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【来年こそは】忙しさを常態化するには?

経営するにあたり、1年間の忙しさをある程度コントロールしたいもの。そのさじ加減は実現できるものだろうか?という話

昨日の夕方は定例のホームページ運用会議。

ここ数ヵ月はもっぱら広告についての効果測定とともに、より精度が高まるようにキーワードの精査などがテーマとなる。ありがたいことに広告を出してからというもの、一気に忙しさが押し寄せ、もうちょっとセーブしたいなんて都合のいいことを考えてしまっている。

とはいえ、またいつやってくるやもしれぬ閑散期に備えて、広告やホームページの運用スキルを磨くことや、自社の受け入れ態勢、その他フォローの方法などを構築していかなければならない。

こんな試行錯誤をもう数年繰り返しているのだが、時代の変化とともに改善しているということである。

一見してWeb集客は「バズり」などの一攫千金てきな大当たりを期待しがちであるが、SNSからの流入による波及効果なども、その前段階のもくもくとコンテンツを作っちゃあアップする、という地道な作業を強いられることになる。

SNSの活用に関しては業種や業態によって相性もあるかとは思うが、いずれにしても華やかに見える一方で地味な取り組みがどれだけできるかがキモになることがほとんどだと思う。

新しいことを導入し、取り組む時期と、その取り組みを粛々とやり込む時期があり、その両方を一定の期間継続してはじめて成果があらわれるかどうか。

途中で心が折れてしまう人が多いのは、自身が見積もった期間より成果があらわれる時期がずいぶんと先だった為ということがほとんどだ。そしてその成果もやり込む時期の総量によっても左右されるため、自身で頑張ったと思われる量は、もしかするとだいぶ足りないこともあると自覚しよう。

もうひとつキツイのは、そうやって努力の末獲得した成功方法も、永遠には続かないということ。

やっとつかんだ集客の波も、それを維持するゲームはそれまでの方法とは異なるため、私のように余裕をかましているとすぐにどこかへ消えてしまうのだ。

その法則を理解したのなら、もうこれは商売を続けていくかぎりずっと続くこと、という覚悟を持った方がいい。であるのなら、それはどう頑張るか、ではなくどうやって習慣化していくか、という問いのもと続けていくしかないのである。

私も数年前に観念してからはこうやって定期的な戦略会議を開いては集客のアップデートを計っている。それでも気の緩みが出た秋頃のように波の引いていくのを感じてしまうときがある。

今は目下、巡航速度の維持をテーマに、損益分岐点を割らない売上げをキープしつつそこを自在にコントロールできる領域を目指す次第。ある程度極めればもう少し気持ちも楽になるだろうが、それには取り組みや経験もまだまだ足りないと感じた昨日会議であった。

売上げを自分の売り上げたいようにつくる、というのがひとつの理想


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