見出し画像

【集客!】認知活動、とにもかくにも知ってもらわにゃはじまらん

商売において、サービスや製品の質を高めることも重要だが、同じくらいしってもらう活動も重要、という話

以前のnoteでも公言していたが、この先の時期である1月~3月が弊社にとって恒例になりつつある、売上げ下落ポイントになる。

今年こそはその下落を少しでも食い止めようと、今から施策を打つため取り組んでいる。幸か不幸か、お盆明けから市場の動きがパタッと止んでしまい、時間ができてしまったのだ。

意図しない空き時間だ、休んでいても仕方がない、ということで数年ぶりに本格的に集客について更新している。

思えば8年前、売上げもどん底の中、あるとあらゆる集客を試し、なけなしの資金を広告に投じては溶かしていた。業界新聞や地元フリーペーパー、折り込みチラシやFAXDM、市バスや郵便局と多岐にわたり広告を出していたが、その当時は思い付きの部分が大きく、広告を出すことを目的としてしまっていた。

顧客層はそのままに、とりあえず知ってもらえればお客さんは戻ってくると信じていたし、それにともない売上げも回復すると考えていた。

毎月の広告費は当時の私の少ない役員報酬を超えており、それでもそのうちその投資がリターンを生むと本気で考えていた。そして、実際にお客様は増えたのだ。それも爆発的に。

しかしながら、間違っていたのはその手法。反響を得たいがために割引きや無料サービスを前面に打ち出した広告ばかりを出したのだ。そして、その問い合わせをきっかけに、利益の取れるサービスへ持ち込む予定だったのだが、その辺りの設計が甘かった。

明確な顧客層を設定してなかったということもあり、いわゆるバーゲンハンターとよばれる安いものに飛びつくだけのお客が群がったのである。

そういった顧客層はいかに安く買うか、または安くサービスをうけるか、ということが購買の軸になっているため、薄利多売をベースに事業展開できるようなビジネスモデルでなければ商売が成立しない。ましてや弊社のような弱小零細企業では扱いきれないのだ。

その一件で懲りた私は、一旦考えをあらためて自社が狙いたい顧客層を定め、その顧客層に対して認知活動を展開するということでなんとか事業を持ち直すことに成功した。

そこから数年、順調に売上げを伸ばしているが、それでもまだまだ納得のいく状態とは程遠いこともあり、時間の空いたときには、こうしてあらゆる分野の更新をかけているということだ。

今回の集客にかんしてはじつに2年ぶりの本格的な更新。コロナ以前、以後ということもあり、対象顧客の心理や心境もかなり変わっていると推測する。

もとはといえば例年の1月から3月の落ち込みを解消する目的ではあるが、今一度全体の売上げを底上げするような集客の設計を目指してみようと思う。

この辺が完全にコントロールできれば商売も楽なのだが、変化変容に柔軟に対応できる姿勢でその都度更新をかける姿勢があれば、ブレを補正する程度で済むだろう。

まあ、この辺のことを考えるのが楽しいから商売をやっていると言っても過言ではない。それでは、しばし至福の時間としけこもう。

認知活動において「誰に伝えたいか」は明確にしておこう



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?