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がくさんです。

地方公務員6年・国家公務員2年(出向)・民間企業(IT企業)2年を経て、個人事業主として独立。その後、現在はクラウドファンディング企業のキュレーターとして働きながら、認知科学のプロコーチとして活動している33歳一児のパパです。

今日はフライヤーアプリにてこちらの書籍にさらりとふれました。

※特に要約などはしません。気づいたこと思ったこと、なるほどと思ったこと、調べたことなどつらつら書きたいと思います。

物事に良い悪いはなく、どのシチュエーションにおいてその「らしさ」が輝くかどうかであるということを前提として。

日本人らしさ=真面目、丁寧、礼儀正しい、共感(他人の感情への配慮)、周りに合わせるなど。

それらは最大限発揮される場面もあればそうでない場面もあるよねと。

それが組織においては生産性の低さにも連動しているとの主張。わかりみが深い。

気を使いすぎて上司への
相談の機会を逸してしまう。

周りを気にして発言しない、できない。

人間関係を大事にしすぎて仕事の
本質的な部分が中々動かない。

あー昔はそんなことも多かったな~と思い、過去を振り返る。本当にパフォーマンスが出ない時の生産性はめちゃくちゃ低かった。

最終的に仕事で成果(パフォーマンス)を出すための「真面目さ」とはなんぞや。と「真面目さ」との向き合い方を見直す必要があるよと。

元公務員、「真面目」を自覚している
からこそ耳が痛い言葉。

知らなかった知識として
「なるほど体験」したのは、

スポーツ心理学の「逆U字」仮説というもの。

縦軸にパフォーマンス、横軸に緊張や不安の強さ(真面目度と著書ではラベリングしている)

ほどよい緊張や不安感はパフォーマンスを発揮することに貢献するが、過度に行き過ぎると逆にパフォーマンスは下がってしまうというもの。

曲線にしたときに逆U字を
取っているから「逆U字」仮説。

そういう理論もあるんだなと、学び。というか世の中にはありとあらゆる確度から理論や概念が言語化され、共有されているということに改めて気づく。

そしてその知識に瞬時に触れることが
できる社会に生きている自分は超ラッキー。

もう一つの学びというか、
そうなのねポイント。
著書がある実験をしたとのこと。

自分が作成した提案書資料を上司や周りの同僚などに見てもらう時に、かける一言で相手の反応が変わるというもの。

A「実はまだ完璧ではないんですけれども、、見ていただけますか?」

B「結構うまくまとめられたんで、見ていただけますか?」

結果、Aはネガティブなコメントが、Bはポジティブなコメントが返ってきたという。先入観(プライマリー効果)によるもの。

プライミング効果とは、先行する刺激(プライマー)の処理が後の刺激(ターゲット)の処理を促進または抑制する効果のことを指す。プライミング効果は潜在的(無意識的)な処理によって行われるのが特徴であり、知覚レベル(知覚的プライミング効果)や意味レベル(意味的プライミング効果)で起こる。

脳科学辞典より

プライミング効果、うっすら言葉だけ聞いたことがあったが、今日完全に頭の中に入りました。そうだよね。と思うところ多数。

本当に人間は情報に左右されている
生き物だなとつくづく思う。

逆に言えばその情報をうまく活用できる
ようになればいいとも言える。

ちなみに先入観なくフラットに物事が見れる人というのが稀にいるのだが、素直にすごいなって思う。

意識してフラットにみることはできるけれども、それを無意識でできてしまう人。予め投入された先行情報に左右されずに、ゼロベースで物事を捉える。いやあすごい。

とりとめもないまとめですが、自分の思考の吐き出しとして、思ったことを整理。ただ読むだけではなくその後に思考する時間が大切だなと思う。

書籍の隅から隅までインプットするのは現実的な作業ではないため、書かれている何が自分にとって印象づいたか、学びになったのか、引き続き思考訓練を重ねていきたい。

僕はこうやって学びを得ている、深めている時間が最高に幸せと感じられる生物です。

さあ今週も折り返し。
引き続き最高の時間にしていきましょう!

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