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【改善】色々一緒に進めちゃえ、完璧を求めないからできるんです

仕事において、同時多発的にあらゆるタスクに着手すると、どれも中途半端で進まないというイメージ。でもそれでいいんです、という話

最近はやることは相変わらず山積だが、なんとなく全体的に進んでいる。

これはとある時期から意識するようになった、何事も完璧を求めず進めることを重視する、という考え方からきている。



たしかにひとつのタスクを完璧に仕上げるのは気分がいい。精度も高いだろうし、そのタスクをお渡しする人にも迷惑がかからない。

だが人にもよるだろうが時間がかかりすぎる、という点はデメリットではないだろうか?



「丁寧にやっているんだから仕方がない」という声が聞こえてきそうだが、タスクは丁寧にじっくりと時間をかけるパートとそうでないパートとがある。

プロジェクトの全体でいえばそうでないパート、つまり丁寧さよりスピードを重視するパートの方が大半を占める。



なぜならプロジェクトには多くの人が関わっている、ひとりのタスクだけが時間をかけてしまうと足並みがそろわないからだ。

丁寧さを求められる場合は、事前に時間の猶予とともに指示があるだろう。であるからして、その他のタスクは精度や完璧さよりも全体的にとにかく前進させることが目的となる。



なぜ不完全でも前進させるのか?

それはプロジェクトには進めてみないと見えない要素が多く、それを事前に予想はするのだが、シミュレーションを過度にしながら予防線を張りまくるより、進めてみて見つけたバグをその都度修正していく方がスピードが落ちない。

プロジェクトのスピードとはモチベーションなどの熱意と同義で、このスピードを落としてしまうことは全体の士気を落とすことになるので意識したいところ。



基本的に人間の集中力や興味は長く続かない。だからこそ立ち上げたプロジェクトはある程度のかたちになるまでは一気に進めてしまうのが吉ということだ。

プロジェクトなんて大げさなものでなくとも、例えば「お客さんに2回以上買ってもらうには?」なんてテーマで社内で答えを出すにしても、あらゆるアイデアから何らかの施策まではポンコツでも構わない。



そこへの評価や批判よりも、とりあえず施策まで行きつき、そこから実際に試しながら軌道修正していく方が実りがある。

忙しいのは障害にならない。やりたいことは一気にやっていい、ただ条件として完璧を求めずに進めるということは忘れないでほしい。

できる会社ほどスピードを重視する。精度は走りながら高めていけ


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