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VIVIGarden vol.7 学芸の森劇場PJ① 雑談会って何してる?

VIVIGardenとは東京学芸大学の学生とVIVISTOP GAKUGEI準備室が「とりあえず、やってみる」お試しプロジェクトです。
今回は2021年春頃より動き出した、「学芸の森劇場プロジェクト」についてご紹介します。

VIVIGardenの詳細は以下をご覧ください。

学芸の森劇場とは?

学芸の森劇場プロジェクトとは

①学芸大学の先生へのインタビュー
②人形劇制作
③映像制作

の3つのフェーズからなるプロジェクトです。

 このプロジェクトは、学芸大生に対して異分野への興味の拡張自己表現の試行錯誤を目的に始まりました。
 先生の研究内容や研究者としてのキャリアではなく、先生自身を物語の主人公として捉え、人生の中で大きなきっかけとなった「人との出会い」を聞き出すところがこのプロジェクトで大切にしているポイントです。
これまでの他者とのどんな出会いやきっかけがどのように影響し、その先生の今を構成しているのか、を引き出していきます。

以下の平野啓一郎さんの著書もこのプロジェクトで参考にしている考え方です。


 調べても分からない、ネットでは見つからない「先生」という1人の人間の物語を人形劇として発信し、学芸大の先生方の人間としての魅力を1人でも多くの学生に届けることで、「先生」という高尚に見える存在をより身近なものとして、自分自身と紐付けるきっかけになって欲しいと思いました。

 また、たくさん流れるインタビュー記事のように埋もれてしまうことがないように、また多くの学生の目に留まるように、と思いついたのが「人形劇」という手法でした。
 私、長岡が某国営放送のとある番組のファンだったこともあり、作れるかどうかよりも作ってみたい!という興味が先行し、まずはこの想いに共鳴して仲間になってくれそうな学生さんとの出会いを求めて始めたのが、「雑談会」です。


なんで雑談会?


 雑談って、ちょっと前の生活であれば、しようと思ってするものではなかったと思います。
 ある程度の関係性がある人達が、たまたま居合わせた状況の中で、特に目的もなく、なんとなく脈絡もない話をする。ちょっと前の世界では、これを「雑談」と呼んでいたと思います。

 ですが今は、「人と会う」ことが極端に制限された世界線の真っ只中です。目的もなく、居合わせた人とおしゃべりする、という時間はあっという間に失われていきました。

(世界は変わってしまったけれど、何かできることは絶対にあるはずだ。偶然の出会いが難しいなら、偶然を自分で作ればいいではないか!!じゃあ、雑談をすること自体を目的にした「会」を開いてしまえ。)


 そんな考えからVIVIGardenではプロジェクトを知ってもらう機会を説明会ではなく、雑談会と呼び、学生さんとの出会いを探し始めました。


 これはあくまでも私の個人的な感覚ですが、説明会って一方的に情報の雨を浴びせされるようで、ちょっと苦手でした。
そこで、少なくとも私の仲間になる(かもしれない)人には、一方的に情報や個人的な思いを投げつけるのではなく、フラットにお互いが気持ち良く話して、少しでもお互いを知る時間にしたい。というか、そんな時間を過ごせるようにするために、何ができるかを色々と考えていました。
 もちろん、必要最低限の説明もするけれど、まずは雑談会の参加者がこのプロジェクトのどんな点に興味を持ち、何を感じて「会」に参加してくれたのか。一歩踏み出して行動に移してくれた理由を私は知りたいから、説明するよりも話をする時間として使いたい。
 そんなことをぼーっと考えながら、出会いの玄関として「雑談会」はスタートしたのでした。

雑談会って、なにするの?

 学芸の森劇場の雑談会、今は週一でお昼休み(12:10-12:40)に開催しています。プロジェクト概要は資料をリンクで共有し、参加してくれた人が時間のある時に読んでもらう方式です。こちらからは、プロジェクトの大枠のみをお伝えして、後日気になることがあれば、質問を受ける形にしています。
 全体の時間配分としては、最初の5-10分は必要最低限の説明をして、残りの時間はLet's雑談です。
 基本、私長岡のざっくばらんな質問に答えてもらう形で進めていきます。面接や面談でもありませんので、参加者の人が自分から話すネタを用意しなくても大丈夫です。お茶を飲みながら気軽におしゃべりする感じです。
 なので、真面目に考えると・・・正確には雑談会というより、参加者が質問を受ける会なのかもしれませんね。ぴったりくる言葉が見つからなかったので、とりあえず今は「雑談会」としています。

雑談会参加=プロジェクトメンバー?

 雑談会に参加しちゃうと、自動的にプロジェクトメンバー決定!ということではありませんので、ご心配なく。当然ですが、「なんか思っていたのと違うかも・・・」という場合も想定して、参加者の皆さんにはちゃんと断る選択肢もあります。
 現在、プロジェクトの活動日は週末に設定していますが、やってみたいと思ってくれた方の予定に合わせて、プロジェクトの関わり方はメンバー毎にオーターメイド方式で一緒に考えていきたいと思っていますので、まずはお話ししましょう!
 参加するのか、しないのか。よし、参加してみよう!という場合、どういった形式で参加するのか、などなど…選択肢は全て参加者のあなたにありますので、まずはやりたい!興味がある!という気持ちを大切にして、気軽に雑談会へ参加してもらえれば嬉しいです。

 インタビューだけ参加したい!授業の空き時間でちょっとずつ制作に関わりたい!などなど、関わるプロジェクトのフェーズもご自身の希望で決めてください。
 もちろん、雑談会の後やプロジェクトに参加した後に興味のあるフェーズが変わっても構いません。むしろ、やってみたら、以前とは違う興味が湧いてくるというのが人間の自然な好奇心そのものだと思いますので、どんどん、ガンガン変わっていっちゃってください。

雑談会後はどんな感じ?


 雑談会後、参加してくれた人には、まずVIVISTOP GAKUGEI準備室のLINEのオープンチャットへの招待リンクを送ります。
 このオープンチャットでは、プロジェクトの活動日の連絡や学芸の森劇場以外のお試しプロジェクトのレポート、などVIVISTOP GAKUGEI準備室から学生向けの全体連絡スレッドとして運用しています。
 とりあえず、情報を見るだけから始めたいなーなどライトな感じで関わりたい方はまずこちらへ参加してみてください!
 また、プロジェクト活動のより具体的な様子を知りたい、実際に活動に関わってみたい!という方には、slackの招待リンクを送りますので、自分の都合に合わせて活動を一緒に始めましょう!

最後に

 プロジェクト活動は有償でもありませんし、決められたルールがあるわけでもありません。
 だからこそ、自分は「何に興味があり、何をしたいのか、そのためにはどう関わるか」を考え、行動に移し、今まで関わったことのない人と関わることで、今まで気がつかなかった自分の好奇心や興味に出会えるはずです。
 自分たちで一から考え、試し、つくっていく、というプロジェクト活動のお試し体験を一緒にはじめてみませんか?ご参加お待ちしてます〜

(ながおか)

7月の雑談会お申し込みはこちらから👇


最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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