自己紹介

はじめまして。
関西の博物館で、学芸員として勤務しています。
この世界に入って10年、普通なら中堅ですが、
30代はまだまだ「若手」(甘ちゃん)と呼ばれます。

学芸員になることが夢でした。
博物館実習や、学会、研究会などに行くと、
学生さんから「どうやったら学芸員になれますか?」と尋ねられることがあります。
その答えのいくつかをお話することがひとつ。
そして、「実際どんなもんでっか」という、学生さんのご両親や、お客様からのお尋ねにお答えするのが二つめ。

学芸員と一口に言っても、ほんまにいろーんなパターンがあります。
動物園や水族館、植物園などで働いてる方もそうですし、
博物館の中でも
自然史系(恐竜🦕とか化石とか宇宙とか…)
歴史系(古文書とか絵画とか考古遺物とか…)の
2つに大きく分かれ、さらに
美術館やギャラリー
寺社仏閣、大学、
一般企業さんでも学芸員資格を持った方が活躍しておられます。

このあたりのことも追々詳しく書きますが、私の専門は日本美術です。明治より古いほうの時代が得意ですが、近現代の展示もあたります。
絵画も工芸も書もやってますが、専門は絵画です。

分野、館の方針、人数、規模、地域性、諸々の要素によって学芸員というのは個々がぜんぜん違う働き方をしています。
ブラックと言われる面もあれば、ええなあと言われることもあります。
このnoteでは特に中規模の博物館・美術館施設についてお話します。

仕事のかたわら備忘としてやっていこうと思っていますので、よろしくお願いします。

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