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【考えてる?】好調なときほどその理由をストックしておく

商売において、好調なときもあれば不調なときもある。不調なときのために好調な理由を好調なときに考えておくススメ、という話

今回は自戒と反省を兼ねて。

ここ半年ほど不調が続いている。この不調とは、わたしが想定していたより成長率が鈍化していることを指しているのだが、現状を鑑みると好調とはやはり言い難い。



約1年前まで、弊社はゆるやかだが右肩上がりの時期が続いた。今までの取り組みの成果が芽を出したという安堵とともに、明らかに調子に乗っていた自負があった。

タガが外れるほどの調子の乗りっぷりではないものの、慢心がなかったか?といえば、言葉に詰まってしまう。



そして今回の反省点は、現状のスランプ期に突入してしまったという醜態もそうだが、なぜ好調なときにその理由を冷静に分析し、ストックして次に活かさなかったのか?という点である。



今のような不調になってから「ヤバい、マズい」と焦ったところで遅いのだ。

好調なときほど「なぜ好調なのか?」を突き止めて、いつでも好調をコントロールできるように再現性を持たせなければ、せっかくやってきたビッグウェーブは一過性のブームで終わってしまう。

この波をブームで終わらせるか、何度も起こさせるかは、理由を突き止めたかどうかにかかっており、わたしのように波を楽しんでいるだけでは、その波が引いたときに焦るのである。



奇しくも今日で商売を引き継いでちょうど10年になる。

引き継いだ当初に比べればマシにはなったかもしれないが、気分的にはまたふりだしに戻されたような感覚でこの節目を手放しで喜べるような状況ではない。



ただ、久しぶりに“なにくそ”というブラックエネルギーが沸々を湧いてきているのも確かで、自分で蒔いたタネではあるが、これを機に一足飛び級の成果を挙げてやろうという気持ちに切り替わっている。

スムーズで美しい羽ばたき方をしないあたりがわたしらしいが、七転八倒の醜い進み方でもいい、気付きが遅くとも反省して今から取り組むしか選択肢はない。



ただ経験として、好調なときほど気を引き締めて次の戦いに備えなければならないというわかりきったことを再インストールできたということで、あとは前に進むのみとする。

勝って兜の緒を締めよ


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