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【お疲れ様】本年度の終わりに上を向く

年度末に1年の成果を振り返る。課題や目標があることは肯定的に捉え、反省点は来年度の駆動力とする、という話

今日は今期最後の税理士の訪問日。

これで今期1年の成果がおおよそ判明するのだが、前年による数年ぶりの赤字というイタイ結果からすれば少々マシになったという感覚である。



今年の始めはそういった経緯もふまえて「今年は忙しくする」と決意表明したこともあり、徐々にだが売上げも回復している兆候が見られる。

とはいえ、未だ達成できていない目標年商にはまだまだ遠い。どうしたら達成できるかを実践しながら検証していく1年となりそうだ。



10年前と比べれば、何はともあれ倒産の危機にさらされることなく、むしろ高い目標を掲げていられるだけマシなのだろうが、ここ数年の努力が報われる日がもうそろそろ来てもいい頃ではないか?なんてことを思わなくもない。



だが、結果として達成できていないのだから、足りない部分があるのだ。それが今後の課題となり、駆動力となるのなら前進するには十分な燃料ととらえられる。

この課題というヤツも、頭で認識しているだけでは解決できない。何がダメなのか?ということを深掘りし、紙などに書き起こし可視化する。



その可視化された項目を今度は行動に落とし込むためのリストを作成するなど、いわゆるPDCAを回さなければ一向に現状は変わらないのだ。

「売上げが足りない」「利益率が低い」「人手が足りない」「お金がない」などなど会社によって課題は様々だと思うが、書き出した要因の中でとりあえずひとつ、これだけは解消したいと思うものに集中する。



小さな会社の場合、問題は山積なのはどこも同じで、そのすべてを解消しようにも時間も資源も足りない。だからこそ「とりあえず○○が解消されれば少しはラクになるのに・・・」という要因を抜き取り、1年かけて取り組んでみるのだ。



「こんな問題がたくさんあるのにたった1つ?」と思うかもしれないが、1つの要因に集中して取り組み、その成果が出始めると、それに紐づいて他の小さな問題も解消されることは往々にしてあるのだ。

しかも1つ問題を解消するプロセスを経て成果を出すことができると、その成功体験が次々と他の問題にも応用できることに気がつく。



だからこそ焦らず1つのことを解消することに注力し、解消できた、という自信を手に入れることが先決だと思う。

わたしは過去の小さな成功体験を応用してここ数年実践している。芽が出ている物もあるし、根腐れしてしまった物もある。

来期はどこに集中するか、ある程度は決まっているが、より明確にするためにも今一度可視化しようと考えている。

過去の結果は反省しても引きずらない。その結果をより飛躍するための材料とする


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