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【別世界】今日から別荘地シリーズが始まる

自分では所有することのない別荘。仕事とはいえ、そうした別荘地で気分だけでも富裕層を味わう、という話

今日から1週間、神奈川県有数の別荘地である葉山と三浦海岸とで仕事である。

同じ神奈川県とはいえ、弊社の川崎市とは距離も離れており、よって比べ物にならないくらいの別世界が広がる。



現場は建物こそ40年以上の年季の入った高層マンションであるが、海沿いで立地は申し分ない。現場調査に伺った際は、時間が夕方ということもあり、思いがけず夕日が沈む見事なオーシャンビューに、仕事をわすれ、わたしが富裕層にでもなったかのような錯覚で景色に見入ってしまった。

この景色を眺めながら美女とシャンパンでも飲もうものなら「自分は成功者」と勘違いしてしまってもおかしくはないだろう。



ただ、こうして別荘地を訪れると、自分とは身分の違う方々がこんなにも沢山いることに驚かされる。普段セール品ばかり買い漁っているわたしとは違ってお金と時間の感覚にゆとりしかないのだろう。

うらやましいかぎりであるが、ごくごく稀に足を踏み入れる都内の高級百貨店でもそうした富裕層が優雅に買い物をしているが、密集するエリアに行くと、「お金ってあるところにはあるもんだ」感心すらしてしまう。



貧乏暇なしなわたしはといえば、せわしなくセコセコと働きづめであるが、もし仮に富裕層の仲間入りするような余裕が生まれた際、別荘や百貨店での爆買いをするのだろうか?とときどき妄想する。

おそらく出不精であるがゆえ、別荘に出向くこと自体が億劫であろうと思うし、元々貧乏性で物欲があまりないゆえ、よほどの用事がなければ百貨店にも足が向かないだろう。



そうなると有り余る資産はどうするのだろうかとムダな心配をしてしまうが、これは庶民のマインドが抜けない性か、こういうマインドだからいつまで経っても働きづめなのか定かではないが、たまにこうして仕事とはいえ、お金持ちの生活をチラ見するのは嫌いではない。

この先お金の余裕ができそうな気配は今のところないが、時間の余裕は老後に持ちたいもの。生活に困らない程度の蓄えを残すためにもしばらくは働きづめも覚悟しようと、現実とのギャップに引き戻されるわたしであった。

異文化、別世界を味わうことでいつもとは違う視点を手に入れる


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