この丸い花たちが いっっっせいに
バラバラになって 落ちてきたんです！！（笑）
もーーーーーね、
「褐色の砲弾」とでも名付けたいくらい
大量の丸い粒が 庭と道路中に散乱して
しかも
ぐしゃぐしゃに湿った粒は 取りにくくて
大惨事とはこのことかと！！
きれいなお花は そのままの形で
ずっとそこに咲くわけではなくて
楽しむべき時期
楽しめる時間は
定まっていて
だからこそ
自分ひとりだけで楽しんだり
盛りを過ぎても惜しんで だらだら愛でてしまうのは
勿体ないことなんだなあ〜 と
この一件で 身に沁みて感じたんですよね
なので 次の年からは
「もったいないな」と思わずに
咲ききる前に どんどん
欲しい人に プレゼントしていく！！！
蕾がある状態なら
切ってからも うまくいけば
花を咲かせてくれるから
出来るだけ７〜８分めで 渡したい
自分の家に飾る分は
ほんの少しの量があれば
それでいい
渡したときの
喜ぶ笑顔が何よりで
それは 花開いたミモザのようだなと
この花によってしか 咲かない花だなとも思うから
それを見れる幸せを
与えてもらってるのかもなあ…
とも 思うのです
これって
ただ ミモザをお花屋さんで
切り花で楽しんでいたのでは
体感できなかった経験で
これが
家に 一枝しか咲かなければ
得られない経験で
そう思うと
このミモザというものと
自分の持つ「豊かさ」というのが
すごーーーく リンクして感じられたんですよね
自分に 溢れるほどあるから
人に分け与えられる
分け与えても 自分の満足する分はあるから
いくらでも 分け与えられる
どんなに 分け与えても
また実ってくるものだから 分け与えられる
自分が 他者に貢献できるもの
豊かさの源は
自分の中にある ミモザの花くらい
生命力に溢れて湧き出てきて
人を笑顔に出来るもの
なのかもしれないなと
毎年
この花を贈るたびに
思うのです
な の で！！！
皆さまも ぜひ
自分の中の「ミモザの花」な部分を
探して 見つめて 見つけて
そして 周りのひとたちに
分け与えてみてみて ほしいのです！！
もちろん ミモザのお花を必要としない人も
います
でも 確実に欲している人も
いるわけで
なので
あきらめずに 欲してる人たちを見つけて
届けること
このふたつを続ける限り
きっと あなたの心にも
ミモザの花が 咲き続けるのだと
この花を見るたび 思い出して みてほしいなと
思う春の日の 心を届けて
今月のコラムはこれにて＊
（あ、本物のミモザを植えるのも
もちろんオススメですっ！ が
剪定の労力がかかるのを お忘れなく）
（ものすっっっごく 成長早いので 地植えはお覚悟を（笑））
※こちらの原画は、次の記事更新までの期間限定で
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合言葉「めぐる幸せ」を備考欄にご記入してご購入ください＊
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それでは 来月もまた
素敵な季節の 暮らしのお話を！
※ アカウント管理人からのお詫び ※
この記事は、もともと４月中に公開の予定でしたが、管理人個人をとりまく諸事情により、公開が大幅に遅れてしまいました。申し訳ありません…！
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まつしたゆうり
「心をつなぐ扉を描く」絵本作家、水彩画家、文筆家
共感覚で見える色と、言葉を模様に込め、
心をつなぐ扉となる物語をお届けします。
やわらかく、神秘的で、ちょっと切ない絵。 鳥好き、日々着物暮らし。
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