見出し画像

【今こそ】新しい環境は今までの習慣を更新する大チャンス!

職場や住まい、自身が身を置く環境が変わると自然と習慣を組み直す必要が出てくる。そのタイミングで最適解に更新してしまう、という話

新居に移って3日目である。連休ということもあり、今日と明日は荷解きが主な予定となるだろう。

荷造りも大変だったが、それと同じくらい荷解きも時間がかかるとみえて、このペースだと落ち着くのはおそらく来月下旬頃ではないかと予想している。

私は日中仕事だったため、荷造りの大半は妻に任せてしまったが、日に日に疲れが表情にあらわれ、最終日には能面のような顔をして粛々と作業にあたっていた。

そして間髪入れず、荷解きである。

しかしながら、荷解きは自分のペースで行うことができる分、いくらか気が楽だと思う。生活に必要最低限のモノさえ段ボールから出してしまえばあとはこれからの生活を考えながらマイペースに行うことができるのだ。

その際に、今までの生活習慣はベースとなるが、間取りなどが変わると動線も変わるため、自ずと習慣を更新する必要性が出てくるのだ。

どの動きだと無駄がないか、そしてどのような配置であれば最適か、など荷物をひとつひとつ段ボールから取り出しては新しい生活に合うように配置していく作業は生活のPDCAのようで興味深い。

これからしばらくは最適解を求めて納まりのいい生活習慣ができあがるまで試行錯誤するのだろう。

その中で常に考えて生活するようになるため、一歩ずつ生活の質が上がることになるのがありがたい。このような新しい環境では、ルールや常識が固まっていない状況が、自身の柔軟性を試し、試行錯誤の余白を与えられることによって、環境のバージョンアップを図ることができると思うのだ。

仕事においても新しい取り組みや職場などでは自身の立ち位置や役割りなど、何をするかが決まっていない状況というのは、いわば人生の小さなリセットであるし、ゼロからやり直しがきく絶好のチャンスだとは思わないだろうか。

環境が変わるタイミングでガラッとキャラクターを変えてしまうことを○○デビューと揶揄するが、ゲームでいうところのステージが変わるのだ、今までの良くなかった部分を一新する大チャンスでもある。

人生に幾度もリセットできるポイントがあるわけではないが、環境や状況が変わったときに自分で静かにリセットボタンを押すことで、気持ちを改めてその後の最適値を見つけるリスタートはできると思うのだ。

そんな事を考えながら新しく与えられた小さな書斎に本を並べていたのだが、この並べ方ひとつとっても、これからの学びに影響してくるのかもしれないと思うと、陳列作業にも気が入る。

それよりも、この読まれていない数十冊の本たちをもう少し効率よく読むことができるような生活習慣の見直しの方が優先かもしれない。今はリスタートのチャンス、新しい生活が固まる前に工夫をこらしてみたい。

生活習慣もPDCAをも回すことで、より良い人生に近づけることができる



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?