書きためておいたものを時差投稿しています。 展覧会の撤収作業が無事に終わったところです。 今日は作品の借用と、輸送についての続きです。 作品と保険 前回までにご…
書きためておいたものを時差投稿しています。 今日は朝からトラックに揺られております。 作品の輸送中です。今日は作品の借用と、輸送についてです。 作品の借用 テー…
※下書きしていたものを時差投稿しています。 さっそくですが、展覧会を開くというのは学芸員にとって最大の見せ場(それ以外で人目に触れることはあまりないですね)でし…
はじめまして。 関西の博物館で、学芸員として勤務しています。 この世界に入って10年、普通なら中堅ですが、 30代はまだまだ「若手」(甘ちゃん)と呼ばれます。 学芸員…
若手学芸員の日常
2024年5月23日 10:10
書きためておいたものを時差投稿しています。展覧会の撤収作業が無事に終わったところです。今日は作品の借用と、輸送についての続きです。作品と保険前回までにご挨拶、借用時の打ち合わせ、作品点検、そして書類のやり取りまでをご紹介しました。今日はやっと作品のお預かりに向かいましょう。大きな展覧会の場合は最初のお電話から今日の借用までで、1〜3年くらいかかっています。作品のお預かりに伺うこ
2024年3月7日 18:56
書きためておいたものを時差投稿しています。今日は朝からトラックに揺られております。作品の輸送中です。今日は作品の借用と、輸送についてです。作品の借用テーマに沿う「よい」作品を、できるだけたくさん見てほしいと思うのは、どの学芸員も同じでしょう。ここで言う「よい」にはいくつかの意味があります。たとえば、保存状態がよい。市場価値が高い。見た目に華やかである。などなど。上記の「よい」作品
2024年1月24日 11:42
※下書きしていたものを時差投稿しています。さっそくですが、展覧会を開くというのは学芸員にとって最大の見せ場(それ以外で人目に触れることはあまりないですね)でしょうか。大きな展覧会だと数年かかって準備します。おそらくどの館も、開幕までの作業は共通しています。ただし展覧会の規模、スタイルによって実際の「大変さ」は全く異なります。今回は序として、展覧会の規模、スタイルについて触れておきます。
2024年1月15日 22:34
はじめまして。関西の博物館で、学芸員として勤務しています。この世界に入って10年、普通なら中堅ですが、30代はまだまだ「若手」(甘ちゃん)と呼ばれます。学芸員になることが夢でした。博物館実習や、学会、研究会などに行くと、学生さんから「どうやったら学芸員になれますか?」と尋ねられることがあります。その答えのいくつかをお話することがひとつ。そして、「実際どんなもんでっか」という、学生