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【内容】売上げ目標達成でも、腑に落ちないのは・・・。

商売上、目標とする売上げを達成するのは胸をなでおろす気分だが、重要なのはその売上げの内容である、という話

今月の売上げの着地点が見えてきた。なんとか目標額に届く予定だが、なんとなく納得できないのは、その内容が理想とは程遠いからである。

わたしが抱いている理想とは、ターゲットとしている属性の顧客からいい塩梅の仕事量をいただき、目標額に到達することである。



ようは、儲けたいように儲ける。ということであり、そのために日々下準備をしているのだ。その成果である「考えたように事が運び、理想通りの儲かり方をする」という筋書きは商売人であれば誰もが夢想するストーリーであり、それは粛々と商売に向き合ったものでしか辿り着けない境地でもある。



見る人によっては、目標額に達しているのだからいいじゃないか!と捉えてしまうが、そこで満足できないなら、それはある種の正解だと思うのだ。

毎月訪問する顧問税理士なんかは顕著であり、毎月の成果を数字で見ては評価をくだす。ひとつのバロメーターとしては間違っていないのだが、その目標額をどうやって達成したか?というところに焦点をあて、自分で納得がいくようになるまで育てていくといいだろう。

そんな容易く正解には辿り着かないし、短期で成果が出るようなことではない。



もしも、その成果までの期間を時間軸で例えるのなら「3年~5年」と答える。これはあくまでも正しい努力を重ねた場合であるし、その成果はひとつの踊り場という到達点である。

その先も求めれば当然道は続いていくし、仮にひとつの到達点に辿り着いたとしても、そこで努力をやめれば後退していくことになる。

よって、成果を求める営みは商売を続けていく以上、一生継続していく必要がある習慣に近い。ただ、その長い道のりの中で、いくつかの到達点を経由していくと思うのだ。



わたしの言う「理想」とは現時点での到達点へ近づくための根拠であり、そこに納得のいく理由を求めるのは必然だし、運や偶然などで表面上達成した成果では意味がないのが「理想」である。

今まで何度も幸運な出来事により、目標額を達成したことがあるが、その幸運は一旦置いといて、再現性のある「こうしたから売れた」という証明が欲しいのだ。

100点満点とは言わないまでも、せめて60点くらいの感覚で自分を納得させてあげてみたいと思う今日この頃である。

表面上の成果ではなく、その成果の内容を注視すべきである


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